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鍋ぶた片手にダンジョンへ  作者: ミンすけ
村長とダンジョンイッテミヨ
64/93

鍋ぶた64 村長が仲間になった

挿絵(By みてみん)

いいね、高評価、ブクマをありがとうございます!とても励まされております。

これからもどうぞ宜しくお願いします!


岡田村長が仲間になりました…

ご無理なさらずに…




かなり汗をかいたみゆきさんと柑奈は

クリーンをかけてから村長の元へ向かった。

メイクアップも忘れない。

早いけれどお昼ご飯にしたい。


たくさん歩いてお腹が空いた

腹ペコ親子参上!!


奥様の食堂で、名物の月見うどんを頼んだ。

柑奈はみゆきが全く眼中になかった、トマト

ジェノベーゼうどんを頼んでいる。


「気になる!ひと口頂戴!」


「うわ出た!ママの『ひと口頂戴攻撃』って

 別にいいけどね。

 追加でかき氷頼んでいい?暑くて…」


「いいよ。ママもたのも♩抹茶小豆練乳!」


「かんなはねぇトリプルベリー練乳!」


「「ひと口頂戴?」でしょ?いいよ」


トマトジェノベーゼうどんは爽やかな酸味と

鼻に抜ける、爽やかな香りが最高!美味し

かったのか、みゆきはテイクアウトで10人

分頼んだ。あと、ぽんぽこ丼を4つ。

(千切りキャベツたっぷりに鶏モモの照り

 焼きと温玉が乗っている、美味しいやつ)


村長がやってきて、月見ダンジョンの攻略の

話になった。


かき氷をシャカシャカ崩しながら村長が話す。

(村長は白雪派)


「俺は、大体B5までしか行ってねぇな。

 B6はやだよ。霧やら宝箱だろ?

 ボスデカすぎてちっと無理だな…」


「え?じゃあそれより下は行ったことない?

 じゃあ一緒に行く??」


みゆきは村長を誘うと、目を輝かせて喜んで


「おう!いいのか?頼りになるなぁ〜!」

「良いよ!じゃ、最速で行くよ〜B6からね」


「おう、お〜い、午後潜ってくるから受付

 宜しくなっ」

「はいはい、気をつけて来てくださいね」


奥様も嬉しそうだ。

旦那さんの久々のダンジョン更新だ。

お祝い作るつもりなのか、腕まくりしている。

素敵な奥さん〜!!



▲▽▲▽▲



みゆきはGMDSのみんなに会いたくて

魔法陣で各階降りてマッピングしていたら

B3のボス部屋前にいるのを見つけた。


そこまで転移する。


「村長さん、みゆきさん!こんにちは!」

「「「こんにちは!」」」


挨拶の爽やかさ!


みゆきと村長も挨拶して、柑奈を紹介する。

もちろん詮索無しの契約も忘れないよ。


「かっ。柑奈さん、ちゃん、は、あのっ…」


伊織君、ガチガチだけど大丈夫か?


「かんなちゃん、いくつ?私19だよ!」

「え?私18だけど、今年19です」

「あ、じゃあ同い年〜!!」


女子のきゃっきゃタイム…男子が入れず

ソワソワしていて可愛い…


伊織君、柑奈を見る目がハート…

和馬君と克己君は感情が読めない…

だらしなくポカーンとしている


わかるよ。だって柑奈可愛いからよね?

うちの子マジ可愛いっしょ〜?


って、差し入れしに来たんだった。


ぽんぽこ丼とジェノベーゼ、それから

爆買いしておいた、物産展のお菓子などを

渡す。全員お腹ぺこぺこだったみたいだ。

キラキラな眼差しで、


「「「「ありざいます!」」」」


すぐさま食べ始めようとしたので

みゆきは慌てて全員にクリーンをかけた。


『手を洗ってから食べる事』

大人的指導をして別れた。


色気よりもまだ食い気だね…



▲▽▲▽▲



B6で、みゆきは『床暖房!』地面を温めて

霧を晴らす。


「なんじゃそりゃ?」


村長はポカンとしている…


ボスの鍵はもう持ってるので宝箱イベントは

スルー。そのままボス部屋に到達する。


ブラウンパイソンは小さめの(?)

体長6メートル。

みゆきには一撃だが、柑奈にやらせてみたら

一度に2本の矢を放った。


一本はボスに刺さると同時に爆発、

もう一本が刺さったところから凍り出した。


恐ろしい子!天才よ!うちの子天才!


「はれ〜」


村長は口がまたポカンだ。


「村長、とどめ、お願いします」


柑奈が謙虚にバトンを渡すと、気合を入れた

村長が、投擲ナイフを連続で投げる。


何度投げても、村長の手にナイフがあるのが

カッコいい!みゆきの投石玉と同じように

自動回収が付与されてるようだ。


ボスがキラキラと消えて宝箱が出てきた。


「村長、かっこよ!」

「おう、まだまだ現役よぅ」


宝箱の中身は

HHPポーションが3本

ブラウンパイソンの革

投擲ポイズンナイフ

金貨12枚が入っていた


やっぱりオーナーだけあるわ。

ダンジョンに好かれてんのねぇ


「また投擲ナイフでたなぁ。

 俺は槍が欲しいんだけどなかなか出ないん

 だよな、コレが…」

「スローイングナイフ専門かと思った…」


村長が投げる度に同じ箇所に傷がついていく。

命中スキルでもある?


「金貨やるからナイフくれぃ」

「もちろんだよ。けど、金貨も分けよ」

「ママ、私も分けてもらえるの?」

「柑奈は後でお小遣いね。

 でも、更紗と翔にもあげるよ。」

「ママ、更紗は今日お昼代既にもらってて

 ずる〜い!」



柑奈さん、お金絡むと細かい…



▲▽▲▽▲



B7も、最短で駆け抜けた。

ボスはみゆきが担当。


どくろプリンスと、またダンス対決かと

思ったら今度は戦闘の構えだ。


「落とし穴!浄化!浄化!」


「おーーーーーん」


ゾワッとする恐ろしい悲鳴と共にプリンスは

消えていった。


「次はダンスをお願い致します」


みゆきはカテーシーでご挨拶をし、

村長と柑奈はそれを無言で見守っていた…


宝箱には金貨12枚

プリンセスセット

(ゴールド基調に所々青のアクセント)



「プリンセスセットもいる?」

「おう、やっぱゴールドはいいなぁ〜って、

 いらねぇよう!持ってけ持ってけ」


柑奈がソワソワしている。

プリンセスセットは有り難く頂いておこう。



回復のお茶を飲みながら一息つける3人。

ここから先、柑奈を連れてくかどうか迷う

ところ…


「柑奈、どうする?いく?」

「階段まで行ってみる」

「よし、じゃあ様子見てこよか」



よし、B8大蜘蛛戦、イッテミヨ〜!



拙い文章ですが読んで頂きありがとうございます。↓広告の下に☆☆☆☆☆の評価ができますので、是非評価頂けると大変有り難いです。どうぞ宜しくお願いいたします!


村長のスローイングナイフ。かっこよ!と思ったら是非いいねもポチお願いしまーす!



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