パロディ的な物語
?「ニャー」(棒読み)
?「ニャー」(明るく)
?「ニャー」(不機嫌)
『猫'sだニャー』(バラバラ)
?「可愛いですー♪」
?「………」
三匹の猫。
可愛い系女子。
目が髪で隠れてる男子。
全ては、一つの劇をやるために集めら
?「いや。意味がわからないんですけど」
言葉切るな。そして地の文にツッコむな。
?「事実そうだがな。キヒヒッ」
はいはいすみませんでした。
では、今回の企画を…9割自己満足で終わるであろう企画だが、紹介します。
ツイッターの方で交流のある李薇さん、及びコサッキーさんからキャラ借りてパロディをやる事になったんですが、「パロディってよくわかんね~」という事で短編を書く事にしました。
出来るだけキャラを壊さないように注意しながら頑張っていこうと思います。
では、キャラを紹介していこうと思います!
李薇さんから、力の神ミカ!
ミカ「ふぇ?あ、よ、よろしくお願いします!」
コサッキーさんから、異能力者月乃伊吹!
伊吹「キヒッ」
で、俺の方から猫's、パズズ、クロ、コク!
パズズ「これ、何人が得するんでしょうね」
クロ「禁句よパズズ」
コク「…ふわぁ~」
で、今回はみんなに桃太郎やってもらいます。
『はい?』
うん、大丈夫。アレンジするから。
伊吹「キヒヒ…そういう問題じゃ無えだろ」
パズズ「最低限おじいさん、おばあさん、桃太郎、犬、猿、キジ、鬼が複数必要ですよ?二人と三匹じゃ無理ですよ?」
ミカ「む、無理ですぅ~!」
クロ「よくもまあ…」
コク「バカだな」
ひでえな。
…いいからはい!みんな準備準備!
「…後で殺るか」
はい!今誰物騒なセリフ吐いたの!
~30分後~
「本当にやんるんですか?」「もう勢いでやってさっさと終わらせましょう」「妥当だな。キヒヒッ」「まあ、何とかなるでしょ」「面倒だな」ヒソヒソ
おーい。早くー。
「…チッ」
誰だ舌打ちしたの!
ミカ「み、みなさん?やらなきゃいけないようですし早くやった方がいいと思うんですけど…」
パズズ「…マグロ」
クロ「私はタイね♪」
コク「鮭」
高校生の懐なめんな!買えるか!
『………』
…はい。すいませんでした。
「キヒヒッ」
何かもう散々だなあ!?
誰得劇場【ミカ太郎】~うろ覚えにアレンジして何が悪い!~
第一幕
昔々あるところに、おじいさん猫(以下おじいさん)とおばあさん猫(以下おばあさん)がいました。
クロ「私たち、一応双子設定あるんだけど、老“夫婦”って設定大丈夫なのかしら?」
コク「いいんじゃね?どうでも。俺としては猫という設定を残してる方が大丈夫なのか心配だぜ」
二人は作者の精神にダメージを与えながらも、日々の仕事をしに行きました。
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯しに行きました。
クロ「ふう。面倒ね」
愚痴を言いながらもおばあさんは洗濯をしていきます。
その時でした。
クロ「わー。なんだあれはー」←棒読み
川の上流からどんぶらこ~どんぶらこ~と、巨大なミカンが流れて来ました。
クロ「…スルーしてもいいのかしら」
どんぶらこ~どんぶらこ~と、巨大なミカンが流れて来ました。
クロ「………」
どんぶらこ~どんぶらこ~と、巨大なミカンが流れて来ました。
クロ「拾わないとループすんのね。はいはい。拾えばいいんでしょ。全く、猫に何を要求してんのよ」
おばあさんは巨大なミカンを拾いました。
クロ「さて、リリー」
おばあさんはこれは凄いと大急ぎで家に持ち帰りました。
クロ「チッ。強引に進路を戻されたか」
おばあさんは家でおじいさんの帰りを待ちます。
コク「ただいまー」
おじいさんがノリノリで帰ってきました。
クロ「なんだ。結構乗り気じゃない」
コク「ち、ちげえよ!」
おばあさんは早速今日の成果を発表会します。
クロ「ねえねえ。川で巨大なミカンを拾ったのけれどどうするべきかしら」
コク「ここは普通に切ろうぜ」
クロ「いいえ。ここで素直に切ってはダメよ。これを切ると物語が進む。物語が進むと鬼が人里を荒らす。つまりこれを切る事によって沢山の人に迷惑がかかるわ」
コク「なるほど。つまり、切らない方がいいと?」
クロ「そういうことよ」
曲解せんでいい!さっさと切ろ!
