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重力に焼きついた姉弟 ~少女達の力で家族再生計画~  作者: 織葉
第一章 黒大樹の死屍術士
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006 金髪少女とパマイ村

「ちょっと、あんた!?」


 走り始めてすぐに、シルスが怒声を発する。


「ちゃんとつかまってなさいって、言ったわよね!?」

「す、すまん。悪気があるわけじゃないんだ! なんか、腕が変で」


 そうなのだ。

 獣に噛み砕かれた左腕がおかしい。

 先ほどまでは、黒薬のお陰で何の問題もなく動いていた。

 それなのに、今は思ったように動かないのだ。

 力を入れると、変な方向にピクピク動いたりする。


「バグってんなこれ」

「……腕が動かないの? 仕方ないわね」


 そう言うと、シルスは俺を前へ抱えなおす。

 これは! お姫様だっこ! そして顔が近い。


「なによ。こっち見ないでくれる。なんか嫌!」

「す、スミマセン」


 走り始めるシルス。

 しかし、この少女の体は一体どんな作りしてるんだ。

 俺が貧相な体格だとしても、少女の細腕で抱えるには無理がある。


 しかし実際、結構な時間俺を抱えて走り続けているし……。

 俺が気を失っている時から運んでいた筈だ。

 意識の無い人間を運ぶのは、相当に難易度が高かった気がするのだが。


「シルスって、もしかして人に見えて人じゃない?」

「……失礼なヤツね!

 いいから黙っててくれない。集中できないから!」

「スミマセン」


 謝ってばかりだ。

 シルスにお姫様抱っこされて村の前までたどり着く。

 近くに来ると、土壁木壁に結構圧迫感があるな。


 見張り台の上にいる男がこちらへ手を振ってきた。

 少々訝しげな視線をこちらへ向けている。


「タハディの従者シルスよ! 門を開けてちょうだい!」

「へい、ただいま」


 見張りの男が頭をひっこめて待つことしばし。

 大きな門の横に据えられた戸が開いた。


「お疲れさんです。そっちの小僧っ子は……ユージア!?」


 ユージアという名前を聞いたと同時、頭が痛み出した。

 ぎゅっと目を閉じると、流れては消えていくイメージ。


「お前さん、生きて、おったんか……」


 目を開け、見張り男へ目を向ける。


「ああ……えーと。クライヴ、さん。

 俺、ちょっと記憶が曖昧で何も覚えてないんだ」

「そ、そうなのか。む、う……」


 流れてきたイメージで分かった。

 この体の持ち主の名はユージア。

 そして、この男はクライヴという名前だ。


 しかし、この男とセットで想起される少年の方がイメージが鮮明だった。

 ユージアは、この男の息子か何かが友達だったのだろう。


「……本当に、何も覚えていないのか?」


 そして、俺が記憶喪失だと知って何処かほっとした様子のクライヴおじさん。

 シルスさーん。

 この人めっちゃ怪しいです!

 絶対ホシですって!

 何のホシだかは分からないが。


 そんなシルスは、クライヴへ頷いて見せる。


「驚くわよね。事件から十日以上経っているんですもの」

「そ、そうです。思わず驚いてしまいました」

「私も驚いているの。

 宿に連れて行って質問をするから、このことはまだ秘密にしておいて」


 ああ。そっちに驚いたのか。

 いや、でも記憶喪失でほっとしてるのは変だろう。

 そこ突っ込まないんですかね?

 まあシルスは他人の機微に疎そうな感じはするしな……。


「……あ、でもそれなら、こっちでユージアを引き受けても良いですが?」

「だめよ。私が質問するわ。頼まれたのは私なんだから!」

「へ、へい……」


 何処か焦った様子のクライヴの提案をシルスは即座に却下した。

 俺もクライヴに預けられるのは何か良く無い気がする。


「行くわよ」 


 シルスに抱かれて門の中へ。

 その途端、緑の毛むくじゃらが突っ込んできた。

 押し倒される、と思いきやシルスはこともなく踏ん張った。


 シルスの家族だという緑の獣だ。

 この薄緑の狼と言った感じの獣も、森で襲ってきた奴ら同様、かなり大きい。

 というかめちゃでかい。

 口開いたら、顔まるかぶりできそうなくらいでかい。

 間に挟まれる形の俺に、息がかかる。めっちゃ獣臭い。


「アレス! 遊ぶのは後で!」


 名前はアレスというらしい。勇ましい限りだ。

 図体はでかいが瞳は理知的で、森の獣のように怖く感じることもない。

 たしなめられたアレスは、シルスから離れてオンッと一声吠えた。


「こら! 村の人怖がるから、吠えちゃダメって言ったでしょ!」

「クゥーン……」


 再度怒られてしょんぼりするアレス。

 なんか凄くシンパシーを感じる。


「すまんなアレス。今ご主人様は俺が独り占めだ」

「オンッ!」

「静かに!!」

「クゥーン……」


 シルスが進み、アレスがそれに続く。

 やはり、上から見た時と同じで、人とすれ違うことがない。

 少女に抱かれてる所なんで、あまり見られたくもないが。


 しばらく進むと、他の建物と大して変わらない装いの家の前で止まる。

 シルスはそれを蹴り開けて、中へと入った。


 んまー! お行儀の悪い!


