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スラム観光・・・おや?君はもしかして…?

「ルンルンル〜ン♪」


 あれから僕は、2人の反対意見を押し切り、スラム街入口にたどり着いていた。


「いや〜、キッパリと別れてるんだね」

「本当ですね」

「御館様が言うには、スラムにはスラムのルールとそれを取仕切る組織なる物があるそうです。だから絶対に近づくなとも言われてましたけど...」


「さぁ、行こう!冒険だぁ!!」

「「はぁ...」」






 僕たちがスラムに入って30分。

 街道には、野垂れ死にそうな人や、死んでるんじゃないかと思われる人、ゴミを漁っている子供などここがスラムと言った感じだ。


「ねぇー、僕そろそろ帰りたいんだけど...。思ったより楽しくなかったね」

「なんですか、行きたいって言ったのは大将ですよ?」


 なんか、スラムを見ているとこちらが悪いような気持ちになってくる。

 1人を助けると、他の人も同時に助けなければいけないので、手を指し伸ばそうとも難しい。


「はぁー、最後にドンパチ鳴ってるところ見てから帰ろう」

「了解です。あっちの方ですね」

「私が、先に行って確認して来ます。主と酒呑殿は後から来てください」


 そう言って、ゴブ助が音のなる方に走っていった。

 スラム街に入ってから、あちこちで、怒号だったり、叫び声、悲鳴が聞こえるのだが、その中でも一際目立つ戦闘音があった。





 ゴブ助と離れて10分。

 スラム民に絡まれるというテンプレ展開を楽しんでいたら遅くなった。


「お疲れ様です、主。どうやら、小さな子供と大人2人が戦っているようです」

「へぇー、どれどれ」


 僕は、ゴブ助が見ていた先をみた。


 何やら、オーラを纏った2人が、オーラを纏った僕と同じくらいのボロボロの男の子に襲いかかっていた。

 男たちは、火槍ファイヤー・ジャベリンや、火球ファイヤー・ボールを同時展開して放っているが、それら全てが男の子の右手から出ている黒のモヤに触れた瞬間、消え去った。


「へぇー、あれってユニーク?」

「はい、そうだと思います。先程から度々ああやって魔法を消しております。それに、空間転移っぽいこともできるみたいで...あっ、今です」


 少年は、黒いモヤのかかった右手を空中に出すと、空中を握るように手を固めた。

 すると、いきなり少年がいなくなり、次の瞬間、少年は空中にいた。


「ほんとだ。どういう原理なんだろう?」

「あれは、主のとは違った面倒くささがありますね」

「いや、僕の方が予備動作もないから面倒臭いね!」

「何張り合ってるんですか、大将」


 それから数分、僕達は高みの見物を決め込んでいると男の子の向こうに、座り込んでいる金髪の女の子を発見した。


「ねぇー、向こうに女の子がいるみたいだから、ちょっと行ってくるね!」

「え?ちょっとまっ────」


 転移完了!!


「こんにちは。ここで何してるの?」

「ひっ、えっ...あ.....」


 僕が、後ろから優しく声をかけると驚いたように振り向いて、更に目を開いた。


(え?そんなに驚く?ちょっとショックなんだけど...)


 それにしても、この子どこかで見たことあるような...?


「初めまして、僕はレンって言います。なんで、こんな危ない所に君一人で?」

「え...それはあなたも一緒じゃ?」


 なんと、辛辣な言葉が返ってきた。

 でも、僕は諦めない。


「あはははは、そうだね。まぁ、僕は、他の人と来てるから...」

「でも、今一人...」


(くっ、難しい。コミュニケーションが難しいぞ)


 そんなことをしていると、向こうの方から、ボロボロの少年が吹っ飛んできた。


「おっと、危ない。大丈夫か?少年」

「いてててて、って誰だあんた」


 僕は、飛んできた少年を柔らかい衝撃吸収の高い結界で受け止めた。

 今の僕は、結界の性質まで変えることができるのだ!


「どうも。レンって呼んで。それで君、なかなかいい魔法使ってるね!」

「何言ってんだよ。今はそんな時じゃないだろ。アイツらが来るぞ!おまえらは、早く逃げろ」

「なんだよ。僕を心配してくれ───」


「おいおい、またガキが一人増えてるぞ」

「本当だ。しかも、こいつは白髪だぞ。こっちも変態貴族が好きそうだなぁ」


 奥から来た男たちからは、僕も捕縛対象にはいったようだ。


「ほらっ、悪いことは言わねぇから。早くその女の子連れて逃げろって」

「まぁまぁ」


 ドゴォォォーン!!


 レンたちが話している途中、男たちはお構いなく魔法を放ってきた。


「な、なんだよこれ!?」

「ねっ!大丈夫でしょ!!」


 男たちが撃ってきた魔法は、レンの結界によって虚しく阻まれた。


「しゅんちゃん、ゴブ助、出番だよ」

「お前、誰に言って───」

「御意!!」

「了解!!」


 レンが誰かを呼ぶと、一瞬のうちに男たちは地面に寝かされた。


「え…」

「主。あまり、先に行かないでください。心配です」

「そうですよ、大将!また、監禁されたいんですか?」


 そこに居たのは、赤髪ロングの美丈夫と、褐色肌の銀髪獣人と言う異様な2人組だった。


「2人とも、ナイス!!」

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