登場人物と世界について
【キャラクター紹介】
◇ ルナリア・アストレア・アリシオン
星の巫女の血を引く、アリシオン王国唯一の王女。
月光色の長い髪に瑠璃色の瞳を持つ。
母の祈りを継ぎ、世界の未来を信じて歩み出す。
守られるだけの存在から、自ら祈り立ち向かう者へと変わっていく。
◇ アレクシス・ヴェルナード
ルナリアの近衛騎士。金の髪に青い瞳を持つ。
名門の出身で、幼少期からルナリアに仕えてきた。
王命と己の想いの狭間で揺れながらも、変わらぬ忠誠を誓う。
◇ サイード・ナジル
王女の護衛を務める異国の青年。銀髪に褐色の肌、虎眼石のような瞳を持つ。
寡黙で、その素性は謎に包まれている。
王女を守る使命の奥に、彼だけの想いを秘めている。
◆ 王家の人々
◇ レオニード
ルナリアの父でアリシオン国王。強い信念と慈愛を兼ね備えた人物。
星の災厄に翻弄されながらも、娘を誰よりも案じている。
◇ セレネ(故人)
ルナリアの母で、アリシオン王妃。
故アストレア神聖国の元王女で星の巫女でもあった。
慈愛に満ちた女性で、その存在は今も娘の心に息づいている。
【用語・世界観】
◇ 星蝕
空からの災厄。赤い星が堕ち、大地は穢され、多くの命が奪われる。
◇ 星の巫女
星の神々の血を引くとされ、星に祈りを届けることができる唯一の存在。
◇ オルティス大陸
豊かな自然に恵まれ、星の神々への信仰が今も息づく土地。
◇ アリシオン王国
オルティス大陸南部の海辺にある、美しく豊かな国。
◇ アストレア神聖国(亡国)
大陸中央にあった国。星の神々の血を引く王族が治め、古くから信仰によって栄えていた。ルナリアの母の祖国。