クロ「面倒だからコクやって。はい、包丁」
コク「へーへー」
おじいさんはそう言うと、本編でもまだなっていない、というか今後なるのか未定の設定だけでしかない人化をしました。そこには黒目黒髪の小柄な少年がいました。
コク「おじいさんじゃ無えのかよ。ったく。…【複製】発動。【斬撃】付加」
おじいさんは包丁を手に持つと地面から影が立ち昇り、包丁の刃を黒く染めていき、【斬撃】を付加させ切れ味を上げました。
コク「シッ」
包丁を振るとミカンは見事に真っ二つでした。
…中の赤ちゃんごと。
『あー。中の赤ちゃん(人形)ごと切っちゃったー』←棒読み
「私いいいいーーーーーーー!?」
はいはい。まだ出番じゃ無いよー。
そこから、おじいさんとおばあさんの奇跡とも言える手腕で赤ちゃんは何とか命を取り留めました。
「本当に奇跡ですね!?どうやったらそんなことできるんですか!?」
うーん。…適当に?
「適当!?」
とりあえず静かにね。
おじいさんとおばあさんは赤ちゃんにミカンから生まれたのでミカ太郎と名を付けました。近年稀に見る適当さです。子どもが可哀想だ。
コク「設定考えたのテメエだろうが」
………。
それからミカ太郎はおじいさんとおばあさんのところですくすくと元気に育っていきました。
コク「おい」
クロ「無駄よコク。こいつはもういろいろダメだから」
コク「…そうだったな」
俺のライフはとっくに0だよちきしょう!
第一幕・終了
~休憩~
クロ「疲れたわ~」
コク「まあ、この役だけなら楽だな」
あるけどな。
『え?』
役足りないだろ?
『また出るの!?』
さっきからそう言ってんじゃん。
伊吹「大変だな。キヒヒッ」
ミカ「切断……」
パズズ「こちらはダメージがまだ残ってるようですね」
おいコク。謝れよ。
コク「ぐっ…何で俺が」
いいから。
コク「うぐぐ…。お、おい」
ミカ「撫で撫で~♪」
パズズ「…にゃう」
ミカはパズズを撫でていた。どうやら機嫌は治ったようだ。パズズも身を委ねている。
ナレーションの仕事もせんとな。
コク「…うわあああああああああああああああ!!!」
コクは走り去って行った。
クロ「……もう始まるわよ」
伊吹「キヒッ」
第二幕
ミカ「おばあちゃん。食材買ってきたよー」
クロ「悪いわね」
ミカ「ううん。大丈夫だよ!」
ミカンから生まれたミカ太郎はすくすく育ち、とってもいい子に育ちました。育ち過ぎて、力は常人の域を遥かに超えていました。
クロ「ごめんねぇ。女の子なのにミカ太郎なんて。天のお告げで“太郎をつけろ!”なんて言われてね」
おいこら。
ミカ「う、うん。大丈夫だよ」
苦笑すんな。全く。
そんなたわいない会話をしている時でした。
コク「無事か二人とも!」
クロ「どうしたの?」
ミカ「おじいちゃんどうしたの!?」
“迫真の”演技で駆け込んできたおじいちゃん。一体何があったのでしょう。
コク「ち、ちげえよ!」
ほら、演技演技。
コク「ぐっ…。こ、この先の村が鬼に襲われてしまったらしいんだ」
クロ「へー」
ミカ「お、鬼!?大変です!?」
コク「おかげで此処ら一帯の食料や財宝は盗られてしまった」
ミカ「た、大変です!」
ノリノリの二人。
コク「ちげえよ!」
クロ「説得力無いわよ。全く…」
おばあちゃんは一人冷静に考え、
クロ「引っ越しましょう」
『え?』
そう決断し…え?
クロ「そもそもこっちに来ないって事は、私たちの事は暴露て無いんでしょ?食料もすでに買ってあるし、ここは引っ越しましょう。ミカもいるし、大丈夫でしょう」
ミカ「あ、あの。思い入れとかは?」
クロ「虐げられて村には居場所が無かった、ていう設定にすればいいわ」
やめんか!
