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本館襲撃!!

 ジャルフ遭遇事件から3日目の朝、僕は部屋の外の騒がしさに気づき目を覚ました。


(ん?なんでこんなに騒がしいんだ?)


 コンコンッ


「レン様、お目覚めでしょうか?」


 どうやら、見習いメイドのセルティカが起こしに来てくれたようだ。

 朝の弱い僕のために毎朝、起こしに来てくれる、心優しきメイドだ。


「はーい、今起きたよ。入ってきていいよー」


 僕は、寝起きの声で返事をした。


「失礼します。レン様、おはようございます。今日は、いつもよりお早いお目覚めで。凄いです!!」

「おはよう。なんか、家中が騒がしいようだけど何かあったの?」


 僕は、ベッドから起き上がり、セルティカが入れた紅茶を飲むべく、部屋の中央にある椅子に腰掛けた。


「そうなんです。昨日の夜、いきなりスタンピードの予兆を観測したらしく、今日にもスタンピードが起こりそうなんです」


 なんだって!?

 スタンピードとは、魔物が長年かけて大量発生することによって起こることが多い。

 しかし、僕がいるこの大陸では、スタンピードとは突然発生するものなのだ。

 理由は、解明されてはいないが、間引きをすることで、スタンピードの発生間隔を伸ばすことはできるものの、いずれは起きるものだ。


(あれ?でも、この前お父さんがスタンピードを阻止したって言ってたぞ?さすがに、1回起きると2ヶ月以上は間隔が空くはずだけど...)


《おかしいですね。まだ、前回のスタンピードから1ヶ月も、経ってませんよ》


「え?でも、この前スタンピードが起きたばっかりだよね?」

「そうなんです。3日前のレン様が襲われた件もあって、何か裏で起きてるんじゃないかって。今回はグラナータ家総出で対処するみたいです」


 おぉ!

 それは凄い。


「もしかして、あの動かないで有名なあの人も?」

「はい。今回は御館様がいらっしゃらないため、代わりに出るみたいです」


 セルティカと話している間に着替えを済ませた。


「おっし、じゃあ食堂に行こうか。今日の朝食って何?」

「今日は、ロイ様の好きなデモニオカウのカツサンドとスープみたいです」

「え!?デモニオカウなの?美味しそう!!それならそうと早く言ってよ!早く行こう」


 デモニオカウとは、悪魔みたいな格好の牛だ。

 口に入れた瞬間にとろける肉質であまりに高級品なため、めったに手に入らない。

 そのため、僕はテンションアゲアゲで急いで食堂に向かった。






 時は経ってお昼どき。

 僕は、朝ロイ兄と皆を送ったあと中庭に来ていた。


「あーー、今日のカツサンド美味しかったなぁ」


 今僕は、中庭にてスラ吉の上に乗りチルと一緒にゴロゴロしている。

 なぜ、僕がこんなことをしているかと言うと、裏山立ち入り禁止令を発令されたからだ。


 ジャルフ遭遇事件から、帰ると直ぐにグラナータ家会議が開かれ、事が落ち着くまで、裏山に入ることが出来なくなったのだ。


 これには、流石の僕もガックリ。

 僕のあそび...修行場所が無くなったのだ。

 どうにか、必殺『上目遣いでおねだり』をロイ兄に使うもダメだった。


 ・・・いや、楽しいよ?

 ダラダラするの好きだし。

 普通に楽しいけど、なんか違うよね...


《マスター、そろそろダラダラするのをやめて、魔法の修行をしませんか?》


(えー、嫌だよ。せっかくダラダラしてるのに。せめてあと一日だけ)


《マスター?昨日もそう言ってませんでしたっけ?》


(あれ?そうだっけ。言ったような、言ってないような...?)


「まぁ、いいじゃん。ねぇ、スラ吉。スラ吉も僕とゴロゴロしたいよね?」


『・・・』


 やはり、スラ吉は無反応のようだ。

 僕の〈魂の柱廊(アニマ・ストラーダ)〉は、魂で繋がった配下の言うことをある程度理解出来るという能力もあるのだが、スラ吉に関しては一向に分からない。


 アカさん曰く、《長年、監獄に閉じ込められていたせいで心が死んで閉まっているのでは?》ということらしい。

 これは、時間が解決するらしく、待っていたらいいということだ。


「ふぁぁあ〜。ポカポカして眠くなってきたな。チルも眠くなってきた?」

「にゃぁー」


 太陽もちょうど真上にきだして、お昼寝日和だ。


(じゃあ、僕はちょっと寝ようかな)


《マスター?またですか?今日という今日は、流石に魔法──》


(おやすみ〜)


 何やら、アカさんがうるさいが僕の眠気の前に為す術なく、僕は眠りに入った。







 ドゴォォォーーーーーン!!


 !?

 なんだなんだ?

 何がおこった?


《マスター。大変です。裏門の方から大きな音と黒い煙が!!》


(え!?...本当だ。もしかして、敵襲?でもまだ明るいし・・・なんだ?)


 音が止むと、裏門の方から次々に叫び声やら怒号が聞こえだした。


 裏門で一体何が起こってるんだ?


《マスター、とりあえず様子を見に行きませんか?マスターなら、結界で上から直接行けると思うので》


 確かに。

 今の僕なら、結界を階段状に空に伸ばしていけば最短でたどり着く。


「チル。悪いけど、今から僕を乗せて裏門まで一緒に来てくれる?」

「にゃあ!」


《急ぎましょう!何か嫌な予感がします》


(了解!)


 急いで結界魔法を上空に向かって階段状に伸ばした。


「チル、行けぇぇ!」

「にゃぁぁぁぁー」


【応援よろしくお願いします!】


 「面白かった!」


 「続きが気になる、読みたい!」


 「レンたちはこの後一体どうなるのっ……!?」


 と思ったら


 下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


 面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


 ブックマークもいただけると本当にうれしいです。


 何卒よろしくお願いいたします。

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