そのJK、電車にて。
初投稿です。
温かい目で見てください。
人の混む、通学通勤時間帯の電車車両内、毎日決まった時間に登校している女子高生 高崎 美香は、その時、不審な視線を感じていた。
確かに感じるその視線は、彼女に次第に近づいてきた。そして...
スッ...
腰に手の這う感覚、故意的なのか分からない瀬戸際。美香は困惑していた。
次第にそれは美香の腰から下へ、ゆっくりと位置を変えていく。
そう、これは痴漢。美香は今まさに痴漢されていた。
人混みで上手く身動きのできない美香は、その手の動きを遮ろうとしたが、その手から逃れられないまま、それの動きは徐々に大胆になっていった。羞恥を感じさせられながら美香は強くこう思った。
許さないっ
怒鳴ってやる、顔をぶってやる、警察に突き出してやる。怒りをもった美香は素早くそれを掴み、目的の駅のふた駅前で、掴んだままホームへと降りた。そして、怒った顔で振り返ると、美香はそれに唖然とした。
そこには美香と同じ高校の服を着たJKがいた。しかし見慣れない美少女。
「あの、手を放していただけますか?」
その言葉ですぐに美香はこう思った。間違えたのだと。
「す、すみません!痴漢だと思って犯人の腕を掴んだつもりだったのですけど...」
「ふふ、私が痴漢なんてするわけないじゃないですか~。その制服、御坂高校の方ですよね?学校はまだふた駅先ですし、よかったら一緒に行きましょうか?痴漢、怖いでしょうし」
「あ、ありがとうございます!私高崎美香っていいます!お名前は?」
「私は天瀬泊。よろしくね!美香ちゃん」
そうして美香は泊と一緒に御坂高校へと登校した。泊の言動と彼女の火照った頬に違和感を感じながら...




