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進捗と新章
瞬く間に世界は終わった。
その前の一分間を、僕は覚えている。
まあ、思い出したくもないのだが。
突然降り出した雨は、いつものように止むものだと
皆も僕も疑わなかった。
その雨はいつしか山も谷も全てを飲み込み、
いつしか地上には難を逃れたいくつかの船と、
それに乗る人々が、食糧をめぐる争いで、
日々、水上は混乱を極めていた。
しかしそれも、急に訪れた大地震と
それに伴い現れた、血の底まで続くような大穴に
残った生命も全て飲み込まれ、
気づけば地上に水はなく、
照りつける太陽にひび割れた大地には
草木は一本たりとも残らず、
なぜそんなところに、
僕1人が空を見上げて立っていたのか。
そして、これから起こるであろう未来に、
一片の希望すら残されていないことを、
せめて、自らの存在の認識とともに、
僕の体に刻んでほしくはなかった。
僕は、今、存在した。
そして、僕は
世界となった。
古いテーマですが、昔ハマってたセカイ系に挑戦してみました〜!よければ読んでみてください〜。




