ネガイゴト
「神様、お願いします!」人は一生のうちで、一体、何度神様に祈るのだろう?神様に祈ったからといってその願い事が叶う保証なんてないことくらい、誰でも知っているはずなのに。それはきっと、神様と一緒に過ごしたいつかの日々を魂が覚えているからなのかもしれない。私は、今でも思い出すことができる。神様が一緒にいてくれた頃の、私を包む空気の温かさ。話し掛ければ、いつだってすぐに応えてくれる安心感。ちょっと頼りない神様だったけれど、私はずっと、彼と一緒にいたかった・・・。
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