鍋ぶた57 月見B7イッテミヨ
いいね、高評価、ブクマをありがとうございます!
とても励まされております。
これからもどうぞ宜しくお願いします!
初めての作品です。
文章が難しくて日々難航中です。
のんびりとした気持ちで読んで頂ければ
幸いです。
(*´◒`*)
また、身体安静中につき、少しずつ投稿遅れる気がしてます。それでも頑張りますのでどうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m
今回はうさゴンと月見ダンジョン行きますよ、みゆきさん!
ショッピングモールでの出来事を子供達に話しながら盛り上がっていると、健介から『すりガラスのインテリア部屋』が完成したと、画像が送られてきた。
そして、また続けて依頼が来たらしいので
そのまま行ってくるとの事。
健介さん〜いい波乗ってんねぇ〜
「あのゴミ屋敷の主さんいるでしよ?…そう斉藤さん。色々あって病んでたんだけど復活したらバリバリよ。あの後リフォーム会社作っちゃって、5件も振ってくれたよ。俺は営業とか無理だからありがてえって事でね、宜しく。」
「全然いいよ。仕事があるのはいい事よ!無理せずね。じゃあ、宜しくお伝えくださいな」
「おぅ。そういえば、プヨ丸がまたバシャってたぞー!!怖いくらいに。じゃ」
イキイキしてるね、健介さん。
しばらくソロダンだね、みゆきさん
▲▽▲▽▲
みゆきの朝のルーティーン。
クローゼット、クリーン、お弁当作り、朝ごはん、ダンジョン畑の手入れ、ダンジョンパトロール…になった。
ってまだ始まったばかりだけど…
B2のボス部屋に行こうとすると味方になった(?)サハギン(ニュウドウカジカさん)が、ボス部屋のボスを毎回眠らせておいてくれる。
ボスを倒した時の恩恵も気になるっちゃ気になるんだけど、嬉しそうに『はよいけシッシ』をしているのでまぁ機会があればと思っている。
万が一の水中戦の為に水中マスクはクローゼットにセットしておいた。
(B3はマッピングで新しい部屋が出来たら行こうかな)
みゆきはする事もなく、ふと思う…
(そうだ、月見ダンジョンに行こう)
月見のプヨさんも気になるし、そもそも月見はB10が最下層。
「もうすぐ制覇やんけっ。今日は月見からのハシゴで、帰りにショッピングモールのダンジョンも、どうなったか見てこよう…」
ただ、わらび餅が食べたいみゆきさんなのです…
▲▽▲▽▲
月見ダンジョンにうさゴン連れて来ちゃったみゆきさん。!しっかり隠蔽はかけてるれけど、うさゴンがお利口すぎて、尊い。
お人形の様に静かにしてくれているのだ。
村長に紹介すると、めちゃめちゃ可愛がられて、ほしがられた。
(何言ってるの?うちの子はやらんよ??)
「したっけぇよぅ、帰りに買取頼んだわ。よってけな」
「りょ〜かいデス!」
うさゴンと月見ダンジョン攻略行ってミヨ!
▽▲▽▲▽▲
みゆきとうさゴンはB7前の魔法陣へ移動した。待機していた月見のプヨさんが、みゆきに訴えてきた。
「分裂8匹じゃ足りない?そっか…じゃあさ月見のプヨさんに任せるけど…基準はあるのかな?」
月見のプヨさん達の話だと、最近月見ダンジョンに来た探索者がプヨさん達を容赦なく攻撃してきたらしい。一度全滅するかと思い怖かったらしいのだ…
「怖かったよね…そうかぁ。攻撃しない様に呼びかけてたのにね…じゃあプヨさん達は、危なくなったら、なるべく隠れたりして頑張って逃げてね…」
プヨさんは今8匹で、今からまた分裂するとの事だった。ショッピングモールで、たくさん経験値獲得出来てたからよかったのかもしれない…
小部屋が沢山あるスロープに来た。
「うわぁ…きったなぁ〜」
たくさんの部屋の中で一部屋だけがやたらと汚かった。ゴミ類はプヨさんが綺麗にしてるけれど
なんというか、荒らされてる汚さだ。
(乱暴者が来たのかな…色々と良くない!!村長にチクってやるぜ!コンニャロめが!)
