憂鬱な朝
憂鬱な朝、私は目を擦りながら窓を開ける
...あれから一週間か。
夏祭りのあの日、私は自分でも理解の追いつかないこの気持ちを優に自分の気持ちを伝えてしまった
優のことが好きかもしれない
一般的に、女性が男性に性的行為を得ることは自然なことである。そこに関しては私も同感である。何の異論もない。でも、同感なのはあくまでこの議論における女性と男性が、生まれながらの性がそれぞれそのまま育ったという場合に限る。私みたいに1人の男性としてのアイデンティティが確立された後に女性になった人が、男性を好きになることは自然と私はあまり思えない。むしろ同性愛のようなものだと思ってしまう。なのに、私は...
あの日、手を握られた瞬間、私の中で罪悪感が芽生えてしまった。
私は、もしかして優があっちゃんに振られればいいのに、そうすれば自分のものにできるのにと、ずっと願ってたんじゃないかと思えてきて…
手を繋ぐまでは、何ともなかった、むしろ仲直り出来たことにホッとしたはずだったのに、そんなふうに考えたら怖くなってしまって...でも優に心配されたくないから作り笑顔で誤魔化してしまって...
ああ、やだ。もうほんと、自分で自分が嫌になる。私はベッドの上でパジャマのままうずくまった




