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TS娘でも恋しちゃう!?  作者: 宮島485


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変わる日常

俺は気がついたら弟たちの泣き声が響く病室にいた


「お母さんは…」


「残念ですが」



もう、ダメらしい…医師が悔しい表情で申し訳なさそうに言った。俺は現実を受け入れることができず、カバンを落とし、その場に座り込んだ。どうして、何にも悪いことはしてないのに、なんで、罪のない人間が悲しまなきゃならないんだ


それから数週間後、弟の健は辛い気持ちを押し殺して学校へ通うのを再開したのだが



妹は、心を閉ざしてしまった。ずっと、泣いている。佳奈はまだ2歳、お母さんにずっとくっついていたい歳だ。それなのに、お母さんが突然、自分の前から姿を消したのだ。受け入れられるはずがない


どうすれば、一体どうすれば


俺は学校を休み、佳奈の面倒を見ながらずっと考えた。答えなんて、出せるはずがないのに…



それからさらに1週間、お母さんの搬送先の医師から一本の電話が入る。どうやら、俺と面会したいのだそうだ。もしかしたら、何か解決策が思いつくかも、そう思った俺は、お隣さんに妹を預け、病院へ向かった



「わざわざごめんね、呼び出してしまって」


「いえ、ところでなんです?」


「妹さん、悲しんでるでしょ?」


「はい、と言うかよく分かりましたね」


「まああの年頃の子はみんなそうなるだろうから」


「ですよね」


「きっと、君も苦労してるんじゃないか」


ああ、察してくれてたのか。相談できる相手がずっといなかった俺は、ここで思わず泣き出してしまった


「俺、どうすればいいかわからなくて…」


「そうだろうね…辛いよね」


俺の背中を医師がさする


「すみません、本当に…」


「いいんだよ。あと今日は、君に提案があってね」


「…提案?」


鼻水を啜りながら訊ねる



医師から説明を受けた俺は、提案を受け入れた

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