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イリス・アイリス・セレスティアル

 読み:Iris Iris Celestial

 年齢:不詳

 身長:168cm

 イメージカラー:虹

 好きなもの:各地での茶葉や書籍などの収集、海

 嫌いなもの:機械製品が苦手


 総魔導連合(イデイン)“長”レイア・レア・セレスティアルの従者。人造の大聖霊、元二代目聖王。イデアとレイアの娘、アンジェリエの姉。

 鳶色の髪と青い瞳をした誰もが目を引く美貌、丁寧な口調と物腰の柔らかさ、上品な立ち居振る舞いといった様々な美点を兼ね備えた優美な女性。その見目麗しさから異性を魅了してやまないものの、聖女レイアの従者という立場から誰も寄り付くことが出来ない。当人はそんな事を意に介さず、主であるレイアを第一として万事行動する。それは忠誠心ではなく、彼女への深い親愛や敬意から来るものである。

 魔界創始者の一人であるイデアと聖セレスティアル王国建国者であるレイアの娘。魔界を象徴する二人の人物の長女だが、父親の正体は非公表であり二代目聖王も過去の人物となっているため、既に九百年以上も経過した現代ではレイアの娘である事実も認知されていない。才能は母方から強く受け継いでおり、魔導師としては優秀な才覚を持っているものの、父親に似た妹のアンジェリエのように異質な存在ではなかった。その境遇に、多少のコンプレックスを抱えている。

 人の身から造られた聖霊、故に人造の聖霊。元々は人間であり魔導師であったが、父母や妹とは違って自分だけが定命の身であることが受け入れられず、自ら望んで聖霊化してレイアの従者となる道を選んだ。その経緯を知る者は総魔導連合(イデイン)の中でも限られており、多くの者は聖女に付き従う大聖霊としての姿しか知らない。大聖霊としての彼女はレイアに付随する形で民衆から神聖視されているが、聖セレスティアル王家からはレイアとほぼ同等の信仰を得ている。聖霊は本来、欲求を持たず食事や生理現象も必要としないが、人間であった名残からそれらの不如意を抱えたままになっている。聖霊化によって解放されたのは寿命の限界だけだという。髪は聖霊となった際に染めており、本来はセレスティアル王族の特徴である美しい銀髪である。

 魔導師としての一面を持ち、得意とするのは“空間転移”。一瞬でどこにでも行けるほどの卓越した魔導を持ち、たとえ行ったことのない空間であろうと認識し、瞬時に移動することが出来る。これは移動そのものよりも未知の転移先をも認識する事こそが奇蹟として重要となっている。



挿絵(By みてみん)

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