クロ「チッ」
チッ。少し早いが、鬼行け!
パズズ「…鬼ですよー」(人化)
そこには一体の鬼がいた!
コク「仮面だな」
クロ「微笑ましいわね」
ミカ「可愛いですー♪」
パズズ「………」
おい!こら!こっちに風やんな!
パズズ「覚えておいてくださいね。…全く」
パズズは少し風を操作し、
パズズ「もしもし」
?『こんな事もできるのか。…便利だな』
パズズ「あのー。村の離れに家を発見しました」
?『キヒヒ…了解』
パズズ「という事で逃げないでください」
クロ「じゃあここであなたをぶっ倒して、援軍が来る前に逃げればいいのね?」
パズズ「…私がここまでやっているのです。逃げるのは許しません」
クロ「ええー?」
そろそろ諦めてやってくんない?
クロ「面倒ね」
ミカ「おばあちゃん…」
そこでミカ太郎は何かを決意し、
ミカ「私、鬼ヶ島に行きます!」
『話飛んだ!?』
ミカ「え?え?」
どうやら鬼ヶ島という単語はまだ出ていない事に気付いてないようです。
クロ「…んもう。しょうがないわね。やればいいんでしょ?やれば」
コク「やっとか」
じゃあ、パズズは倒されたって事で。
パズズ「かなり適当ですね」
しょうがないのだ!
『全部お前の責任だけどな!』
お前らはどんだけ俺の心を抉る気だ!?
ミカ「あはは…」
第二幕・終了
~休憩~
パズズ「ガツガツ」
相変わらず、パズズの人化は燃費が悪い。
伊吹「コクは大丈夫なのか」
コク「パズズほど悪くねえ」
クロ「第三幕で使う予定だった団子が無いのだけれど?」
コク「………」
ミカ「食べちゃったんですね…」
クロ「どうするの?」
伊吹ー。
伊吹「俺かよ。キヒヒッ」
まあまあ。団子出して出して。
伊吹「はあ…」
伊吹は一枚のカードを取り出し、そこには手描きで団子の絵と、【Dumpling】という単語が書かれていた。
『?』
伊吹「そらよ」
ぽんっ、とカードからいくつかの団子が出る。
『!!!』
団子確保~♪もう食うなよ。
伊吹「次は出さねえぞ。キヒヒッ」
クロ「どうなってるの!?」
コク「はあ!?」
うん。お前らはしょうがない。知ってる人は知っている。
ミカ「ふわぁ~。凄いです」
伊吹「キヒヒッ」
さてと。そろそろ休憩終わるぞー。
パズズ「ふぅ。お腹いっぱいです」
食料がああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?
『あーあ…』
第三幕
クロ「ミカ太郎…危ない事はするんじゃないよ。ほら、これを持っていき」
一度演技に入ると一気に役に入る辺り、さすが輝雪の猫。
ミカ「ありがとうおばあちゃん。…これは?」
クロ「天翔◯翼剣」
それは秘奥義だああああああああああああああああああああああああああ!!!!
クロ「じゃあこれ」
ミカ「これ何?」
クロ「テン・コマンド◯ンツ」
随分と懐かしい物を!?なに?十の剣に変わるの?却下!
クロ「じゃあ約束された勝利の」
それは宝具だあああああああああああああああ!!!てか、何でそんなのものがその家にあるんだよ!?
クロ「昔はやんちゃしたもんよ」
そこでありもしない、【過去は俺TUEEEEEEEEキャラでした】的な雰囲気はいらん!
コク「おーい。石◯いの鎧持ってきたぞー」
う◯おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
クロ「じゃあ武器は獣の◯ね」
魂を削らせる気か!
クロ「冗談よ」
ミカ「あのー。まともなのをー」
その後、結局無難なのが一番いいという事で普通の片手剣を渡した。
クロ「あとこれ」
先程の団子を取り出した。
ミカ「これで動物を仲間にするんですね」
クロ「そう。この“麻薬入り”団子で動物を手玉に取るのよ」
ミカ「ふぇ!?」
おい!?
コク「嘘だ。ちょっと中毒性が強いだけだ」
怖いよ!?何なのその団子!?
