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新スキル!?

※トム視点


 ギガントスタージャルフを倒したことで、心地よい達成感に浸っていたところ、突然悪夢が襲いかかった。

 一瞬だった。


 信じられないことに、昔から一緒だったセルヴァがお腹に穴を開けられたのだ。

 それに、あのオーラにあの雰囲気、セルヴァの腹に穴を開けたのは、獣人種の邪人のようだ。


 だがしかし、セルヴァはきちんと坊ちゃんを守ったようだ。

 ちょうどセルヴァのお腹の位置が坊ちゃんの頭の位置なので、セルヴァが助けなければ、空いていたのは坊ちゃんの頭の方だったのかもしれない。


「てめぇら、坊ちゃんを守れ!!」


(くそっ、なんでこんな時にわしは動くことすら出来んのだ)


「貴様ぁぁぁぁ、よくもセルヴァを。レン様から離れろ!!」


 マッジョルは、一瞬にして坊ちゃんの元に行き、坊ちゃんと邪人を離した。

 だが、マッジョルの方も先程の戦闘の影響が大きく、別れさせたは良いものの防戦一方になっている。


(くそっ、くそっ、動けよわしの体。早く行かなければ、坊ちゃんまで殺されてしまう。動け、動け!)


 非情なことに、さっきの戦闘で力をほとんど使ってしまったトムはいくら祈っても体を動かすことは出来ない。

 その間にも、無慈悲に展開は進んでいく。


(あっ、マッジョルがやられた。しかも、坊ちゃんとセルヴァの真横に飛ばされてしまった)


 邪人は、悠々と坊ちゃん達のところに近づいて行き何やら、話をしている。


(坊ちゃん、そいつはダメです。ロイエース様クラスじゃないと太刀打ちできません。早く、逃げてください)


 わしの願いも届かず、坊ちゃんは覚悟を決めた目をして敵に向かい合った。

 坊ちゃんが、何か言うと突然、邪人が漆黒(しっこく)の結界に囲われた。


(何だあれ?今まであんなの使ったのを見たことないぞ)


 (たま)にこっそりと裏山に行く坊ちゃんを追いかけて修行内容を見ていたが、あんな技使ったのを見たことすらない。

 さらに、驚きは続く。


 坊ちゃんが、体の前に手のひらを出すといきなり、この場にいるほとんどのジャルフが結界に囲われた。


「セーマン式結界・結界の処女(バリエラメイデン)


 坊ちゃんが、呟くと同時に手のひらを握ると、ジャルフを囲んでいた全ての結界の内側が針山のようになった。


 数秒経って、手のひらを開くと結界は解除され、死んだ邪獣たちが次々に倒れていった。


(あれが、坊ちゃん?いつの間にあんなに強く…?それに何か考え事をしているような)


 数秒、唸っていると突然閃いたように顔を上げた。

 するとこれまた驚くことに、いきなり坊ちゃんの背後に数十個もの魔法陣が現れたのだ。


「サモン・ゴブリン小隊」


 またまた坊ちゃんが呟くと、魔法陣から本島のゴブリンが約50体現れた。


(な!?あれは、レッドキャップ。それにゴブリンコマンダーも召喚しただと…)


 もはや絶句の2文字である。

 どうやら、召喚した魔物たちには倒しきれなかった残党を討伐させるようだ。


(そういえば、セルヴァは大丈夫か?)


 死にかけていたセルヴァが気になると、そこにはピンクのスライムに飲み込まれているセルヴァとマッジョルがいた。

 さらに、小さい坊ちゃんのテイムしたスライムたちが怪我人を次々に集めてピンクのスライムに放り込んでいる。


(何だ、あれ?)


 驚くことばかりだ。

 いつの間に、あんなにも頼もしく強くなられたのか・・・。

 そここうしている内に、黒い結界の方もヒビが入り始めた。

 そろそろあの憎き邪人が出てくるみたいだ。


(こうなったら、頼みます坊ちゃん。何とか時間を稼いでロイエース様の助けを待っ───)


 トムもトムで少し安心したのか、緊張の糸が切れるように気絶してしまった。



 ※※※※※※※※※※※


「ふぅ、これでなんとかなるだろ」


 それにしても、新しく手に入ったスキルがヤバすぎる。

 前まで10体同時召喚が限界だったのに、急に、50体同時召喚しても、まだ余裕がある。

 これなら、攻撃系の魔法もとんでもないやつができるかも


《マスター、お楽しみの所すいません。そろそろ、邪人が出てくるみたいです》


(なに?それは準備しなければ。まずはセルヴァさん達をって、えぇぇぇ!?)


 セルヴァさんの方を見ると、いつの間にかたくさんのけが人がピンク色のスライムに捕食されていた。


(え・・・あれって大丈夫だよね?)


《えぇ、多分。何せ、超ド級の元犯罪者ですからね。油断はできません。でも、あれは傷を回復させてるだけみたいですよ?》


(それならいいんだけど)


 僕は、不安になりながら空間魔法で、空間を掌握しょうあくし、空間を区切った。

 そのまま、中庭に空間を繋ぎ、転移開始。

 一瞬にして、セルヴァさん達がいなくなった。


(おっとっと、この人数を一斉に転移させたらさすがに来るな)


《マスター、準備をお願いします。あと30秒程で破られます》


(げ!?やばいやばい)


 僕は、のこり30秒で色々用意した。


 まずは、やつの周りをドーマン式結界で囲い、弱体化を狙う。

 さらに、進化して工夫を加えた全自動結界弾フルオート・バリエラパッラを20陣セット。

 これにより、敵が出てきが最後、撃ちに撃ちまくって一瞬にして蜂の巣に追い込む!!

 さらに、各所に小型結界爆弾ピッコロボムの地雷バージョンも設置した。


 さぁ、かかってこいクソ邪人。


 パリパリ、パリンッ


「やっと、破れた。手間かけさせ──」

「撃てぇぇぇーーーー」


 ズババババババババッ!!


【応援よろしくお願いします!】


 「面白かった!」


 「続きが気になる、読みたい!」


 「レンたちはこの後一体どうなるのっ……!?」


 と思ったら


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