鍋ぶた82 しおしおドラゴン
のんびりとした気持ちで読んで頂ければ
幸いです。少しでも面白かったと思って
頂けたら、評価やブックマークを是非
お願い致します(*´◒`*)
誤字訂正、ありがとうございます!
B9フロア、亜熱帯のミクロドラゴン戦です!今回はギックリ腰にならないでね〜、みゆきさんっ
B9フロアはサラマンダーに手を焼いたフロアだったが、
ボスはミクロドラゴンだ。回復も使う厄介なボス。すぐ逃げちゃうボス…
みゆきはマップを3枚出す。
適度にチームを配置させて、いき、今ボスがいる部屋の目の前にいるのはみゆき1人だ。
「大きくHPを削って、逃げたら追いながら、皆に合流すると。よし、じゃあ行きますか!」
『ボス前バフ!』
(横着呪文も完璧なみゆきさん、さすが)
みゆきはそっと近づき、小声で
『パラライズ、スロー、ポイズン、スリープ、フローズン』
「ガッッ」
ミクロドラゴンは前回同様逃げるだろうと、みゆきはすぐさま通路に避難してマップを見ながら隠し通路を移動するミクロドラゴンの行き先を追う。
西に移動するドラゴンを追って走るみゆき。走れてないけど走る!!
「きついて〜落とし穴の方が、楽ちんかも〜」
▲▽▲▽▲
うさゴンとGMDSチームの近くの部屋にドラゴンが現れた。うさゴンは、GMDSメンバーに元気スタンプを押してから高速移動で向かった。
うさゴンは、ビリビリ痺れているミクロドラゴンを見つけ、ドゴンッと体当たりと電撃攻撃をする。ノロノロと部屋の隠し通路に逃げ込むボスに追撃をするGMDS。
「やばい、逃げられる!尻尾!しっぽー!」
GMDSメンバーは尻尾を削ることに成功。皆で通路にでて、マップを確認。うさゴンが『こっち』と言わんばかりに道の先で足をトタタトンッと鳴らしている。
「おす!」
走りながらもGMDSメンバーは思った…
((((かんわえぇ〜))))
▲▽▲▽▲
いなスケ、ポン子達のフロアに、尻尾のないミクロドラゴンがやってきた。ポン子はクルンクルンと宙返りしながらドラゴンに密着した。傷口からチュワチュワしている。
いなスケは狐火を四方から放ちつつ、やはりチュワチュワし始めた。ミクロドラゴンは力を振り絞って回復をしながら避難する…
▲▽▲▽▲
健介とかじさんが潜む通路の横からベッタン、ベッタンと音がする。マップを見ても間違いない。この部屋に来るだろう。
「隠密」
健介は部屋のおそらく寝床付近に潜伏した。
ベッタン、ベッタン…
現れたのは、シオシオになったカエル………のようなモンスターだ。ぽよんぽよんと嬉しそうにポン子といなスケがモンスターから離れた…
「ドラゴンって聞いてたけど、なに?なんか、気の毒だけど…ほいよっと」
スパンッと一刀両断だ。
健介とかじさんはレベルアップした。宝箱を回収した健介、いなスケ、ポン子は、みんなが向かってきてるのを確認し、合流する為に歩く。うさゴンが嬉しそうに飛びつき、からの抱っこだ。
GMDSメンバーも、飛びつきはしないが駆け寄ってきた。
「なんかカエルみたいになってたぞw」
「マジすか?俺ら見た時はヨボヨボのトカゲでした」
10分後、頭に奇天烈なメガネを2つつけたみゆきが現れた!!片手にドリンクまでもっている…
「そのカチューシャには触れた方がいいのかな?」
健介からの質問に、
「あ、これね、4つゲットしたかったけど、まだ2個しかドロップしてないんだわ。はい、あげる」
きらちゃんは、満面の笑顔になる。和馬君が欲しそうにみてるので、もう一つは和馬君にプレゼントする。
「伊織君と克己君は次に出たらあげるね」
「「え"っ?」」
「あ、これはねぇ、さっきそこであったモンスターのドロップ品なんだけどね………」
お疲れドリンクを配りながら、殺人トンボのドロップ品という説明をし、聞いてないのに殺人トンボの危険な生態について説明するみゆきさん。
キャラのゆるさに絆されて、初めは要らないと思ってた複眼メガネ…だんだん欲しくなる伊織君と克己君なのでした…
読んで頂き、ありがとうございます。
↓広告の下辺りに☆☆☆☆☆の評価が
出来るようになっています。
評価頂けると幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します!
トンボの眼鏡が欲しくなった方、B9フロアにみゆきさんがご案内しますのでいいね、お願いいたします!




