SSSその2「母の日記(本人以外開封厳禁)」
僕の親友は、だらしがないです。いつも僕が面倒を見ています
朝は、起きれないようなので、近所に住んでる僕が起こしに行きます。毎回
「眠い」
「休む」
「だるい」
のどれかを言われるので、おぶって洗面所に連行します。そこでやっと目を覚ますのです。本当にだらしがないです。こんなんで独り立ちできるでしょうか
ご飯を食べてもらって、一緒に学校へ行きます。道中こんなことを言われました
「好きな子が出来た」
と。僕は耳を疑い、もう一度何と言ったか聞きました。さっきと同じ答えが返ってきます。聞き間違いではないみたいです。本当に好きな人ができたみたいです。僕は誰が好きなのか聞きました。隣のクラスのぶりっ子ちゃんです。可哀想なので名前は伏せておきます。とはいえ彼に似合うはずがありません。
しかし、今日告白すると言いました。さすがに冗談だと思ったので、僕は軽く流しました。
「振られたわ」
放課後、泣きながら僕にそう言う親友。なんと本当に告白しやがりました。馬鹿です。イグノーベル賞ものです。けど、かなりショックだったのか、その日から引きこもってしまいました。たかが一人に振られたくらいで大袈裟だなって僕は思いました。でも、親友が悲しんでる姿を見るのは本当にしんどいです。どうしたものかと悩みました
そして僕は一つの結論に至りました。おそらく親友は彼女作れないです
あまりにもだらしなさすぎるから、誰も見向きもしません。だから決めました
僕が、私が彼女になって親友を支えてあげます
そして私は、女の子になって、親友を妻として今でも支えています
ちなみに子どもはこの事実を知りません。二人だけの ひ・み・つ です♡




