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思い出とともに

作者: Soraきた

眠れない夜

その理由が君を思い出していたなら

このまま、しばらくは

眠れない時間はあっても

覚悟しないといけないね


まだ思いが強い分

朝起きてからのあくびの回数は

いつかの日の何倍にも

なっているんだろう


コーヒーを余分に飲みながら

それでもやっぱり

君のことを考えてしまう

適当な苦さと

あのときの君の言葉が

ブレンドした絶妙な

恋の味は

僕を逃がさないでいる


僕のこの思いを

君のそばに置いていけたなら

眠れない夜も

余分に飲むコーヒーもいらないのにね


次のあくびが出る前に

思いついたこと


思い出を少しばかり

夢の中に預けて

今日の夜は眠りにつこう






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