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1話 ~平凡な日常~

どうも、不知火です。

友人がこれをやり始めたので私も!と思ってやりました。

小説を書くなんて初めての挑戦なのでいろいろ酷いと思いますがよろしくお願いします。

(´・ω・`)

俺の名前は桜内夕祈さくらいゆうき一言で説明するならDTこれで終わりだ、とゆうのは冗談で簡単に言うとこの町、桜楼町に住んでいて同じ町の桜坂学園に通っている、至極普通な高校生1年生だ。

はれて念願の高校生になれたのはいいのだが一つ問題というか悩みがある…

「普通だ…」

「おい、いきなりどうしたんだよ?夕祈」

あぁ、忘れていた こいつは幼稚園以来の幼馴染み

神城敦也かみしろあつや今日も今日とて俺と一緒に放課後を机に突っ伏して過ごしている親友だ。

「いやな?俺達も学園に入ってもう半年で今は11月だ、それなのに今まで浮いた話一つもない…超普通じゃん!?」

「あー…まぁ確かに…」

「だろ?高校生になれば恋人でもできるとおもってたんだがなぁ…」

「いやいや…そんなほいほい付き合えたら世の中リア充だらけだぞ…第一そんなことなら何故俺達は”年齢イコール彼女なし”なんだよ…ふざけんなよ!? 」

「デスヨネー」

と、こんな感じで部活にも入らずだらだら過ごしていると、時というものは存外に早く過ぎ去るもので…あっという間にこのザマである。今の時刻は5時、この学校から俺達の家までは5分足らずだ、というのも俺と淳也の家は隣同士でよくお互いの家に泊まるほどだ。

「んじゃそろそろ帰るか、敦也はどうする?一緒に帰るか?またゲームでも一緒にやって時間潰して寝落ちでもするか?」

「そうだな、なんだかんだそれが安定だな、よし今日はどっちの家でやる?」

みたいなことを話しながら鞄を持って帰ろうとする…が、なにか忘れている様な?と思い教室をキョロキョロと見回す、あ、そうだこいつ起こすの忘れてんじゃん。

「おい、芳乃帰るぞ、そろそろ起きろもう5時だぞ?」

と言いながら肩を揺する、うむ今日もたわわに胸が揺れるなぁ…眼福眼福…

「うみゅー…はっ!おはよう夕祈ぃ!」

バッと飛び起きた…のはいいんだが…その後だ、あまりに勢いをつけて起きたもんだからそのまま後ろに仰け反り、そこに居た敦也の鳩尾にクリティカルヒット!ってなことになってしまってだな…それをくらった敦也は

「げぼぅ!?ゴホッゴホッうげぇ!」と悶絶して教室の床をゴロゴロと転がっている。当の本人はというと…

「なんで敦也は床を転がっているの?」と、原因が自分だと分かってないらしい、まぁ敦也はほっておこう。

「おう、やっと起きたか、おはよう芳乃」

「おはよう!今何時?」

「さっきも言ったが今は5時だ」

「ほんとに?帰ろうか」

「っていう話を敦也としていたんだがな…」

この有様である、こいつは後から復活するだろう…俺の適当な予想だが、当たるんじゃないかな。そろそろ本当に帰るか。

「おい、敦也いつまで床転がってんだ、帰るぞ」

「あ?もう転がるの止めていいの?」

ケロッとした顔で言う、こいつの復帰力おかしいだろ…

まぁそんなことだと思ったが、そんな出来事を経て靴を履き替えるために下足室へ向かう、その途中部活をやっている連中が見える、あれは陸上だろうか?

「部活…ねぇ…」

「なぁ敦也、なんでお前は部活入らなかったんだ?」

「え?なんでって…部活よりもお前と一緒にいる方が楽しいからに決まってんだろ」

「じゃあ芳乃は?」

「んー…私も敦也と同じかな」

「お、おう…そうだったのか…なんか恥ずかしいな…でもありがとな」

「感謝なんていらねえよ、俺は本心を言っただけだからな」

「私もだよ!」

と2人が言ってくれる、こういうのは素直に嬉しい。

「俺も…2人といると楽しいよ」

「結論は3人で居ると楽しい!だね」

最後に芳乃がそうまとめてくれた。

あっと紹介が遅れたな、芳乃っていうのはもう1人の幼馴染みで女の子だ。こいつもまた俺の家の隣に住んでいる。だから 芳乃 俺 敦也 っていう家の並びな、フルネームは古河芳乃ふるかわよしのさっき家でゲームするって言ったがもちろんこいつも一緒だ。

さて、くだらない話をしていたらいつの間にか学校から出ていた、この学園はその名の通り桜並木の坂の上にある。春になるととても綺麗な桜並木が見れるんだよなぁ…俺達は今丁度その坂にいる。

