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レンの近状報告

 あれから僕は、ゴブ助としゅんちゃんを連れて王都観光に来た。


 そうそう、しゅんちゃんは、グラナータ家のみんなから認められて、正式に僕の護衛として、生活している。

 普段は、人化術というスキルを使い、赤髪ロングのイケメンになっている。

 さすがに、魔物のままで、更に白髪とくると周りの目があれだからな。


 ちなみにステータスはこんな感じ


 ――――――――――――――――――――


 名前:名無し(ノーネーム)

 種族:神創神獣ディオツィオーティア

 称号:神々の最高傑作、転生者、地獄の主、鉱山の解放者

 魔法:地獄魔法 (ユニーク)、師・土魔法

【ユニークスキル】

 〈酒呑刀術〉〈人化〉〈天眼〉〈鉱物マイスター〉

【スキル】

  〈刀術Lv.10〉〈居合術Lv.10〉〈採掘Lv.10〉〈格闘術Lv.8〉〈瞬脚Lv.7〉〈空歩Lv.7〉〈並列思考Lv.8〉〈魔力操作Lv.7〉〈闘気Lv.10〉〈魔気Lv.8〉〈指揮Lv.7〉


 ――――――――――――――――――――



 どうだろう?

 強くなってくるとはいったが、強くなりすぎじゃない?

 この前、ロイ兄と模擬戦してた時なんて、勝っちゃってたし...。

 それに、名前もつけようとしたら10歳まで付けなくていいと言われた。


 魔物に、名前をつけるということは、世界に認識を認めてもらう、特別なことらしい。

 僕が、しゅんちゃんやゴブ助と言っているのも、僕が勝手に言っていることで、世界的には、名前を認めてもらえていない状態なのだ。

 それに、主神様達がそれ系のチートスキルを用意しているらしい。



「あっ、あそこの串焼き、買おうよ!ジャークを、使ってるんだって!!」

「またですかい?よう食べますね」

「分かりました!私が買ってきますね」


 ゴブ助が、買ってきてくれるようだ。

 さすが、僕の古参配下。


「良いでしょ!最近、ろくに外に出させて貰えなかったんだから...。こんな時ぐらい、はめ外さないと」

「主、買ってきましたよ!酒呑殿の分も」

「ありがとう、ゴブ助。ほら、しゅんちゃんも食べるでしょ?」


 邪人襲撃以来、僕は外に出ることを禁止された。

 裏山に行くことなんてもってのほかだ。

 僕が、ボロボロで傷ついたことがあまりにショックだったのか、家族一丸で、僕を家の中に引き止めた。

 クロ姉なんて、僕を傷つけた魂が入っているゴブ助を殺しそうになるなど、大変だった。


 今日は、そんな日々から少しの間、開放されるということで僕達は、串焼きを食べながら市場を見て回っているのだ。


「ねぇ、あそこの本屋さん行ってみようよ。僕、魔導書呼んでみた───」


「キャアアアアア」


 !?

 なんだ、なんだ?

 女の人の叫び声?

 周りの人達を見ると、またかという顔をしている。


「どういう事?今の悲鳴聞いても誰も行こうとしないんだけど...」

「あぁ、多分日常茶飯事なのでは?ほら、ここスラム街の近くですし」

「あぁ、なるほどね」


 ここって、スラムの近くだったのか...。

 ふぅーん、そうかそうか。


「あっ、これやばい。大将、よからぬ事を考えてません?」

「主、早く行きますよ。ほらっ、あそこにかの有名なフレドリック教授が書いた魔法大全がありますよ?」


 そんなこと言ったって、僕の興味は移ってしまったのだ。


「よし、2人ともちょっくらスラムを観光しに行くよ」

「ほらー、やっぱりだ」

「ダメですよ、主。私は、皆さんから主の見張りを任されてるんです」

「うるさい、行かないなら、先いくよー」


 僕は、久々の冒険だと、ワクワクしながら悲鳴が聞こえた方向に歩いていった。


 ※※※※※※※※※※※※※※※※


「はぁ、はぁ、はぁ」

「おい、待ちやがれ」


 ここは王都の郊外に位置するスラム街。

 現在、スラム街で2人の男たちが9歳ぐらいの一人の女の子を追いかけていた。


「捕まえた!」

「きゃあ!!」


 倒された女性は、倒れた衝撃で来ていたマントが脱げてしまう。

 そこから現れたのは、金髪碧眼のあまりにも美しすぎる女の子だった。


「おいおい、これは思っていたよりも上玉だな」

「へっへっへ、これは金になりそうだな」


 男たちは、あまりのきれいさに売れた時の金のことを気になりだした。


「おい、一回やっとかねぇか?こんなきれいな子供、そうそういないぞ」

「お前、そんな趣味だったのか?」


 倒された女の子は、男たちが何を話しているのかわかっている様子だ。

 目は涙目で、体は震えている。


「へへ、いいじゃないか。こんな上玉だ。多少、商品に傷ができても変態貴族に高くで売りはらえるだろう?」

「まぁ、それもそうか・・・。よし、じゃあどっちからヤル?」


 男たちはレイプすることが確定したのか、ニヤニヤしながら話し合っている。

 女の子の方も、恐怖のあまり体の震えが収まらない。


「ちょっとまて!!」


 突然、男たちの後ろから大きな声がきこえた。


「その子から離れろ!」


 声の主は、顔に傷のある黒髪の男の子だった。

 歳は女の子のあまり変わらない。


「なんだぁ?」

「おいおい、最近噂のヒーロー様じゃねぇか?」

「あぁー、お前が」


 男たちは、何か知っているようだ。

 その間、男の子は、素早く女の子と男の間に立ち、女の子を守る。


「おいおい、いいのか?俺たちゃあ、組織の者だぞ?」

「そうだな、お前が倒してきたそこらの下っ端とは訳が違ぇ。今ならまだ見逃してやるが?へっへっへっ」

「んな事知るか。お前たちがどっか行け」


 男たちの最終勧告も虚しく、拒否された。


「んじゃあ、遠慮なく」

「ヤる前の軽い運動だな!早めにくたばってくれよ?」


 そう言うと、男たちは魔法を発動した。

 身体強化系の魔法のようだ。

 男の子の方も、手に黒いモヤを出現させ女の子の腕を掴みながら、自分の後ろの空間をモヤがかかっている方の手で掴むようにすると、一瞬のうちに2人は男たちから離れた。


「よしっ、君はここに居てね」

「は、はい。何から何までありが ───」

「あぁ、良いから良いから。俺が好きでやってる事だ」


 そう言うと、男の子は、二人の男に向かって歩いていった。


「それが噂のユニーク魔法か...」

「どんな魔法なんだ?おじちゃん達に教えてくれよ」

「うるせぇ。今から、嫌という程教えてやるよ」


 そう言うと、男の子の方も身体強化系の魔法を使ったのか、黒色のオーラを纏った。


「じゃあ行くよ」


 そう言うと、またモヤのかかった方の手で前の空間を掴むようにすると、一瞬で男の前に現れ、一人の男をぶん殴った。

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