15話 瘴気魔法
誰か感想書いてくれないかなぁと思うこの頃。タイトルやあらすじが悪いのかもしれないですね(←話が面白くないとは思いたくない)
さて、また次にやることが決まった。
⋯⋯本当はもう一ヶ月?二ヶ月?わからないがずっとスキルの習得をやっていてもう休憩したいがそんな甘いことは何も自らを守るもののない状況では言ってられない。
それはともかく、次やることは瘴気魔法だ。
前までは瘴気を発生させることが出来ても周りに瘴気があって分からなくなってしまうのでやめていたが
今は一部の場所からなら瘴気を他の場所に移動させることは出来る。
問題の瘴気を発生させる方法は大丈夫だろう。
闇魔法でも、闇属性の魔力を作り出すのは比較的簡単だった。
ただ、普通の魔力とは違い、操作がなかなか上手くいかなかっただけで。
しかし、今回は前とは違って瘴気はもう操作できる。
恐らく、前よりも早く出来るんじゃないだろうか。
まぁ、そんなこと言ってないでやってみるか。
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結局、思っていた通りのスキルを習得できた。
⋯⋯思っていた通りになりすぎて気持ちが悪い気もするけどまぁいいか。
今回得たスキル、瘴気魔法は自分の魔力で発生させ瘴気属性の魔力を操作することが出来る。
瘴気魔法⋯瘴気属性の魔法を操る。
発生させた瘴気は周りの瘴気には及ばないけど、自分で発生させたものの方が操作しやすかった。
自分で発生させたからなのか瘴気の質が違うからかは分からないけど⋯⋯。
あと、瘴気魔法は瘴気操作と違い、瘴気を操るのに魔力がいるけど、その分複雑なことをさせるのは簡単だ。
瘴気操作では上に動かすとか瘴気をある程度纏めるとかいう単純なことしかできないのに対し、瘴気魔法では形を変えるとか弾みたいに発射させるとか複雑なことも出来る。
まぁ瘴気操作でも出来ないことはないけど何というか頭の処理が追い付かない。
限界突破を使ってやっと出来るくらいなのだ。
どちらが優れているのか?
そう聞かれたら困ってしまう。
魔力の消費では瘴気操作の方がいいが、複雑なことをするなら瘴気魔法の方がいい。
つまりはどっちもどっち。
その時と場合によるのだ。
なら、両方やるべきだろう。
⋯⋯なんだか、やるべきことがだんだん増えている気がするね。
仕方ないけど⋯⋯。
そんなことを考えていても堂々巡りなので、ボクは自心制御でそのことは考えないようにしてまた、訓練を続けるのだった。
これで、たぶん修行回的なものはもう少しで終わると思います。
修行回はグダグダになってしまうので、最初からもっと能力をつけておいてもいいんですけど、ちょっとご都合主義になるのでやめておきました。
次はグダグダになるのを防ぐのが目標ですかね⋯⋯。




