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第九話:旅の中断 その2 氷機VS順子&レッド 赤と赤のランデブー

六花:「順子殿の戦闘力2億を超えました、氷機撃破数は3320体です」

ライン:「そうか、順子・・・増援はレッドが対応しているから、そのままでいいぞ」


順子:「は~い・・・頑張ります!!」


あたしとレッド君の二人で

侵攻してきた氷機の部隊と交戦中です

ボスクラスが出ていないから、ゲーム感覚で相手を倒しています


ちなみにあたしが3000体を過ぎたくらいで

レッド君は2000体くらいかな

まだ増援があるみたいだから

1万は超えるかもしれないわね


半分も満たないみたいな事をラインさんが言ってましたから


それにしても、あたしは砲撃で被弾と誘爆を含めて

個体から複数まで撃破できているので

ある程度の数が出るけど

レッド君は、近接で単体相手で確実に撃破してきていて

あの数よね・・・風属性以上の攻撃速度があるのかと思うわよ


順子:「六花さん、レッド君の攻撃速度はあなたと比べてどうですか??」


単純に質問してみたくなったの

これ、興味本位ではあるけど

風属性を兼ねていたから

あたしも、比較的速度に関しては自信があって

でも、レッド君は異常にも思えるくらいだったから


六花:「武人のプライドを超えた速度だと言っておきます」


順子:「ごめんなさい、変な質問してしまって」


六花:「いえ、レッド殿は特別ですから」


あ、これが六花さんの慕う想いか・・・

自分が強いと認める相手だからね

それが乙女心と合わさって・・・うふふ、素敵よ六花さん


まあ、六花さんの恋路を詮索しても仕方ないので

これ以上の追求はしませんが

ハーレムエンドになれば、仲間

そうでなければ、ライバル

となるわけです


これはラブコメの主体とした話だとしたらね


実際、どのように展開させるかは

まだ具体的な概要が把握できていませんから

当面はリーアさんをどうやって倒すかを考えないといけません


そのために、わざわざ公私混同だと言いながら

電脳異空間アナザースペースまで来たのですから

ラインさんと今回は、敵ではなくて

仲間として迎え入れるためにです!!


旅の息抜きとか、愛理ちゃんに言われてしまいましたが

それも、無かった事にしてもらいましたし

少しだけ卑怯な流れでも

それが、あたし流だから


誰にも文句は言わせません!!

愛理ちゃんでもです・・・


彩ちゃんだったら、少し悩みますが

それでも、彼女なら

あたしに賛同してくれると思うし


自分が精一杯の努力をして

本気で愛の溢れる世界を作りたいの


バカバカしい話だと、思ってくれて構いません

実際、自分も半分くらいは自覚がありますから

でもね・・・本当の世界は、どうかわかりませんが

ここは、女神が自由にクリエイト可能な世界です


リーア自身も

本来の目的は別にあるみたいですが

その話をまずは聞きたいと思ったから

今回、エルグランドを旅の場所にしたの


その前に、ラインさんとの交渉を進めることになりましたが


目的の同じ相手を仲間に入れるのは

間違ってはいないと思います


このあたりの話は、これからどんどんすることになりますので

徐々に把握してもらえれば、いいかなって・・・


余裕な感じで氷機を相手に

あたしとレッド君は

増援も気にしないで次々に倒していきます


二人で万単位に迫る数を撃破して


折角だから、あたしも近接で戦いたいかも

レッド君とイチャイチャは、ご褒美でするとしても

一緒に戦っている実感が欲しい感じなのよね


相手の強さが変わらないなら

無理にあたしはここで待機している必要もないの

一度稼働したら、照準は自動で行われているから

消費しているソウルもあたしから勝手に出ているし

実際、装備には触れていませんから


距離で当事者を感知するタイプだったら、ダメかもしれないけど


でも、もしかして・・・

あたしが近くに居たら、誤射とか邪魔だったりするのかな??

