鍋ぶた7 有能な家政婦みゆき
みゆきさん、着々とレベルアップしてますね。
少しは強くなったかな?
戦いよりも主婦スキルが発揮されてます。
いいねをありがとうございます!!
高評価も、とても嬉しいです。
これだけで、今日、頑張れます!
更紗とのファッションショーを終えて片付けをする。更紗の友達よ、みゆきが試着しちゃったからスウェット、伸びてるけど許して欲しい。
(クリーンをかけたから綺麗よ)
洗濯物を取り込んでプレス。下ごしらえしていたので楽ちん夕飯作り。午後の家事もバリバリ調子のよいみゆきさん。
(スキルありがとー!)
お風呂は早めに準備しておく。ハウスキーパーのスキルって、本当にすごい。
作業効率がぐんと上がり、やるべきことに、次々と気付けて、やらないとソワソワと落ち着かないくらいだ。
「スーパー主婦!みゆき参上ナリよー」
などと浮かれていると、体がまたグルンとひっくり返るような感覚。ダンジョンに入っていなくても、落とし穴が活躍しているようだ。
(レベルアップ!嬉しい!でも、突然だと結構びっくりするよねぇ〜寝てる時とかやだなぁ。あまりにもひどかったら、落とし穴は埋めてこよう…)
『♪♫♩♪♫』
母親から電話だ
「みゆき〜?ごめん今大丈夫??」
辛そうな声。どうやらギックリ腰でピンチらしいみゆきの母は、知るところ病気知らずの怪我知らずでこんな事は珍しいのだ。
みゆきも苦しんだギックリ腰だが、歳が歳の母にはもっと辛いだろう…
急いで家事の手伝いに行くみゆきさん。
▲▽▲▽▲
それは、あっという間の出来事だった。みゆきの母が見ていないので、掃除は加減をして『クリーン!』
洗濯物も『クリーン!プレス!』
父が帰ってくる頃にはピカピカ御殿になり、夕ご飯もばっちり用意できた。
(派遣で家政婦やろうかな…)
母親にお茶を淹れようとして、ふと思う。
(ポーション、効くかな?エリクサーを少し混ぜてみよう)
みゆきは、ひと匙エリクサーを味見する。蜂蜜のような甘さと、柑橘系の爽やかな酸味が非常に美味しい…。これなら紅茶に合うだろう。
みゆきは母の寝床に紅茶と水、食事を持っていく。
「腰、大丈夫?このお茶、貰い物なんだけど
すごく美味しいんだよ」
「いい香りぃたたたたぁ、冷めたらストロー
で飲むわ」
相当酷いようなので、氷とストローを持ってきて飲ませてあげる。なんせ効果も気になるみゆきさんです。
「あらぁ、本当に美味しいわね。どこの紅茶??欲しいわぁ…」
「もらいもんだから、わかんないけど…多めにポットに入れておくね。」
父が帰って来たので少し話し、食器は母の分も下げるようにお願いして帰宅した。
ひとさじエリクサーを味見したみゆきも、なんだかすこぶる調子が良い。
20代とまでは行かないが30代半ばくらいには戻った気分だ。
▲▽▲▽▲
18:30
帰宅したら柑奈がコスメをテーブルに広げて更紗とガールズトークをしていた。
「柑奈、ありがとう〜!ご飯食べたら、一回
だけ化粧して〜ちゃんと覚えるから!」
柑奈はリップとマスカラをゲットして機嫌が良いのか速攻オッケーしてくれた。
(あーよかった!なんだかんだでいい子や)
翔と旦那も帰って全員揃ったところで夕飯タイム。全員揃ってご飯なんて、ちょっと前まで考えられなかった。みゆきがフルタイムで仕事をしていたからだ。なんとなく、適度に作り、適度に食べに来て…の習慣がなくなったのもある。
幸せな時間をありがとう、ダンジョン!
スキル、ありがとう!
〜本日の夕飯〜
帆立の貝柱フライ
白身魚とほうれん草のチーズフライ
ツナときゅうりのサラダ
美味しいお米
じゃがいもほくほく味噌汁
5合炊いたお米が、あっという間になくなるんですが…。男どもプラス更紗さん、胃袋、無限なのかな??
ニコニコと、みんなの食べる姿を見ていたら、またレベルアップの症状が…
喉に詰まらせたフリしてやり過ごすみゆきさんなのでした…
▲▽▲▽▲
「はい完成!ママ、化粧は絶対したもん勝ちだからねっ!」
「わぁ、いい!美人になった!ありがとう」
柑奈にフルメイクをしてもらい、ウキウキして風呂場へ直行のみゆきさん。
すごく綺麗だ。最近のコスメってすごい!気になるくすみ、しみ、こじわが消えて、つるんつるん、いや、トゥルントゥルンだ。
目元も自然に明るく目が大きく見える。
メイクを落とさずに、クローゼットへ登録をし、メイク道具はクローゼットへ収納した。
さてお試しあれ。
「クリーン」
で、すっぴんになる。うわぁギャップが…手入れを怠った、シミと小じわの40代
だがしかし、そこに『メイクアップ!!』
クローゼットスキルとメイキングスキルのコラボだ。
あっという間に柑奈のフルメイク装着!トゥルントゥルンで綺麗なみゆきが完成した。
夢のようなスキルをありがとう!
ダンジョン、ありがとう!
(本日感謝多め)
湯船でまったりみゆきさんは、
「ふんぐっ!」
突然のレベルアップをする。体が作り替えられるので仕方がない。けれどもやはり、ちょっとつらい。まぁ、強くなってるのだじっと我慢の子だよ、みゆきさん。
ふと鏡に映るワガママボディ。
「レベルが上がっても、あまり変わらないか、そりゃそーだよね」
みゆきさんは気づいていないけれど…
背中の悪魔の顔が消えてきてますよ〜
ダンジョン活動で、ちゃんとエネルギー消費をしているみゆきさんなのでした…
※太ると背中の肉が顔に見えて可愛いんですよね…本当、憎たら…いえ、可愛いんです。
拙い文章ですが読んで頂きありがとうございます。少しでもみゆきさんを応援したいと思って頂けたら、どうかポチりといいねをお願い致します(╹◡╹)おばあちゃんの抱き枕が『背中のアクマ顔』だと気づいた方も、ぜひポチっとお願いします。