マリア・シアン・セレスティーナ
読み:Maria Cyan Celestina
年齢:15歳
身長:149cm
イメージカラー:瑠璃
好きなもの:花、小動物
嫌いなもの:虫、ホラー作品
セレスティアル家の分家に当たるセレスティーナ家の暫定当主。
セレスティアル一族ゆかりの銀髪、青い瞳、白い肌をした小柄な少女。生まれた時から周囲が年上の者ばかりだったこともあり、大人びた言動や落ち着いた性格、凛然とした容姿から年齢以上の人柄に見られがちだが、アリエルに近しい年相応の感性をしている。可愛らしいものには心を動かされ、不気味なものには怯えるといった少女らしさを持っているが、大人達にはそういった一面を頑張って隠そうとする。やや天然の気がある。
魔導特化型の魔導師。魔術も扱えはするが、それは自身の魔導から派生、劣化したものに過ぎない。幼い頃に魔眼を開眼したと共に魔導に到り、“未来創造”の術を会得する。その目覚ましい才覚は祖先から隔世遺伝したものであり、他にも何らかの要因が関わっていると思われる。
聖セレスティアル王国の現聖王、アテナ・ルナ・セレスティアルとは腹違いの姉妹。二人の母親が姉妹であり、同じ父親の元に生まれている。姉とは円満な関係だったが、やがて両親達の関係が悪化し、父母が亡くなる。先代聖王も心を病んで早世したこともあり、王家の中での立場が危うくなっていった。そういった事情もあり、聖王となった姉の制止を押し退けて後見人や友人達と共に聖都を旅立ち、独立の道を選ぶ。
自身の未来視によってレイアと同じく、未来の歪んだ可能性を知る。しかし各地を旅する中で、半年前に『トゥーレ』首領エリス・アイン・セレスティアルによって呪いを受け、昏睡状態に陥った。その際に魔導を不完全な形で発動した結果、意識を持った魂だけが肉体から乖離。フォルテ達の元に付き従う形で存在したが、『トゥーレ』の思惑に叛意を持ったアルハートの導きによって仲間達から離れ、歪んだ未来を変える希望の光であるアリエル・アイン・ウィスタリアと出会う──