鍋ぶた48 旦那リフォーム、妻ダンジョン
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初めての作品です。
文章が難しくて日々難航中です。
のんびりとした気持ちで読んで頂ければ
幸いです。どうぞ宜しくお願い致します!
(*´◒`*)
その頃の健介さん
ゴミ屋敷ほどではないが
異様なほどにボロボロだが、場所的に解体出来ない
気の毒な物件前に立っていた。
隠密、隠蔽で周りに悟られないように足場を組んでカバーをかけた。結界や防音がないのは仕方がない。みゆきは居ないが、
俺は俺の仕事をすれば良いのだ。
屋根から始めていく。解体スキルで解体、建築スキルには建築物に必要な素材をしまう事ができるので、再利用の瓦や木材等をしまいながら、ゴミ屑はプヨ丸がシュワっていく。
天井裏がやばい
「うわぁきつっ!」
マスクは専門のマスクだが。ゴーグルをしててよかった。
「みーゆきー!クリーン!」
と叫びたい気持ちを抑え、
小さな生き物の世界を色々をプヨ丸にお任せする。
プヨ丸がいてよかったね。
プヨ丸、つよ……
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うさゴンがバフをかけてくれる。
いつものように『キュー!』と、うさゴンのバフ!
扉バーン!穴ドーン!
「瞬間冷凍!」
レベル差があるからだろう。
あっという間に
リトルブルの体が霜で覆われながら
キラキラと消えていった。
宝箱を手に入れた。
うさゴンと、開ける。
いつもと同じだが、やっぱり嬉しい。
「ボスに感謝だわ」
桐の箱の肉(中)
皮の袋
皮の盾
エリクサー
銀貨5枚
肉とエリクサー以外は換金した
チャカチャカチーン♪
12,000円ナリよ
時給12,000円!
未だにちょっとした背徳感はあるけれど
今出来ることは思いっきりやるのだ!
みゆき、うさゴン、B2フロアへ…
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浜辺は相変わらず綺麗だ。
一旦休憩をする。
うさゴンを抱っこしながら浜辺に寝そべった。
波の音を独り占め
B2もセーフテイゾーンスタートって
どんだけラッキーなのか…
よし。お茶でもしてから
行きましょか。
うさゴンには人参と大根、ほうれん草、薬草
みゆきはさっきゲットしたEXポーションを飲んだ。
「あーうんみゃい!」
コーヒー牛乳だね。ちょっとお茶っぽさもあるけど。
身体中から活力が湧いてきた。
よし、B2ダンジョンを探索しましょう!
「マッピング!」
お。B2完成してる??
地図を見ると部屋が沢山あって、つながっている。
プヨ丸が3匹同じ部屋にいる。大きな部屋の前だ。
回復の泉がありそうだ。月見ダンジョンはちゃんと各階ボス部屋前に回復の泉があったからね。山下家のダンジョンにも、ちゃんと回復ゾーンがあってよかった。
敵をプヨ丸ズが間引きしてるからかな?
遠くに2匹いるだけだ。宝箱もないのでただの散歩だね。
近くでサハギンがリポップしてきたので
「瞬間冷凍」であっという間にキラキラだ。
プヨ丸ズと合流した。
「わぁ〜すごい!!面白い部屋〜」
「キューッキュキュー」
水族館の様に天井が透けていて魚がたくさん泳いでいる。
時々サハギンが泳いでるのでドキッとするが
こちらは見えないみたいだ。
部屋の隅に魔法陣があり、隣の泉で
プヨ丸ズが泳いでいる。
「ここでゴロンとしながら天井見てたいね」
「キュ〜」
泉の水を鑑定する。紛れもない回復の水だ。
疲れてないが、一口。うん、うまいっ!
うさゴンはバシャバシャと泉に入って戻ってきた。
体をブルブルする前に『ドライ』する。
ではちょっとボス部屋見てみましょう。
行けそうならいっちゃおぅ!
ボス部屋らしき部屋の前で緊張する。
扉をそおっと開けると
足場の少ない水のフィールドだった。
誰もいないので索敵をすると、
【サハギン隊長】
B2のボス[スリープ状態]
スリープ?寝てるの?
ボス部屋の奥に扉があるので
隠密をかけていけるかな?
「ぬきあしさしあし」
………………扉の前まで来てしまった。
遠くから、ピンク色のぷにぷになサハギンが
岩陰からこっちを見て『早よいけ!』と言わんばかりに
手を[シッシッ]と振っている。
みゆきはペコリ、挨拶し
うさゴンと目を合わせて扉の中に入る。
魔法陣と階段があった。とりあえず魔法陣を往復して
ダンジョン入り口と繋がってるいるのを確認した。
「よし、魔法陣チェック完了」
みゆきは階段を降りていく。
割と緩やかで広い階段だ。
B3はいかがなものかな〜。
この階も最初はセーフティゾーンを期待したい…
が、どうやらそうはいかないようだ…
降りきって見ると、初めから迷路のように通路がある。
ヨーロッパの城壁の様な壁だ。マッピングをすると、
あれ?結構通路が出来ている。
一気にダンジョン大きくなったのかな?
敵は離れたところに1匹。プヨ丸が4匹。
みゆきはバフをかけてうさゴンと通路に踏み出した。
行き止まりなのは分かっているけれど
様子が見たい…
床は少し荒めの砂で歩きやすい。
学校の校庭に似ているかな?
行き止まりでUターンをしてまた違う通路を歩く。
20分もあれば今日のところは全部制覇できそうだ。
曲がり角が直角だ。カクカクしたフロアなので
曲がり角が割とドキドキする。
覗きながら進むが
前方に2つリポップの明かりが灯った。
みゆきは、左手に杖、右手に鞭を持ち、
構える。姿を表すと同時に
「パッパララライズ!スリープ!落とし穴!」
鍋の様に光る物体が一瞬で穴へ落ちた。
ガッシャーン!カランカラン…カラカラ…
みゆきは急いで覗くと、
苦手な分野のモンスターがいた。
「ひぃぃ!首なし騎士!?」
ホラーは勘弁してほしい。
若い頃も無理矢理誘われて行ったダンジョンが
ガイコツだらけで逃げて帰った覚えがある。
首なし騎士の鎧がふわふわと合体して元の形に
戻ってきた。2体ともテレコにならないのがすごい…
しかも、状態異常が効かないの??
「ひっ!火っ!ファイァ〜!」
「フローズン!」
炎の騎士と氷の騎士がこちらに
剣を振ると、剣先から衝撃波が飛んできて
みゆきのバリアを削ってきた。
やだ、怖い!!まって、なんとかしないと
「無敵!…落ち着いて〜落ち着いて〜
敵の魔法が効かないやつを効く様にするやつ。
んーと、ブレイク!マジックブレイク!?
バリアブレイク!?」
ボッと燃え出す騎士とカチンカチンに凍る騎士。
思い切りウォーターフォールを決め込むと、
いきなり冷やされた鎧はじゅばっと砕け
カチンカチンの鎧は、氷に水を注いだ様に
パキッと割れた…
ふ。ふふん、まいったか!
ひさびさに膝がガクガクなみゆきさんなのでした
拙い文章ですが読んで頂きありがとうございます。少しでもみゆきさんを応援したいと思って下さった方、どうか、ブックマーク、いいね!や、高評価で応援を宜しくお願い致します(╹◡╹)
すみません。
昨日転んで足を負傷し、病院いったら骨折でした…
ちょっと今、ポーション系を切らしておりまして…
座ってるのが辛いのでしばらくイラスト減ります……
それでもよければ是非いいねで応援してくださいっ。
安静を頑張ります!