かなり、正確に射撃しているけど

レッド君の攻撃なら、当たっても別に・・・

う~ん、死ぬかもしれないか


彼の攻撃に関しては未知数だものね

仕方ない、諦めるか

もう少し、内情を把握してからにしましょう


別にここで欲望をさらけ出しても

虚しいだけ


ボスでも出れば、自然に共同作業に移行するだろうから

機会は、あるよね・・・きっと


過度な期待はできないけど

ボスは比較的登場するらしいから

色々な意味で、準備はしておかないといけないかもしれませんね


ライン:「順子・・・レッドと一緒に近接と考えただろう~??」


順子:「ふふふ、そんなの当然じゃないですか・・・でも、ボス待ちですよ~♪」


ライン:「そうか・・・懸命な判断だ」


牽制をお互いでしている感じだった

別にこちらは、ラインさんを挑発するつもりは

今は、特に思っていないから

肩透かしされたみたいね


レッド:「順子さんも真面目にしてくれているのですよ、お母さん!!」


ライン:「レッド・・・お前に言われると、一番凹むな・・・すまん順子よ」


これは・・・レッド君には悪いけど

あたしも普通にしていただけで

気持ちを和ませる感じで、ラインさんが話しかけてくれたと


順子:「優しいルビー親子の仲を裂く形になるから、やめて下さい」


レッド:「え!?」

ライン:「え!?」


あれ・・・あたし、変なこと言ってしまったの??


六花:「お戯れのところ、恐縮ですが・・・ボス登場のようです」


お戯れって、六花さんっが一番怖いわ

っと、ボスですか


ライン:「すまん六花、相手はどんな感じだ??」

六花:「防御タイプですね・・・部隊殲滅後にお二人で近接がセオリーかと思われます」


ライン:「そうか・・・じゃあ、その作戦でいいだろう」


レッド:「了解です、お母さん!!」

順子:「よし!! 頑張る」


待っていたように思われるのは、微妙だけど

嘘ではないし、嬉しいのは間違っていないから


早く、氷機部隊の増援を撃破して

ボスに備えなくてはね


やはり、レッド君の方が上な立場に感じるの

不思議な関係をするのには、理由があるのだろう

軍隊の・・・普通に上司でも同じかもしれないけど

了解したと言うのは、上からか同じ立場の相手に使うのよ


礼儀をしっかりと重んじるなら

レッド君は、自然な感じで使っていると思われます

だから、これはラインさんを下に見ているのでは・・・と、勝手な推測なんだけど


この話、してもいいのかな・・・

愛理ちゃんに相談してからにしよう

夫婦喧嘩とかに発展したら、あたしが悪いみたいになるじゃない


順子:「予定数の撃破を超えましたから、ボス戦用に移行しますね」


六花:「モードチェンジはいつでも可能です」


砲撃タイプのバスターエディションから

刀のブレイクエディションに可変する時が来ました

仮想の段階で、相当の期待をしてしまっていたから

実際どのようになるのか、ワクワクしています


『ブレイクエディション モードチェンジ~!!』


ギミック要素を取り入れた可変式らしいから

無駄な時間を使い(と言っても、数秒くらいだけどね)

砲銃が刀に変形していく


これは、絶対に殿方好みなギミックよね


ロボットの変形とか

興奮するくらいワクワクするから

にわかな、あたしでもだもの

本気で好きなファンとかは、この映像だけでいいのかもしれない


子供用というか、おっきな子供用に可動タイプのレプリカ販売すればいいのに

ちょっと・・・姉様と要相談かも


さて・・・興奮冷めやらぬ、あたしは

この刀でボスを一刀両断すればいいのかしら??


順子:「ラインさん、これ・・・空間斬できるの??」


ライン:「ん!? ああ、可能だぞ」


なんですと!!

愛理ちゃんの・・・あの最強技を使えるのね

これで、あたしも剣士か侍の仲間入りか~!!


六花:「順子殿・・・聖域ごとは難しいかもしれません」


順子:「え~!! 嫌だ~あたしも愛理ちゃんみたいにしたいの・・・」


防御力が高いから

貫通できないと、いうのね

攻撃に特化した風の叡智を使う時が来たようだ


『順子さん・・・そこまで固執しなくてもいいかと思いますが』


『一撃で終わらせたいの・・・ラインさんに見せつけるためよ!!』


と、強がっているけどね

数値的に、とっても劣勢です

攻撃力というよりも、速度に重視した方が効果的かもしれない

でも・・・防御を聖域ごとは無理そう


『僕とのコラボでも構わないのなら、一撃は可能ですよ・・・どうしますか??』


『う~ん、レッド君との共同作業か・・・ある意味、効果的かもしれないわね~♪』


ラインさんに見せつけるだけなら

別にあたしだけである必要がない

しかも、レッド君と一緒にだったら

より効果的だと思う


『じゃあ、お願いしてもいいのね・・・レッド君??』


『ええ、同属性ですから・・・ダメージは軽微だと思いますから』


ん!?