ミカ「え、えと、そんな団子は受け取れないですぅ」
クロ「大丈夫よ。…バレはしないわ」
ミカ「そういう問題じゃありませんけど!?」
コク「ま、実際はただのきびだんごという設定の御手洗団子だがな」
ミカ「は、はぁ。…大丈夫ですよね?」
…多分。
クロ「それじゃ行ってらっしゃい」
コク「行って来い行って来い」
ミカ「は、はい!鬼を倒してきます!」
そしてミカ太郎の冒険は始まった。
ミカ「♪~♪~」
鼻歌交じりに道を歩くミカ太郎。だけど、大分歩いたので疲れてしまい休憩する事にしました。
ミカ「え?まだ大丈夫ですよ?」
神の体力に合わせてらんないから!あと演技だから!
ミカ「は、ふぁい!疲れました!」
もの凄くハッスルしながら疲れたと言うミカ太郎は
ミカ「酷いですネームレスさ~ん」
ごめんなさい。
疲れたと言うミカ太郎は近くの芝生でおばあちゃんとおじいちゃんから貰った団子を食べる事にしました。
その時でした。
クロ「ニャー」
一匹の猫が現れました。
ミカ「あれ?おばあちゃん?」
クロ「違うわ。私はおばあちゃんでは無い。猫よ。ただ少し腹を空かしてるだけの猫。決してあなたのおばあちゃんでは無いわ。わかったかしら?」
ミカ「え、でも」
クロ「わ・か・っ・た・か・し・ら?」
ミカ「わ、わかりました」
クロ「それじゃ、こほん。
ミーカ太郎さんミカ太郎さん。お腰に付けたきびだんご。一つ私にくださいな」
ミカ「あ、はい!どうぞ!」
ミカ太郎は猫に団子を与えました。
クロ「もぐもぐ…ふぅ。で、あなたは何処に何をしにいくのかしら?」
ミカ「え?おばあちゃんは知ってるよ「おばあちゃんでは無いわ。通りすがりの猫よ」う、うん。えーと、鬼を倒しに行くの」
クロ「成る程。鬼ヶ島に行くのね」
ミカ「え?違いますよ?鬼を倒しに「鬼は鬼ヶ島にいるのよ」鬼ヶ島に行きます」
ミカは通りすがりの猫に自分の目的を話しました。
クロ「成る程」
ミカ「おばあ…猫さん?」
クロ「わかったわ。なら、団子をくれたお礼に私もついて行ってあげる」
ミカ「ええ!本当ですか!?」
クロ「本当よ」
どうやら猫はついて来るようです。
ミカ「でも、危ないですよ?」
クロ「大丈夫大丈夫。どうせ劇だからこっちが勝つように物語は組まれてるわ」
おいこら。メタ発言すな。
クロ「いいのよ今更」
それ言われたら何も言えねえ…。
ミカ「えーと、じゃあ、お願いします」
クロ「任せなさい。私の名前はクロ。クロ◯ド・C・◯ニー」
宇宙にでも行ってろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
コク「ミーカ太郎さん。ミカ太郎さん。お腰に付けたきびだんご。一つ私にくださいな」
『急に!?』
コク「いやだって…遅いから」
テンポを考えて!?
クロ「まさかコクに驚かされるなんて…」
コク「おい。どういう意味だ」
ミカ「きゅ、急ですね。あのー、きびだんごです」
コク「よし。仲間になってやる」
『急に!?』
コク「いや、だって面倒だし」
テンポを考えてくれ!
クロ「まさか二度も驚かされるなんて…」
コク「だからどういう意味だ」
ミカ「あはは…。ありがとうございます」
コク「おう。俺の名はコク。黒縄◯譴明王」
卍解でもする気かあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
コク「犬かっこいいよな」
知らねえよ!?
パズズ「ミーカ太郎さんミカ太郎さん。お腰に付けた」
一回引っ込め!
パズズ「遅いんですよ。早く進めてください」
もうちょっと待ってよ!?
パズズ「………」
あ、ちょ、風やめ!
ミカ「わ、私なら大丈夫ですよ!」
て、天使がおる。
ミカ「私、一応神様なんですけど…」
あ、そうだった。
ミカ「そう…ですよね。神様らしく、ありませんよね」
おおぅ!?今度はこっち!?右に左に忙しい!
『自業自得』
何も言い返せないぜちきしょう!
こういう時は、困った時の伊吹祭りだ!
伊吹「は?いや、俺鬼なんだけど」
コク「というか、“祭り”?」
いいから!早く早く!
