表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鍋ぶた片手にダンジョンへ  作者: ミンすけ
解体、建築、リフォームお任せ山下夫妻
45/93

鍋ぶた45 北区の金さん

挿絵(By みてみん)

いいね、高評価、ブクマをありがとうございます!

とても励まされております。

これからもどうぞ宜しくお願いします!


初めての作品です。

文章が難しくて日々難航中です。

のんびりとした気持ちで読んで頂ければ

幸いです。どうぞ宜しくお願い致します!

(*´◒`*)


総合の月間ランキングで

111位ゾロ目ゲットしました!!!




なかなか帰ってこなかった兄妹が帰って来た。


「みゆきー遅くなっちゃってごめんねぇ」

「すまんねぇ。気づいたら時間経ってたよぅ」



「おかえりなさい。

 伯母さんの送る荷物は纏めたから今日送っちゃうね。

 あとは任せてくれるって」


「えっ!もうそんな進んだの??」

「ちょっとしかなかったから」


「他はいじってないよ。

 今度専門業者に引き取りに来て貰えばいいし

 もし使えるようなものなら、家具付きで貸したり

 売ったりしちゃえば?」


「あぁ、やっぱり売っちゃうのかい?」


伯父よ、まだ言うか


「さ、おじさんの部屋行きましょ。

 箱詰め手伝ってあげるから」


伯父に聞く。


「何箱くらいなら家に持っていって大丈夫なの?

 置く場所あるの?」


段ボール2つ分くらいなら置けるとの事。


伯父は早速、椅子に座って…

あれ?思い出の世界に浸りそうだ。


わかるよ〜!!うんうん。

けど、サクサクやってくださーい。

お昼にたくさん話し聞かせてもらうから。


「おじさん、お昼までに選別するよ!」

「お、おお」


伯父は、アルバムや青春のラブレター、スケッチブック

サイン入り野球帽……

などを愛おしそうに段ボールへしまっていく。


みゆきには選別条件が分からないので30分は

伯父に任せる事にした。



不要物であろう物は要らない箱に詰めていく。

服なんかは要らないとの事で(そりゃそうだ)

バレないように『クリーンとプレス』をかけて

アイテムボックスへしまう。


押し入れに、玩具箱まであった。

いらない箱へどんどん入れていくと


「ちょっっ!ちょっと待って?

 これはねぇちょっとした物でねぇ

 今じゃ手に入らないレア物なんだよ!

 ダメダァ捨てちゃっちゃぁ」


なんて焦ってるので《13年ほったらかしてたくせに》

とは言わずに謝った。

持って帰ると、必要箱に入れたら2箱あっという間に

いっぱいだ。


伯父はもう一箱と言うので、持って帰ることを約束して

段ボールを組み立てた。

ちょっと可哀相だが倉庫を管理させられてる

母のことを思えば、心を鬼にするしかないのだ。


「捨てられないなら写真で撮って

 データで残しておけば意外に手放せるよ」

「え?そう言うもん?」

「うん、そう言うもん。初心者はそうやって断捨離する

 らしいよ!




実践してみたら、意外に踏ん切りがついたようだ。

段ボール2つで余るくらいに選別出来た。


挿絵(By みてみん)


伯父が頑張ってかなり早く断捨離してくれたので

今日は荷物と伯父を送って終了だ。


玄関の鍵をかけて3人ウーンと伸びをする。


「「「つっ…!」」」


3人とも背中が攣る。そっくり3人組だ。



遅い昼食に近所の蕎麦屋に行き、伯父のモテ話や

武勇伝を聴きながら鍋焼きうどんを食べた。


《伯父さんさぁ、絶対に話し盛ってんだよね〜》


「『北区の金さん』っちゃ俺の事」とかマジでウケる。

どこの北区だよ。そもそも名前に『金』の字ないよねぇ


誕生日に女子から2袋分のプレゼントを貰ったとか

卒業式に制服のボタンは全部持ってかれたとか…


挿絵(By みてみん)


金さんすごいねぇ〜


「金さん、うどん冷めちゃうよ。早く食べなよ。」

「わははっ!まあ、おじさん若い頃はモテたんだ

 って話だよ。みゆきちゃんみたいにたっぷりして

 なかったしなっ」


カチン

みゆき、切れたのか?


「おじさんの武勇伝20代までの話だよね。

 うちも、30まではバリバリでしたから。おあいこ様。」


《現在のうちと、全盛期の金さんじゃ

 土俵が違うっつーの!》


「お。おお。すまん、みゆきちゃんもスタイル

 バッチグー!だったもんねおじさんは

 痩せてても今でもみゆきちゃんは可愛いと

 思ってるよ〜。ズズズ〜」



うどんに逃げた『北区の金さん』でした…

って、伯父は本当に面白い人だなぁ。

本当にいい人で、お昼を奢ってくれた。

また会いましょうね!金さん!


伯父を送り、母と帰宅しながら母の意思を確認する。


「家は売ってしまおうと思ってたけれど、

 もしも借り手がいるならば賃貸の方がいいわ」


との事。みゆきもその方がなんとなく嬉しい。


見積りを取って、販売査定がついたら考える事にした。

リフォームは勝手にしていいとの事。


《やった!ワクワクが止まらん!》



帰りに道の駅で、花壇用の花の苗を買った。

お土産にB級グルメ祭り。

焼きそば、唐揚げ、ポテト串、お好み焼き〜

母とはアイスクリームを買い食いだ。



帰宅してから

伯母のレトロ服を柑奈と更紗に着てもらって撮影し

ネットショップで販売したら


#昭和レトロ #百貨店 #お仕立て服 #シルク100% 

#新品同様 のかなり状態良いワンピースが…


なんと6万円で売れてビックリな山下家なのでした。



プップヨ丸、食べちゃダメ!



▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


みゆきがこっそり撮っておいた

アルバムにいた謎のイケメンが

『北区の金さん』だったと知って衝撃のみゆき…


挿絵(By みてみん)


20代のみゆきでも結局かなわない

イケメンっぷりだったって言うね…


拙い文章ですが読んで頂きありがとうございます。少しでもみゆきさんを応援したいと思って下さった方、どうか、ブックマーク、いいね!や、高評価で応援を宜しくお願い致します(╹◡╹)お陰様でランキングに入りました!モチベーションが上がってます!


画面下の方にスクロールすると☆☆☆☆☆やいいねボタンが出てきます。出来ない方は、なろうへの登録は簡単ですので是非、なろうの民になりましょう!ミンすけもなろう初心者です。


やっべ、伯父さんめっちゃイケメンだったやんけ!と思ったあなた、ぜひいいね!お願い致します(*´◒`*)



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 絶世の美男子であっても今じゃシワクチャのジジイ一歩前ってのはよくある話で(笑)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