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鍋ぶた片手にダンジョンへ  作者: ミンすけ
毎日、日銭を稼ぎますっ
28/93

鍋ぶた28 ここほれ みゆき

挿絵(By みてみん)


スキルの恩恵に改めて感謝。

スライムもがんばります!


いいね、高評価、ブクマ、をありがとうございます!

朝起きて、評価ポイントが伸びていて、とても元気がでました!これからもどうぞ宜しくお願いします!

朝活、終了。

子供達はそれぞれ学校へ。


柑奈には、戸締りの鍵をわたす。


「ダンジョン入ったら駄目よ」

「ハイハイ、わかってますよ」


柑奈はうさゴンをわしゃわしゃしながら返事をした。


調べ物と、論文が、あるようなので

ランチボックスと水筒を渡しておく。





健介と、ゴミ屋敷のリフォームへ向かう。


「絶対に人に見せるなよ。大騒ぎ間違いないからな。家、ダンジョンがバレたら大変どころじゃ無いぞ。」


「わかった!あんた、ぜったい出てきちゃダメだからね。」


袋の中のスライムが、ブブッと細かく震えて返事をする。

この子はかしこいみたいだ。袋を溶かさない様に言い聞かせたら、自分から袋に入ったのだ。


袋は結構重い。

途中から健介に持ってもらった。


「お。なかなかひんやりしてて気持ちいいな。」

袋の感触がいいので気に入ったみたいだ。



資材屋で木材など、ある程度購入していく。

健介に全てお任せだ。が、いくつか壁紙は選ばせてもらった。ペンキも白、赤、黄色、青、黒の4色を購入する。

健介があっという間に資材等を運び出す。

こっそりみゆきがマジックバッグへ



昨日と比べてゴミがなくなっただけで

とてもスッキリした魔のゴミ屋敷に到着だ。


防音と結界を張って中にはいる。


やはり染み付いた匂いがまた漏れ出していて臭う。

クリーンを再度かけた。


スライムの袋がモゾモゾしてる。


「わっ。わっ。出たいのか?お前。」


我慢ならぬようで、スライムが袋から

ジュルリンと出てきた。


スライムは匂いに釣られて出てきたけれど

ゴミが無い部屋に残念そうにデロンとなった。


昨日の大量のゴミを部屋の隅っこに出してあげると、静かにゴミの山へ移動して端っこから、


「チュワチュワジュワァ〜」


溶かし始めた。


「ふふふ。お利口な子よ。」


この際、どこまで溶かしてくれるのか試してみよ。


健介は、ぼろぼろな屋根裏から解体し、新しい資材も混ぜながら建築していく。


瓦がどんどん並んでいくのが面白くてつい見とれていたらスライムからゴミの要求があった。解体で出た、使えない瓦や木材もどんどん取り込んでいる。


ゴミの方が多くなってきた。


スライムは、ジュブジュブ…

だんだん静かになって動かなくなった。



屋根裏、壁が終わり、床の解体になる。

床板を剥がしたらこれまた汚くて、

クリーンをかなり強めにかけた。



健介はどんどん床下の素材を入れ替えていく。

断熱材や、防音素材を敷き詰めて、床板で閉じていく。


2階が1時間で終わってしまった。


健介さん、有能すぎる。


「いろんな仕事をしてきたから、適性があったのかもな。最近このスキルが出たから、試してみたら、かなり使えるんだよ。」


健介にふさわしい能力だったという事か。

たくさんボス戦してレベル上がってよかったよね。


2階のインテリア等、みゆきに任せると言って、健介は1階へ降りていった。


挿絵(By みてみん)


みゆきはメイキングスキルで壁をおしゃれに2トーンにした。さくさく出来る自分に驚く。北側の壁だけをテラコッタカラーに。他は温かみのあるレンガ調に。壁に間接照明を配置したら、オシャンなレストランみたい!


挿絵(By みてみん)


カーテンはアイテムショップからシンプルな布を購入した。メイキングで、カーテン、お揃いのクッション、シーツ等をつくる。傘や、自転車、風車をモチーフに刺繍をいれた。北欧テイストで優しいファブリックになった。みゆきさんのスピードも相当なもの。まだまだ時間がある。


みゆきも木材を使わせてもらう。

メイキングのスキルでイメージ通りだが、シンプルな家具ができあがった。(この辺はね、知識が乏しいみゆきさんなりの精一杯。)

丈夫で、上出来だ。


モデルルームか??と言うぐらいオシャンティな部屋になって満足だ。みゆきが住みたいくらいだ。


花瓶や壁飾りなど、小さな演出をして、あっという間に2階は終了だ。


挿絵(By みてみん)


スライムが動かないので、

残りのゴミをアイテムボックスしまい、

スライムを袋へ入れて1階へ行く。



健介さんが、速い速い。倍速で見てるようだ。


みゆきは出来ることから進めて、ほぼ1階も終了だ。


庭を土魔法で平らにならして、木や草花を纏めて植え替える。

庭を、いじっていたら、土の中でガツンと、なにかがぶつかる音がした。



「え?ダンジョンじゃないよね??」



見に行くと、何やら古そうな封をされた壺だった。割と重い。クリーンで綺麗にし、中身を出すと、卒倒しそうなものが出てきた。


「お宝でたよ。パパさん!」


「まじか!なにっ!?見せて!」


手を止めて健介が来た。


「ジャーン!!『金のインゴット』」


「まじかっっ!!!」


手に取ると、重量感がすごい。


「ねー!!いま、金やばいって〜!」

「これ50gのがさ、4個入ってるよ。」

「本物?」

「え?あ。鑑定……ほんもの〜!」


「ねーこれ、換金しちゃうよ!」

「やったれやったれ!」


アイテムボックスに入れると、

1つ428,000円だった。


みゆきは全てを約1,700,000円に換金。


半分はお返しする事にした。

(契約上、本当は返さなくていいのだけどね。)



暫くしてスライムがまた動き出した。


ゴミを上げると絶好調にシュワっていたので安心した。

鑑定すると、スライムはレベル2になっていた。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

スライム

レベル2

HP3/3

MP19/20

融解、吸収

【テイム状態/マスターみゆき】

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


食べればレベルが上がるでいいのかな?この子は……

拙い文章ですが読んで頂きありがとうございます。

少しでもみゆきさんを応援したいと思って下さった方、

どうか、いいね!や、ブックマーク、高評価、お願い致します(╹◡╹)


評価は、広告の下の方までスクロールすると

☆☆☆☆☆があるので、★★★★★塗ってみてください。

なろうに登録は簡単なので、是非ご登録してください。ブックマークやしおり、評価、いいねが付けられます。


大好きな作品や作者様の応援が出来ちゃいますよ!


そのときには是非、『鍋ぶた』も宜しくお願いいたします!



スライムにお名前を〜。と思ってる方もどうか、

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