「さっさと春にならねぇかな…」

「それはちょっと気がはやすぎるんじゃないかなぁ…」

芳乃に苦笑いでそう返事された

「だって早くこの桜並木を見たいじゃないか」

「その気持ちはわかる、わかるけど早いよ笑」

「そうだな笑」

そんな話を3人でしていたら家の前まで着いた

「結局今日はどこの家でする?」

「無難に夕祈の家でいいんじゃね?」

「さんせー!」

「あいよ、じゃ、準備が出来次第来てくれ」

「「了解!」」

2人が同時に言ってすこし笑いそうになった。

ピンポーン、インターホンが鳴り最初に来たのはいつも通り芳乃だった。

「来たよー!」

「いらっしゃい、いつも通りあいつはまだだ」

苦笑しながら言うと、ピンポーン、

「おっ、噂をすればってやつだな」

「来たぜ!」

「はいはい、いらっしゃい、これで全員揃ったな」

「で、今日は何やる?」

すると芳乃が

「はいはーい、今日はSDPでドラ狩やりたーい!」

「おっいいな、そうしよう」

「分かった、じゃあ上に行こうか」

ちなみに、DPSとは セカンドディメンションポータブルの略、ドラ狩は ドラゴン狩人 の略だ

~夕祈の部屋~

「おい敦也!そっちイクドラ行ったぞ!」

「げ、マジか、まぁいい、この盾で防いでみせる!!」

「とりあえず敦也にヒール打つねー」

「俺の双剣にまかせろ!桜乱舞!ヒットポイント削り切ったぞ!」

「そろそろ飽きてきたな…」

「うん…流石にこうなんども回れば…」

「…そうだな」

イクドラはイクリプスドラゴンの略称だ、その名の通りゲーム内の日食イベの時にしかない限定クエストで超高難度のクエストだ。だか30週もノーデスで回れば飽きてくる…

「よし!別のゲームやるかこのまま解散か、どっちがいい?」

そう、俺が問いかけると

「「もちろん他のゲーム!!」」

おおう…だろうな…

「じゃあパーティーゲームでもやるか」

……

こうして今日11月24日も夜が更けていった…

そうして1ヶ月の時が経った…12月24日…そう、クリスマスだ。

「あー…今年もクリスマスだな…」

「そーだな」

「そうだねー」

そして今日も変わらず2人は俺の家でゴロゴロしていた。

「お前らクリスマスなのになんも予定ねぇの?まぁ俺が言えることではないんだが」

「「ない!」」

こいつら…2人揃ってキッパリ言いやがったよ…まぁいい

「今日は久しぶりに2人は俺の家に泊まっていくのか?」

「当然!ドヤッ」

「当たり前だよ!ドヤッ」

2人ともドヤ顔…だと!?まぁこうなることもあろうかと布団をちゃんと用意してある俺も俺なんだが…

「折角のクリスマスなんだからたまには童心に戻ってなんか願い事でも書こうぜ」

と敦也が言った。面白そうだ、と3人で願い事を書き始める。

「なぁお前らはどんな願い事書くつもりなんだ?」

「んー…どうしよっかな~って感じかな?」

「なんだそりゃ、まあいい、敦也は?」

「決めたぞ!えっーと…夕祈を美少女にしてください…とできた!」

「おい、なんで俺が対象なんだよ…」

「まぁまぁ気にすんなって!」

「へいへい、じゃあ俺も…自分を美少女にしてください…っと、敦也と同じでいいや」

「あっ、2人とも一緒とかずるいよ!じゃあ私も夕祈を美少女にしてください…できた!」

「なんでみんな俺のに被せんだよ!?全員一緒じゃねぇか!?」

「まぁまぁいいじゃないかそんなこと起こるわけでもないし」

「そらそうだ」

そんなこんなして騒いでるうちにいつの間にかもう夜の10時だ。

「ふあぁ~あっ 眠いな、2人とも、そろそろ寝るか?」

「そうだなそうするかー明日が楽しみだ笑」

「おやすみ~明日が楽しみ~」

「そんなこと起きないって笑じゃあ電気消すからな」

カチッ

「じゃ、おやすみー」

「おやすみ」

「おやすみなさい」

この後まさか俺の身にこんなことが起こるとは…

最後まで読んでいただいていたらありがとうございます!どうでしたか?これからも少しづつでも更新していけたらなと思ってます!

読んでくれた方ありがとうございました!

まだこれは前書きというか物語の導入部にあたるものなのでこれからを楽しみにしていてください(自分でハードル上げるやつ)(´・ω・`)

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