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剛腕JK  作者: ロキ
32/92

1回裏 4番 キャッチャー サウス

今日は3話投稿です。

12時

13時

18時

に予約入れてます

すいません、追加のスケジュールです

19時

20時

21時

22時

にも予約を入れました

1回裏 田早稲実業 3ー0 田無第一


1アウト、1塁、3塁

打順は、4番 キャッチャー サウス


 にしこくさんがネクストバッターズサークルに入り、あたしは打席に入った。

監督のサインを見る。

打て! だ。

ランナーは盗塁するのかな? と思ったけど、サインはなしだ。

ゲッツーとかになったら、マズイんだけどな。

とはいえ、このピッチャーには、ちょっとばかり、お世話になったから……

きっちり、返してやらないと、気がすまないんだ。


あたしは、バッターボックスに入り、おへそに力を込めた。


パリっ


静電気が走った気がするけど、気にしない。


ピッチャーを軽く睨み、初球を待つ。


3塁側ベンチからは、


「サウスちゃーん! 頑張ってー!」 とか

「サウスちゃん! 打ってー!」


なんて声が聞こえてくる。


1塁、3塁で4番。

やってやる!

みんなが作ってくれたチャンス! 絶対に打ってみせる!


本来なら敵である1塁側ベンチからも応援してくれる声が聞こえてくる。


「同好会、がんばれー!」

「打てるよー!」


あたしは、みんなの声に応える為にも、絶対に打つ!


相手ピッチャーは、1塁ランナーと、3塁ランナーをみつつ、

セットポジションから第1球を投げた!


内角高めの胸をえぐるストレート!


この人、まただ! あたしにもか!

尻もちはつかなかったけど、避けなければ当たってた。


1塁側ベンチから、ブーイングだ。


「ちゃんと投げろー!」

「あぶねーだろ!」


審判は危険球はとらなかった。

まぁ、このくらいで危険球なわけはないし、そんな判定されても困る。

きっちり、打ってやらないとね!


気を取り直して、2球目を待つ。


カウントは、ノーストライク、1ボール。


2球目は、外角低めに大きく曲がるカーブ。

ストライクだった。

だけど、あたしは振らない。

あたしが、待ってるのは、脅しの様に投げてきたストレートだ。


カウントは、1ストライク、1ボール。


監督のサインは打て! のまま。

ランナーも動かない。

もしかしたら、あたしを信用してくれているのかもしれない。

みんなが作ってくれたチャンス、絶対に活かしてみせる!


あたしは、どんどん気合が入っていくのを感じた。


聞こえるはずのない、鳴り物入りの応援歌が聞こえる様な気がした。


あたしはバットを揺らしながら、ボールを待つ。


来た! 内角高めのまっすぐ! ギリギリストライクゾーンだ!

あたしは、ボールを引き付けて、フルスイング!


カッキーン!


大空高く舞い上がっていくボール!

打った瞬間にホームランと分かる打球は、センターバックスクリーンの上を

越えて、大山内裏公園の中に飛び込んでいった!


ホームラン!


あたしは、拳を握りしめ、空に向かって突き上げた!


球場がどよめいている。

塁上にいたレビンちゃん、ヤムちゃんが、喜びながらベースをまわっている。

3塁側ベンチは、全員が飛び出している!


監督は手を叩いて大はしゃぎ。


1塁2塁3塁、全てのベースを踏んで、ホームベースを踏んだ。

レビンちゃん、ヤムちゃんが、迎えてくれた。

一緒に、3塁側ベンチへと戻る。


ハイタッチの嵐が待っていた。

助っ人の男子達も全員とハイタッチして、喜びあった。


3対3、同点だ!

さぁ、逆転するぞ!


お読み頂き有難うございます!

よろしければ、ブックマークと評価の方も宜しくお願いいたします。


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