24話 ロリ、救出
救出するのは簡単だった。
盗賊は目論見通りゴブリンの方に目が行って見張りも少なかった。
そして、馬鹿なのか見張っていた奴らはろくに見張りを行わず酒を隠れて飲んでいた。
⋯⋯他人のことだけど、盗賊の人達、これでいいのかなぁ?
そもそも盗賊になるような奴らだからこういうのも当たり前かもしれないけど。
救出?した女は女というより、少女と呼ぶべき人物で年は多分十三くらい、あと猫耳付き。
⋯⋯盗賊達は本当にこんな小さな子を犯そうとしたのか?
ロリコンか?ロリコンなのか!?
⋯⋯ふざけるのはやめにしよう。
それで、運のいいことに彼女はまだ眠っている途中だったらしく、彼女の体重が軽かったこともあり魔法で簡単に外へ運ぶことが出来た。
あんまり、遠いところに運ぶと魔物から彼女を守れないので目が届くところに置いておいた。
さて、そろそろ発動するか。
「腐蝕霧」
腐蝕霧は前使った腐蝕の結界と同じ範囲型の魔法だ。
ただ、霧という形式上腐蝕の結界と違ってあまり範囲を正確に指定できないけど、魔力が元々霧状だから形を変える必要がないから少ない魔力で高い攻撃力が期待できるのだ。
仲間がいたりしたら出来ないけどね。
今回は彼女も別の場所に移したから大丈夫。
それにしても⋯⋯まだ、生きている人間もいるね。
腐蝕霧は今、ボクの使える魔法の中では一応強いほうなんだけど。
まぁ、最大出力で発動したわけじゃないけどね。
どうやったんだろう?
⋯⋯あぁ、発動した瞬間に魔法を避けたのか。
少しは喰らっているみたいだけど。
一応、ステータスを確認しておこうか。
油断は良くないしね。
名前 ダルス
種族 人族
LV 22
HP121/151
MP44/44
物攻58
物防46
魔攻32
魔防43
速45
スキル
火魔法1
窃盗3
大剣術3
勘1
おぉ、結構強敵。
今まで見た中でも一番強いんじゃないかな。
さっき、魔法を避けたのは勘っていうスキルかな?
だとしたら厄介だね。
でも、今まで勘が発動しなかったってことはレベル1だし自分が死にそうな時だけなのかな。
もしそうなら、多少はましだけど。
お、そんなこと考えていたら向こうもボクに気づいたみたい。
不安もあるけど初めての強敵との戦い、頑張りますかね。
今回の作品に、作者の趣味は一切関係ありません。
作者はロリコンではありません。
ないったらないのです。
ちょっと、小さい女の子が好きなだけなのです!
信じてください!信じt「警察だ!!ロリコンの犯罪者予備軍というのはお前か!!」
「ち、違うんです!!ちょっと小さい女の子が好きなだけなんです!!因みに猫耳も好きです!!」
「⋯⋯話は署で聞こう」
「ひー!!助けてぇ~!!」
ピーポーピーポー
*これは悪い例です。皆さんはこのようにならないように気を付けましょう。
⋯⋯すいません、なんかやってみたかっただけです。