ダメージって、あたしが受けるのかしら

この可愛らしい見た目に騙されてしまうから

レッド君の本当の正体は・・・悪魔そのものだものね


正直、ラインさん以外はどうなっても構わない的な感覚なんだろうと思う


まあ、それでも見せつけることができるなら

そんなダメージは無いものと同じよ


『何となく、やろうとしている事がわかりました・・・キズモノにされた責任は取って下さいね♥』


『・・・嫌です』


う・・・何、この仕打ち

もう、あたしに飽きてきたのかしら

最初は、モチベーションを高める事を沢山していたのに


『うううっ~あたしだって、か弱い女性なんですからね・・・』


『では、止めましょうか・・・危険ですし』


この流れは、茶番方向な気がしてきました

あくまでも無償であたしはレッド君のされるままにってことよね

いいでしょう・・・ここまで、あたしを弄べるなら


『あたし、試されているのね・・・本妻は無理でも、ラインさんの次くらいをラビリアさんと争える段階まで頑張るから~!!』


『・・・そこまででは、なかったのですが』


先走り過ぎましたか

若干、いやかなり引いているみたいね


『いいの、レッド君と一緒に倒せたなら・・・いい思い出になるわ』


『順子さん、気持ちが無駄に重いです』


無駄に・・・

結構、本気なんだけどな~

そんなに重いの??


『虚しくなる前に、早くお願いします!!』


『わかりました、では順子さんは攻撃に特化した状態で待機しててくれますか??』


正しく、鉄砲玉になる感じかな

レッド君が攻撃スキルをあたしに対して使うのだと思う

その勢いでボスに突入すれば

加速度が攻撃力を追加するから


多分、軽微では済まないだろうけど

あたしの防御も攻撃に換算するのよ


女神は基本、死にませんからね

この場からは居なくなるけど

すぐに復帰してやるわ!!


『退場は、させませんから・・・順子さん』


『・・・にょ??』


謎の擬音を発してしまった

真剣な眼差しであたしの手を握り

訴えるように言うんだもん


ライン:「何を企んでいるのか知らんが・・・レッド、あまり順子を誘惑するな!!」


流石に、あたしではなくて

レッド君を注意してきたね・・・ははは、ラインさんもレッド君が覚醒の最中だと把握しているようだし

あの方の計画も知っているみたいだし


レッド:「確実に倒すための作戦会議です、邪魔しないでくれませんか!!」


ライン:「うううっ・・・だって~お前が悪いんだぞレッド!!」


何だろう、この痴話喧嘩

完全に外じゃない!!


レッド:「一番は揺るがないから、泣くなライン・・・」


ライン:「うん・・・わかった」


ラブラブかよ

これ、絶対に一番は不可能じゃないの

いや~ここまで進展してたのね、この二人って

それとも、ほぼこれが基本だったりして


順子:「一番が変わらないなら、多少の浮気も問題ありませんよね・・・ラインさん!?」


ライン:「おい!! それとこれは別だ、レッドは私だけのものだからな~♥」


何か、もう・・・どうでもよくなってきた

ここまでの関係を今更、どうやって入り込むのよ

隙を待つのも、疲れてきたし


『遊びでも構わないから、火遊びは得意でしょレッド君~♪』


『・・・否定できませんが、肯定もしませんよ』


そう言いながら、攻撃の準備をしている

どうやら、フレイムバーストを使うみたいね


『順子さんは、ファイヤージェットで加速も加えて下さい』


素晴らしい作戦じゃない

あたしの犠牲を除外すればね


単純に加速は加算される数値が二乗されて増えていくから

相当高い数値で攻撃することになるわ

ラインさんが相手なら、使わなかったのだろうね


『あたしだからの作戦ですよね・・・』


『順子さんの思うような感じではありません、ラインでも同じ事しますよ』


そうなのかな・・・

これは、社交辞令みたいにも思えるけど

レッド君なら、本気で実行しそうな部分もある


『比較されても、あたしが微妙だから』


『そうですか・・・100%ありませんから、微妙も何も無いですよ』


うわぁ・・・完全なる敗北をラインさんにしてしまいました

というか、既に把握しているから

今更な感じもあるのだけど

この状態であっても、割り切れるの??


