松平忠直の名誉回復は菊池寛に託された(福井藩3部作①)
菊池寛が文芸春秋社を創設して成功したが、彼が若い時に描いた「忠直卿行状記」で越前福井藩2代松平忠直は精神を病みご乱行のはてに異国へ流されるひどい大名としてのレッテルが張られてしまう。越前松平家の末裔である松平慶民は宮内庁に努める高級官僚だったが、調べてみると先祖である忠直が実際には領民のためにいろいろ頑張った名君であったが、家臣団の内紛に巻き込まれ乱心というレッテルを張られ、辞めさせられた不運の大名であったことを知る。そこで大成功して文壇に大きな影響力を持った菊池寛に面談し、松平忠直の名誉回復を図れるような作品の発表を依頼する。菊池はその依頼を一応聞くが、忙しさから作品作成には至らなかった。しかし菊池が何回か不思議な体験をする。その中で松平忠直が菊池に直接訴えかけてくる。悲運の名将、忠直を再評価する作品となっている。
1,雑誌「文芸春秋」を創刊する菊池寛
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2,芥川龍之介の自殺
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3,弔辞を読む菊池寛
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4,松平慶民の訪問
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5.麻雀中の不思議な体験
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6、江戸時代へタイムスリップ
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7、新たな仮説
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8、天皇杯競馬
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9、タイムスリップ2
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10、松平氏を訪ねて
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