第140話【チーマー】
前回のあらすじ
事務所で大暴れ
サングラスと夢宮は深夜のファミレスに向かった。
サングラスはコーヒーを夢宮はカレーライスを注文した。
「最近、 チーマーが現れてね」
「・・・チーマー?」
「そう、 チーマーだ」
「・・・チーマーって何ですか?」
「不良みたいな連中だよ・・・」
「不良って・・・貴方達の方がヤバいと思いますが」
「まぁな・・・」
コーヒーを飲むサングラス。
「だが俺達にも筋ってモンがあんだよ」
「はぁ・・・チーマーとやらにはそれが無いと?」
「あぁ、 全く無いな」
「筋の有り無しでヤバさって変わるんですか?」
「変わるぞ、 連中、 躊躇無しで殺しに来るからな」
「殺人事件の報せとかって聞いてないですが・・・」
「あぁ・・・連中は死体を処分できる方法が有るらしい
一説によると怪人に処理させているとか」
「・・・・・」
ピクリ、 とする夢宮。
「そいつ等の居場所は?」
「興味が湧いて来たか」
「まぁね、 退屈凌ぎにはなりそうだ」
「おぉ・・・心強いな、 連中は港の倉庫をヤサにしているらしい」
「怪人云々って言うのは?」
「あぁ、 なんだか連中が居た場所に不自然に濡れている所があったそうだ
まるで涎みたいな感じで」
「なるほど・・・人を喰ったとかそういう感じなのかな?」
カレーライスを一気に食べる夢宮。
「何れにせよ、 面白そうな話だ、 言ってみる事にするよ」
「そうか、 助かるよ」
「良いって・・・あ、 それから一応言っておくけども」
ずいっと前に出る夢宮。
「もしもこれが嘘とかで僕を都合よく動かしているのならば
事務所に帰って君達再起不能にしてやるから覚悟する様に」
「こっちはチーマー連中がヤバいから排除して貰いたいだけだ
それ以上にアンタに求める事は無い」
「・・・・・分かった」
レシートを伝票淹れから取り出して会計に向かう夢宮。
「おいおい、 支払い位はしてやるぞ」
「良い、 ヤーさんに世話になるつもりは無いからね」
そう言って夢宮はカレーライスの代金を支払ってファミレスから出て行った。
「・・・・・」
サングラスは携帯電話を取り出した。
「おう、 俺だ、 約束通りにそっちに一人向かわせたぞ
喧嘩が強い奴だから気を付けてな、 ウチの組員は返して貰うぞ・・・
あぁ、 あぁ・・・分かった・・・じゃあな・・・」
サングラスは携帯電話を切った。
次回【倉庫街】




