レイア・レア・セレスティアル
読み:Leir Rhea Celestial
年齢:不詳
身長:162cm
イメージカラー:白銀
好きなもの:母親、嫌いなもの以外は何であれ好き
嫌いなもの:父親、わさび
『総魔導連合』二代目“長”。アレーテイア共和国代表兼任。聖霊王。イリス、アンジェリエの母。
透き通るような白肌に長い銀髪、蒼玉色の瞳といった儚げな麗姿を持った美女。魔界統治を象徴する大組織のトップに立つ人物であり、魔界に生きるほとんどの民衆から絶大なる支持と、崇敬の念や信仰心を集める麗しき聖女。聖セレスティアル王国の初代女王であり、子孫である歴代の聖王からは女神のごとく扱われている。
魔界創始者の一人、“無限光”アウル・アインの実子。その事実は知れ渡っているが出生に謎が多く、誕生時にはアウルの妻であったフレイヤ・セレネ・セレスティアルは既に逝去していたため母親については誰にも知られていない。そのミステリアスな一面が、民衆に神聖視される一因となっているという。
母親を幼少期に失ったとされ、父親も既に行方不明となっていたために父の親友であったイデアに親代わりとなってもらい、養育された。行方の知れない実父を嫌っているものの、養父を一人の男性として愛し、熱烈なアプローチの末に結ばれて二人の娘を授かるまでに到る。彼に対しては普段の控えめな言動に反して、積極的な姿勢を見せる。その姿は娘のイリスにすら目の毒と思われるほどだという。
数多の魔法使い達を束ねる“長”として知られる一方、聖霊達に愛された稀有な存在、また強力な未来視の魔眼を持つ魔導師としても知られる。実力は未知数ではあるものの、人造の大聖霊イリス、月と魔術の女神ヘカテーを従えることから高位の術者と目されている。
先代から“長”の座を与った責任から常に世界の未来を案じている。その結果、未来に何かしらの歪みを視たことで、アリエル・アイン・ウィスタリアという存在を見出すに到る──