B7のマッピングをして敵の種類や数を確認すると、みゆきの苦手な骸骨だらけだった。
どくろ剣士、どくろ魔術師、どくろ狩人…
どくろ、どくろ、どくろ………あわわわ……
アババババ………
みゆきが弱々になっていると、うさゴンが耳をピーンと立てて
「キュキューッ!!」
みゆきを応援する様に、元気な声を出して肉球でみゆきにスタンプした。スキル『応援』だ!
タシッ!
かわよ〜
みゆきは、心がぽかぽかしてらやる気が湧いてきた。
「行けるんちゃうん?全然、余裕っしょ!!だって、この界隈のどくろの中じゃぁ、うち、レベチだわ!」
マップをよく見ると、罠の場所も紫色に光っている。罠の場所がわかってたら安心だ。
このフロアの壁画は全部写真を撮りたい処だ。柑奈へのお土産にしたいと、パシャリ、パシャリと撮っていく。
歩き始めると魔除けのお守りが効いてるのか、どくろ達が一定の距離を保って離れていく。
「よかった〜、無駄な争いはない方がいいし。今日はボス部屋覗きコースだね」
まるで観光気分のみゆきさんだ。
「あ、うさゴン、そこに座って、はいチーズ!あぁかわいぃねぇ〜」
ゆる〜い探索だ….
さらに進むと、異世界の動物や人、妖精や草木などが細かく彫られた壮大なレリーフの壁画が現れた。
みゆきは夢中で写真を撮る。
「すごい!これ、柑奈が喜ぶよー!きっと!!っとっとっ!あぶな。ここ、罠の所だよね。この床かな。踏まなくてよかった…」
そろりそろりと罠感、丸出しの床を避けて先へ進む。
すると、真後ろで眩い光が放たれた。
「えっリポップ!?」
思い切り近距離で、不気味な骸骨の顔…ばっくんと心臓が飛び跳ねる。
「ぎ…ぎゃぁぁ〜!!」
!!ガシャガシャン!
いや、どくろ剣士も驚いて剣落としちゃってるし…
みゆきは慌てた。
どくろ剣士から離れようとして
つるん!と転んでしまった…
カチリ…ゴゴゴゴゴ……
遠くから少しずつ近づく振動…
「やばい!どうしよう!罠踏んだ!」
みゆきはうさゴンを抱えて、レリーフの横にある小さな窪みに逃げこんで結界を張る。
水だったらやばい…
水中マスクをつけておこうか迷った時に、トゲトゲの壁が前後から押し寄せていた。
先程のどくろ剣士も、剣を拾ってから、あたふたしてる。
「そっち、そっち!窪み!」
どくろ剣士に伝わったのか、ガシャガシャと聞こえてきた。
動く壁がみゆきの目の前を通り過ぎる時にうさゴンは足元に降ろした。壁いっぱいに下がってもギリギリ。
みゆきの体が壁にぐっと押し付けられた
と、思ったその時…
うさゴンと共に、みゆきの体が壁の中に吸い込まれた。
「!?」
隠し扉だ!ガイドブックにも載っていなかった。村長も知らないのかと、みゆきのマッピングを確認すると、さっきまでいた窪みが薄ピンクに光ってた。
「まったくもって、分かりにくいわぁ…」
部屋の中は10畳くらいだろうか…
中央が眩ゆい光を放つ…
「これ、どっちのやつ?」
このデジャブのような展開がトラウマなみゆきさんなのでした…
拙い文章ですが読んで頂きありがとうございます。少しでもみゆきさんを応援したいと思って下さった方、どうか、ブックマーク、いいね!や、高評価で応援を宜しくお願い致します(╹◡╹)
きっと、想像通りの展開が待っている!!
かな?何が出るかな?お楽しみの方、いいねお願い致しますっ!