なろう系とは自らの性的無能からの逃走の物語
なろうテンプレってさ、テンプレを形成する原型があるよな。
テンプレのテンプレというかさ。
俺がエッセイ書く時って大体が人に読んでもらうものではなく自分の思考を整理してそれを踏み台にして次に行くために書いているけど、今回はまさに踏み台なのでかなり飛ばしていくけど、
なろうテンプレって大体が自分の性的無能からの逃走を原型としているじゃん。
婚約破棄モノなんか特にそうで婚約者が見た目だけ色気だけの女に夢中になって婚約を破棄される訳じゃん。
そこにあるのは自分より性的な強者に負けてる訳じゃん。
婚約破棄された令嬢は敗走した先で性格なり能力を見いだされて元以上の地位なりなんなりを得る展開が多いけど、これは性的無能さの擬似的な回復であってリベンジではないよな。
評価の基準を性的能力から違うもんにずらしているからリベンジを達成したように見える。
見えるけども、性的能力では負けっぱなし。
極論すると性的能力で勝負すると完敗するから、基準をずらして自分の性的無能さをごまかす構造じゃん。
追放モノもほぼこれと同じ構造で、主人公が無能さから追放されてついでに恋人や幼馴染みを寝取られたする訳じゃん。
追放されてから新しい力を得たり真価に気づいたりしてリベンジがなる訳だけど、自分より性的強者に敗北して、評価基準を変えてからの返り咲き。
性的には敗北したまんまって構造はまったく同じじゃん。
追放モノは性的無能で追放される訳じゃないじゃんって意見もあるだろうけど、性的無能には実務の無能もくっつくから。
周囲を見てみ。
モテないけど有能って奴いるか?
いないだろ?
大体モテない奴ってそのモテなさに比例して能無しじゃん。
ハーレムモノもそう。
ハーレムは複数の女性を侍らせてるから性的強者なんじゃないか?と思われるだろうけど、あれは違う。
敗北する前に勝負から降りてる。
オタクを見ていると分かるけど、モテなさ性的無能さがある程度以上になるど欲求が現実の女性や恋愛に向かわなくて美少女フィギュアとか女性や恋愛の代替物を所有する方向に向かうのな。
もう最初から恋愛やセックスは諦めてる訳さ。
ハーレムモノも女性と恋愛しているのではなく、恋愛の代替物として所有しているだけなの。
なので自らの性的無能さからの逃走という構図は同じになる。
以上を踏まえて、なろう系とはなにかと定義すると性的に無能な読者を前提としてその無能さからどうやって誤魔化すかを主題とした小説群だよな。
そらおかしくて歪になるよな。
まあ、バイアグラを見るまでもなくそれが薬剤であれナラティブであれ、自らの性的無能さから誤魔化してくれるものはなんであれ受ける。
自分の性的無能さから目を反らすってことは性的に成熟した大人には一生なれないってことだから、そういう連中からは死ぬまで搾取できるぜってお話。