『レッド君、思い切ってお願いね~♪』


『はい、順子さん・・・頑張って下さい!!』


空の上

少し離れた位置にボスクラスの氷機が居る

特に何をするわけでもない感じで、浮遊している

これって、何目的なんだろうか

さっきまで、あたしとレッド君が撃破していた氷機の部隊も

移動はしていましたが

これといって、攻撃もしてこなかったし


この疑問は、以前から少しだけあったのだけど

人口の異常な減少が氷機の襲撃によるものだと情報があったから

そうだと思っていました


単純な戯れではないのかと

実際に被害を受けたわけではないから

言えるのかもしれない


『順子さん、戦う意味を中途半端な気持ちでいますと・・・痛い思いをしますよ!!』


『もう~心を読まないでって、言ったじゃない・・・レッド君のエッチ~♪』


少し、茶番みたいに思えてきました

何だろうね

自分の世界じゃないからかな

若干、やりにくいです


『ごめんなさい、レッド君・・・帰ったら、お仕置きでもして下さい』


『・・・本当に、面白いですね順子さんの存在は~まあ、お仕置きは考えておきます』


真面目なのか冗談なのか、レッド君は不思議な対応をしてきますね

イチャイチャでもお仕置きでも、レッド君と楽しめる時間を設けて

ラインさんに内緒の事情を堪能できると、思うと・・・ニヤニヤしてしまいます


『ボスの活動が始まる前に終わらせましょう~!!』


『え・・・あ、うん』


まだ、動き出す前だったの・・・

氷機でも召喚された直後はすぐに活動できないのか

それで、隙ができる場合は

先制するのね


『フレイムバースト オープン~!!』


お・・・レッド君が行動を始めてしまった

よし、突入準備ね

あたしは、ファイヤージェットで加速を促した攻撃を行えばいいのよね

こんな巨大な刀で刺されたら、痛いのだろう


聖域ごとだとしたら・・・

反撃も不可能だもの


過去にあたしも愛理ちゃんの攻撃で同じように聖域ごと消されそうになったから

そうそう、聖域崩壊が100%行われると

例え、女神であっても

復元不可能になるから

唯一の死となるのかな

これは、あまり知られていないから

ジオクロニクルにも記載されていませんし

宝石が破壊されても、代用できれば復帰は可能なのよ


宝石よりも大事な聖域


これに関しては、多分だけど

世界を構築したリーアしか知らないかもしれません

だからこそ女神の聖域は、ほぼ無敵なんだと思う


次元刀は、特別な武具ですよ

あれ以外で女神が聖域を崩壊させられたところ

見たことないもの


『順子さん、装備へ充填しましたから自分のタイミングで射出させていいですよ??』


『嘘・・・レッド君が勝手に送り出すと思ってた、自分でやるの!?』


だから、ラインさんにも行うって言ったのね

流石に最愛の相手に攻撃スキルはしないか・・・

だったら、あたしも少しは・・・ないか


予想していなかったけど

自分のタイミングだと、速度に躊躇が生まれそうだわ

これは、ラインさんには絶対にしない

あたしへなら思い切りできるでしょ・・・


『確実に倒したいから、レッド君があたしを押し倒す勢いでお願い~??』


『押し倒すって・・・僕がケダモノみたいな表現しないでくれませんか!!』


『別に本気で押し倒しても、あたしは構わないわ・・・♥』


『わかりました、確実に倒してきて下さいね』


渋々だったけど

レッド君が射出タイミングを行って

一気に飛び出した


『ひゃっ!!』


思わず、悲鳴をあげてしまったけど

これだったら、確実に倒せるかな


『ファイヤージェット オープン~!!』


誰が使いだしたか、わかりませんが

最近は、これが火属性の飛行スキルになっています

本来は範囲系の中距離攻撃のスキルだったのだけど


度胸という点では

特に、あざとい悲鳴かもしれないわね

でもレッド君には、響かなかったみたい


瞬殺をわかりやすくスローでお伝えしますね

時間に関しては

あたしは、自在に操れる女神だから

敵を撃破するまでの流れをお送りします


レッド君が装備に対して攻撃スキルを注入して

最初、あたしのタイミングでと言われて

戸惑いを感じて、レッド君にお願いしました


それで、射出されます


加速と攻撃をスキルで補って

一気に突入する瞬間でスローにしました


長い説明にはなりませんが

秒に満たない時間を倒しましたで終わらせるのは

若干、寂しく思ったから


距離間は約2km

所要時間は1秒未満

最高時速は約4000km/h

