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8話 魔力操作

 


 ふぅ、二つ目のスキル習得完了、か。



 

 こうして考えると、小説に書かれているよりもスキルを習得するのは大変みたいだね。


 もう二つ合わせてどのくらいの時間がわからない。



 まぁ、現実なんてそんなもんだろうけど。




 ところで、一応周りを見ていたけれど生き物らしいものは見なかったね。


 ここまで何も見当たらないのならここら辺には生物はかなり少ないのかもしれない。


 普通なら食べ物がなくて死活問題だけど、不死者だからなのかいらなくて安心した。




まぁ、それはともかく魔力操作を見てみるか。





 魔力操作⋯魔力を操作する。





 うん。


 やっぱり、名前の通りのスキルだね。



 これで一応小説の通りなら魔法を使うための準備は整ったはずなんだけど⋯⋯。



 やっぱり、これでいいのかなぁとは思っちゃうねぇ。



 でももうこれ以上思い当たることは⋯⋯ないわけじゃないか。


 


 実は、魔力感知と魔力操作のスキルこそ習得したんだけど⋯⋯。


 今までのスキルにはなかったけれどこの二つにはスキルレベルがあったみたい。


 両方ともまだレベル1だから、レベルを上げてから魔法に挑戦するっていう手もあるにはあるんだけど⋯⋯。


 

 今のボクには攻撃の手段がないんだよね。



 今までは敵が現れていなかったけれどこれからもそうだとは限らない。


 もし、敵が急に現れてぶっつけ本番で魔法を使うしかないなんて状況になったら目も当てられない。


 確かに魔法を使うのに爆発とかが起こって死んじゃうのは嫌だからこれまでしっかりと土台作りをしてきたけど、それにしてもこれ以上時間を食うのも困るのだ。



 長々となってしまったけれどとにかく魔法を使ってみることにしよう。




 まず、発動させたい魔法を考える。


 不死者のボクには闇魔法とかがあってそうだ。


 でも、こんな闇の中では見えなくはないがやはり見にくいし、小説なんかでは闇魔法は難しい部類に入る。


 だからといってボクに適性のなさそうな火や水なんかをやって爆発されても困る。


 

 そんな感じで候補から除外していくと残るのは一つ、無属性魔法だ。



 これは、よく小説なんかでは適正がなくても使えるとかいう風に言われることが多い。


 そのうえ、無属性魔法の一つであるとよく書かれる念力などはイメージしやすく効果が出た時に分かりやすい。


 だからこれが一番合っているのでは?と思ったのだ。



 というわけで無属性魔法の中でも先ほど言ったように分かりやすい念力でいこうと思う。



 使う魔法が決まったところで、次に実際に試してみよう。



 まず、魔力で骨を囲う。


 本当は手みたいにしたかったが今のボクじゃそこまで精密なものは出来そうもない。



 そして、次に魔力と持ち上げるもの、今回の場合骨の欠片を結びつける。


 そして、最後に魔力ごと骨を持ち上げる⋯⋯!!!



 コトン


 そういって、確かに骨は一瞬ふわりと浮かんだ。


 しかし、結びつけが甘かったのかすぐに落ちてしまった。



 とはいえこれで一応魔法は成功だね。


 

 こうして実践で使えるようになるのはまだまだではあるけれど、これで強くなるのに1歩近づいたのだった。
















 ⋯⋯それにしても本当に爆発しなくて良かった。

 



 

 

 


 

 最後の方がなんか無理やり感が出てますね⋯⋯。

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