伊吹「いや、俺何すりゃいいの?」
ミカの好きそうなもの出して!
伊吹「例えば?」
猫!
『………』
伊吹「キヒヒッ、俺必要無えな」
………。猫's!GO!
『………』
あ、あれ?何で俺のとこに来るの?いや、俺を襲えというわけでは、…いや、やめてええええええええええええ!!!
伊吹「………キヒッ」
~事態収拾のためしばらくお待ちください~
…酷い目にあった。
パズズ「自業自得です」
コク「早く終わらせようぜ」
…だな。パズズのシーンから。ミカー。準備いいかー。
ミカ「はい!大丈夫です!」
それでは。
パズズ「堕ちろ。そして巡れ」
『ム◯ロ!?』
ミカ「え?え?」
どうやらミカは理解出来てないらしい。
パズズ「ふっ。終わった漫画のネタを出す。そうする事によって記憶の上書きし、また長い時間思い出す事ができ、作品は思い出として語られる。親切ですね私」
何がや。普通にやってね?
パズズ「面白くないですね…。団子をくれれば仲間になってあげましょう」
上から目線!?
ミカ「そうなんですか?ありがとうございます!」
全く気にしてねえ!?
パズズ「私の名はバズライト◯ヤー。パズズと呼んで」
無理矢理ぶっ込むな!どこも合ってねえ!
ミカ「はい。よろしくお願いします。パズズちゃん」
疑問を何一つ持たない!?
クロ「ねえナレーターさん。仕事は?」
………。
ついに三匹の子猫を仲間にしたミカ!心強い(?)仲間とともに、ついに鬼ヶ島へ行かん!
ミカ「が、頑張ります!」
よし、頑張れ!
『お前が一番頑張れ企画立案者』
…最後までこの流れを通すつもりか。
第三幕・終了
~休憩~
やっとか伊吹も登場できるねー。
伊吹「キヒヒッ、来なくてもいいんだがな」
そんなこと言わずに。コクも何だかんだで熱演だし。
コク「なっ!?ちがっ!」
『うんうん』
コク「納得すんなー!」
ミカは…うん、頑張って。
ミカ「はぃ…」
クロ「なにいたいけな少女苛めてるのー。サイテー」
パズズ「とんだクズ野郎です」
酷い言われようだな!
ま、とにかく次で最後だから、みんなで頑張ろう!
パズズ「リアルとは正反対のキャラですねー」
うっせえ!
第四幕
場所は鬼ヶ島。
ミカ「え?もうですか?」
クロ「いいんじゃない?どうせ仲間集めたら何時の間にか船に乗って海のど真ん中でしょ?移動ぐらいスキップしてもバチは当たらないわ」
コク「時間も短縮だしな」
パズズ「ですね」
ミカ「で、でも薄暗いですよ?」
まあ、そんぐらいしなきゃ雰囲気出ないからねー。
クロ「まあ、そこまで怖くは「キヒッ」」
ミカ「きゃあああああ!?」
ぎゃああああああああああああああああああ!?!?
コク「驚いたミカが剣を振り抜いた瞬間衝撃波が出たな」
パズズ「衝撃波によって一人使い物にならなくなりましたね」
………。(ピクピクッ)
ミカ「あわわ!?大丈夫ですか!?」
クロ「あ、そこ」
ミカ「え?ひゃっ!?」
ぐふぉっ!?
コク「ど派手にぶっ転んだな」
パズズ「トドメを刺しましたね」
ミカ「あわわ!?ど、ど、どうしましょう!?」
『とりあえず落ち着けばいいと思う』
伊吹「で、いつになったら来るんだ?」
クロ「一段落したら?」
伊吹「ま、いいけどな。面白いもん見れたし。キヒヒッ」
~回復まで十数分~
…酷い目に会った。
ミカ「すいませんすいません」
うん。もう続けよう。
ミカ「…はい」
伊吹「キヒヒ…で、俺は何をすればいいんだ?」
はいバトル!
