第117話【掴まれた足】
前回のあらすじ
中目黒は強い
まるで蜘蛛の糸を登る罪人達の様に
ヘリコプターから垂らされる縄梯子を上るC2号部隊の隊員達。
戝部は銃を撃ちながら殿を務めていた。
「戝部さん!! これで生き残りは全員です!!」
左近寺が叫ぶ。
「良し!! では我々も登りましょう!!」
左近寺と戝部が縄梯子を上る。
しかし・・・
『GYUUUUUUUUUUUUUUU!!!』
怪人達も縄梯子を上って来る。
「我々で最後ならば・・・」
戝部は縄梯子を撃って途中で切った。
『GUGIIIIIIIIIIIIII!!!!!!!!』
怪人達が落下していくしかし・・・
『GAXTU!!』
「ぐわっ!!」
怪人に足を掴まれる戝部、 怪人の手の爪が足の肉に食い込み血が溢れる。
「こぉんのぉおおおおおおおおお!! 離せええええええええええ!!!」
銃を乱射する戝部、 銃の狙いは逸れ大して当たらない内に弾切れになってしまった。
「戝部さああああああああん!!」
「くっそ・・・ならば!!」
最早一刻の猶予も無かった、 戝部は腰からナイフを抜いて自分の足を切り落とした。
『GUGA!?』
「足一本くれてやらあああああああああ!!」
足は切り離されて怪人毎落下する、 そして大急ぎで戝部はヘリに上った。
「戝部さん!! 大丈夫ですか!?」
「死ななきゃ安い!! だが死にそうだ・・・止血を頼む・・・」
血はヘリを満たし始めていた。
「病院に飛ばしてくれ!!」
「分かりました!!」
ヘリは病院に向かった。
その後、 自衛隊による攻撃が行われたが
被害を押しとどめるのが精一杯で空爆による掃討が行われた。
その後、C2号部隊が怪人の群れに襲われた事はニュースになった。
C2号部隊隊員全1500名中生き残ったのは505人。
重傷者23人、 軽傷者480人。
C2号部隊と言う対怪人部隊が怪人に完膚なきまで敗北
自衛隊による国内での空爆と言うニュースは
世間の非難を受けたが、 今までに国内で発生した事の無い怪人のスタンピート並の数と
ダンプカーや対物狙撃銃でも破壊出来ない盾を所持していた事から
怪人達も組織的に動いていると断定。
C2号部隊責任者の獅子堂は一層の軍備拡張を宣言。
反論も根強いが怪人達の恐怖に世論は沈黙し、 結果的にC2号部隊は再編制の末
大幅に強化される事になったのだった。
次回【参拝】