最大戦闘力は速報値で99億


簡単な文字情報です

これで倒される相手ですから

比較的、弱めなんだと思います


では続きを


加速を始めて、距離を一気に接近させます

急加速に対する負荷は、一応皆無です

防御も攻撃に変換しているから

反動による、ダメージがあるだろうね


倒した後に、すぐ変換を回復に重視すれば問題はないと思う


移動速度と戦闘力が増大していく

捨て身気味の攻撃だから

回避されてしまうと、一切が無駄になってしまうため

より、加速に特化する形で

確実に当たるよう


ただ、回避されたとしても

空間掌握してしまえば

そこに対して、移動をして攻撃を当てることは可能なので

あたしの攻撃が失敗することは、ありえません

レッド君も、それはわかっていると思われます


秀明なレッド君が、無駄な作戦を打診してくるとは考えにくいし

ダメだとしても、レッド君が倒してくれると信じているから


こんな安心感をラインさんも抱いているのだろうね

ここまで素敵でかっこよくて可愛い存在

絶対に手放さないでよ、ラインさん!!


と、1秒未満の説明というよりも

あたしのレッド君への気持ちに脱線していきそうだから

そろそろ、時間軸を元にしましょうか


六花:「ボスの聖域崩壊を確認しました、戦闘力0です」


ライン:「そうか、それで増援の可能性はどうだ??」


六花:「今のところ反応はありません、推測される可能性はほぼ皆無です」


どうやら、これ以上の増援は今回に関してはなさそうです

という事であたしとレッド君の勝利ね


ボスの聖域にアタックした瞬間に空間転移をして

安全な場所に移動してから

加速とアタックの際の反動による深刻的なダメージの回復に専念できるようにと

スタンバイしていたのだけど・・・


『順子さん、大丈夫ですか??』


『・・・うん、大丈夫だけど?!』


何故かレッド君にお姫様抱っこ状態で抱えられていて

一瞬の出来事で

状況を把握するまで、何があったのかわかりませんでした


自分以外が時間を操作する事をほぼ体感しないので

かなり驚きました

ラインさんが、あたしからスキルをコピーして習得しているのは把握しているので

レッド君が使える事は知りませんでした


『ラインのスキルコピーは、レッドの叡智を伝授してあるから・・・逆に俺がメインだと考えた方がいいぞ、お前も地味に無知な部分が不安に思うが??』


『あなたが常に操作しているのでしょ・・・イジワルよ!!』


あたしよりも能力は上だと思う

レッド君がというよりも、中身である本体が女神や神クラスを凌駕できるだけの存在かもしれない

詳しい事は、いつも確認を促そうとするとレッド君に阻まれてしまうの


『今回は、ギミックを用意してあるから・・・ラインさんと共にあなたを攻略しますからね』


『・・・ふふふ、そうか楽しみにしているぞ』


子供の姿でキザっぽく語るレッド君は

不思議と、可愛い感じを相乗させる気がして

無理して背伸びしている感じがするの


『レッド君は、その姿では敬語の方がいいわよ・・・無理している感じで余計に可愛く思えるから』


『より親密な相手にしか使わないから、お前も含めてレアだと思っていいが・・・』


クレバーなレッド君だものね

嫌味なくらい、計算尽くされた行動や発言なのか・・・

それに、これが女を落とす作戦だったりするのだろう

過去に何度も騙され気味な流れで

あたしはレッド君の魅力にやられてしまっていました


『順子さん、そろそろ戻りましょうか??』


『そうね・・・凱旋帰還でラブラブアピールよ~♪』


手を繋いで

ランデブー飛行~♪

少しくらい恋人気分を味わってもいいよね

別に奪うわけではないし

ラインさんには絶対に勝てない事もわかっているから


『帰還報告みたいなのはしなくていいの??』


『本当はするのだけど、今回だけ順子さんを独占したいから・・・気にしませんよ』


うわっ・・・

この流れは、危険過ぎる

わかっていても、レッド君はナチュラルに行動してくるから

全てを掌握している

彼を中心に動く世界だろうから


あたしが求める世界をラインさんは、レッド君のための世界として構築させようとしているのかもしれませんね・・・まあ、愛の溢れる世界に愛し合う男女は必須だと思うから


『擬似でも、レッド君とラブラブランデブー出来た事は・・・あ、ごめんなさい』


『このタイミングで泣いてしまうのですか・・・そこまで僕を・・・これは、本気で考えなくてはいけませんね・・・う~ん、お母さんとラビリアさんを裏切る背徳感は興味あるのですが??』