『…はい?』
はいコクからGO。
コク「え?ええ?」
伊吹「キヒヒ…楽しませてくれよ」
コク「何かあっちやる気だし…」
伊吹「軽くでいいだろ。キヒヒッ」
コク「そういうこと?なら」
コクの足元から一瞬、勢い良く影が溢れた。
影が沈むと、そこには猫では無く少年の姿をしたコクがいた。
コク「行くぜ!」
伊吹「キヒッ」
伊吹の行動は素早く、一枚のカードを取り出す。
能力を使い実現させる。そこには
伊吹「おらよ」
コク「!!!」
クロ「あ」
パズズ「…迂闊ですね」
出てきたのは
ミカ「…マタタビ、ですか?」
コク「♪~♪~」
コクはすでに猫に戻っており、酔っ払いのようにゴロゴロしている。
伊吹「キヒヒ…楽勝」
クロ「次はそう上手く行くかしら?」
第二の刺客、クロ。
パズズ「刺客って…完全ボス側じゃないですか」
ミカ「え?私たちがボスなんですか!?」
言葉の綾だから!
伊吹「先手必勝!」
『あ!』
クロ「っ!」
クロの足元から影が溢れ、周囲を黒く染める。
伊吹「ちっ!」
溢れた影から何かが飛ぶ。
クロ「セイッ!」
見た目はコクの人間状態をそのまま性別を女にした感じ。
クロだ。
クロは石ころに【貫通】を付加させ、投げる。
伊吹「キヒッ!」
だが伊吹は、【Shield】と盾の絵を描かれたカードを出す。
実体化した盾は少し凹むが、貫通はしなかった。
クロ「くそ!」
伊吹「ほら!」
伊吹がカードを出す。書かれているのは、【gun】と銃の絵。
クロ「!!!」
伊吹「キヒッ!」
伊吹のカードは銃へと形を変える。
驚愕するクロをよそに、容赦なく引き金を引く。
クロ「ハァッ!」
皮膚に【硬化】を付加させ硬くする。
銃弾は肉を抉ろうと回転するが、表面に傷を付けるだけで終わった。
伊吹「まだやるか?」
クロ「…いえ。これは勝てないわ」
伊吹「賢明だな。キヒヒッ」
パズズ「次は私ですか」
『お前はやるな』
パズズ「…一応、理由を」
クロ「食料が空」
コク「どうせまた食うだろ」
伊吹「俺はもう出せねえぜ」
燃費が悪い。
パズズ「………」
ミカ「あ、あはは…」
じゃあ、ミカ行こうか。
ミカ「え?私ですか?」
うん。
ミカ「じゃ、じゃあ。お願いします」
ミカは慣れないながらも剣を抜く。
ミカ「…やっぱり軽いですね。普段の武器使ってもいいですか?」
『え?』
ミカ「これです」
そこにあるのは、ミカの背を軽く超える大剣。重量は、…地球上の生物である限り持てないと言っておこう。
伊吹「………」
うん。やめて。伊吹死んじゃう。死んじゃうから。
ミカ「うぅ、…わかりました。…て、うわ!?」
ミカは何も無い場所で躓き、大勢を立て直すために体を動かす。
そのさい、大剣を持ってるが故に、大勢を立て直す際に、つい“力を入れてしまった”。
衝撃波が、放たれる。
伊吹「かはっ!?」
『伊吹いいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?!?!?』
ミカ「あ、あれ?…あ、あぁぁあ!?」
鬼は退治され、鬼が奪った宝物はちゃんと村に返され、みんなは幸せに暮らしましたとさ。
~おしまい~
誰か119番掛けてえええええええええええ!!
第四幕・終了
~終了後~
ミカ「ごめんなさいごめんなさい」
伊吹「キヒヒ…もう大丈夫だ」
青ざめてるけどな。
伊吹「うるせえよ」
パズズ「言わないお約束です」
クロ「空気読みなさい」
コク「そうだぞ」
orz
パズズ「にしても、やっとか終わりました」
ミカ「結構面白かったですね」
『うん…まあ…』
ミカ「…すいません」
俺としてはキャラ壊れてないか心配だけどなね。
伊吹「キヒヒッ」
ミカ「だ、大丈夫だと思いますよ?」
う、うん…。
さて!
今回、パロディという事でキャラを借りてやったんですが、…まあ…伊吹とミカがどんなキャラかはわからな人が殆どだと思うので、ストーリーの方で楽しんでもらえれば嬉しいです。
『え?』
疑問に思うのもわかるけどそこで挟むなよ!?
…こほん。
それでは最後に。
キャラを貸してくださったコサッキーさん、李薇さん、ありがとうございました。
これを読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
いつかまた、こういう機会があればまた!
伊吹「…何人見るかね。キヒヒッ」
是非見てね!(迫真)