ちょっと、悪気のギミックを・・・

ステータスを自在に変更できるのですが

さっき、ボス退治の際に攻撃力にだけ重視したものを元に戻さず

感情へ重視するようにして

更に心を読み取れないように壁を設けました


その変更は、多分レッド君には把握されていると思いますが

それをわかっている上での発言だと感じた


『順子さんも十分にイジワルですよ、僕を翻弄させるギミックを用意したのですからね!!』


若干・・・う~ん、相当かな

レッド君はご立腹ですね

相手の心を読んで、常に自分が有利な立場で会話を行うみたいだから

シャットダウン状態のあたしとは

対等にしなくてはならないし

あたしが泣いている分、非情にする事もできず

困惑な感じを虐げられているみたいな気持ちかもしれませんね


『ふふふ、多重な用意をするのは基本じゃないですかレッド君~♥』


『そうですね、たまには相手に翻弄される僕も楽しめると思いますよ・・・』


凄く他人行儀な発言ね

自分が不利になったとしても、楽しめるメンタルの強さも

レッド君の魅力なのかもしれません


短いランデブーも終わり

22部隊の駐屯している街に到着する

施設の屋上へ着地して

出迎えたラインさんが、瞬間であたしからレッド君を奪っていった・・・うううっ


『無事帰還してくれて、感謝する・・・順子、レッド』


『レッド君の功労ですよ、撃破数で評価されるみたいだから微妙だけど』


直接攻撃した方が撃破のカウントになるみたいだから

それに単純にあたしの方が

複数部隊を同時に攻撃していて

戦果報告をするみたいで

一番の功労は、あたしになるのね・・・


10部隊2万体とボス1体があたしの撃破数で

レッド君は5部隊1万体

これが、今回の氷機撃破総数です


22部隊は特に少数で戦闘を行うから

極端に撃破数が出るみたいで

軍隊階級が飛び飛びで上がっているらしいね

詳しい階級は、あたしにはどうでもいいから

知りたい方はラインさんに確認して欲しい


『順子、今日は反動による負荷があるだろうから・・・レッドに対しての行為は後で追求するからな』


『うふふ、直ぐでも構わないわよ・・・今の方が弱っているから効果的じゃないのかしら』


あくまでも強気な感じで接しているが

正直、満身創痍だったりする

レッド君が瞬間的に救ってくれなかったら

自己管理で対処では、ダメージは必須だったし

表面は傷もなかったくらいだし

宝石の異常疲労くらいかな


精神的な感覚でのダメージに関しては

直接リンクしていたりとか

特別な環境でなければ、救済するのは不可能だから


『私は卑怯者ではないから、こんな状態の順子を介抱する以外の行為はできんぞ!!』


と、あたしを抱き

医療室に移動して

ベッドに寝かせました


『今回は、恋路以外は味方でしたね・・・あたしも素敵な殿方が居れば、レッド君を狙うなんてしないのに~!! もう、何であたしには現れないのかしら??』


『お前、感情に振ったのか・・・その辺も回復させてやるから、少し寝てろ!!』


あ・・・ラインさんが、優しくキスしてくれました

これは、眠らせる効果があるようですね

直ぐに意識が薄れて

睡眠状態に入ったみたい


約4時間くらい

あたしは眠っていた

その間の事は、愛理ちゃんから貰った監視デバイスでちゃんと把握はしていましたが

特に弄ばれたとか襲われたとかはなくて

少しだけ、残念でしたが

まあ、十分な回復ができましたので


過度な期待をしていたのは

過去に、似たような状況でラインさんがラビリアさんと共謀して

あたしを色々と調べる名目で弄んだ事があったから

また、同じ事をされてしまうのかしら・・・あたし

なんて、思っただけなの


でもね、ステータスの復元や

ダメージチェックなどは、してくれたみたいだから

目覚めた時に、裸で布団をかけられた状態だったのは

少しだけ・・・何かあったのかを妄想して興奮したのは

内緒にしようと思います・・・


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