 両手ふさがってるし仕方ないとは思うが。

 一瞬の躊躇いも無い流れるような所作に、足癖の悪さを感じさせる。


 あの脚力だ。

 不機嫌を買って蹴られでもしたら、シャレにならない。

 あまりこの少女を怒らせない方が良いか。


 そして、アレスは外でお留守番。

 室内は簡素なものだ。イスが四脚、テーブル一つ、木箱が六個。

 二つ戸があり、台所か寝所にでもつながってるのだろう。


 シルスは俺をイスへと下ろすと、


「ちょっと着替えてくるから、待っててちょうだい」


 と言い残し、隣の部屋へと向かう。

 その背中が、俺の血と黒薬で滅茶苦茶だった。

 結構上等そうな服だし、かなり申し訳ない気持ちになる。


 しばらくすると、シルスが戻ってきた。

 茶の薄手で長い貫頭衣に、肩から斜めに紐で短剣をぶら下げている。

 パイスラである。

 というか、ずいぶん着痩せしてたんだな。胸が思っていた以上に大きい。

 手で包み込める程度だが、この歳でこれならこれからの成長に期待大だろう。

 いや、正確な年齢は分からないんだが。


「シルスって、歳いくつなの?」

「十一よ。……何で、あんたが質問するの! 私がするのよ!」


 律儀に答えて憤るシルス。

 しかし、11歳か。ぎりぎり小学生じゃないか。

 てっきり中高生かと思ってたよ。

 俺のストライクゾーンは結構低いのか。

 意外だ。でも少女趣味というわけでは……。


 そもそもだ。

 この場所って地球なのか?

 あの巨大な空の壁とか、普通に考えてありえないんだが。

 暦とか違ってたら、年齢なんて聞いても何の意味もない。


「一年って、365日? 一日って24時間?」

「なんで、そんな当たり前のこと聞くの? 馬鹿にしてるの!?」

「ごめんごめん。そんな当たり前のことまで、記憶がポヤンポヤンで」

「ほんとうなの?」

「ほんとほんと」

「……ならしょうがないわ。でも、真面目にやってよね!」


 そう言って、シルスはじっと机の上を見つめる。

 その顔には、何を聞いたらいいかしら? という色が見て取れる。

 まあ小学生に聞き取りは難易度高いよな。


「まず、俺が安心して話せるように、シルス達のことを教えてくれないか」


 そう提案すると、シルスは少し落ち着いたように頷いた。


「わかったわ」


 そして視線を交差させたまま、十数秒。


「早く質問しなさいよ!」

「え? ああ……」


 こっちから質問するのか。

 普通こういうのは、そっちから話さないか?

 まあ、いいか。


「じゃあ、あのオッサン。タハディだっけ?」

「そうよ」

「タハディとシルスの肩書き、それとこの村での立ち位置を教えてくれ」

「そうね。ええと……」


 そこでシルスは一度言葉を区切るとコホンと咳払い。

 胸に拳を当てて背筋を伸ばした。


「私は、タハディ・ラルグ・ディーンが従者、シルスティア・アスクスハルバ!

 タハディ様は、レヴロ伯の契約神官戦士である!」

「おー」


 俺はその何度も練習したであろう名乗り上げに拍手を返す。

 好感触に少々ご満悦のシルスは身を楽にすると、


「私はレヴロ伯の戦士見習いで、お世話になってる身よ。

 今は少しの間、タハディの従者をして色々学んでいるの」


 俺を疑ってると言う割に、何の躊躇いもなく答えてくれる。

 さすが小学生。素直である。


 しかし、レヴロ伯?


 爵位制の地域なのか。

 今更だが建造物や内装品を見るに、技術水準はそこまで高く無さそうだ。


 考えが逸れたな。

 あのオッサンは、それなりの地位の人間って認識で良いのかな。


「ここにはずっといたのか?」


 ピィの情報でシルス達が外部から来た者達であるというのは知っている。

 しかし、あえて質問しておく。


「違うわ。この村へは、事件の調査できたのよ。

 十日ほど前に沢山の森の獣が村を襲って、死傷者が大勢でた事件の調査ね。

 その聞き取りをして森へ出かけた所で、あんたを見つけたの」

「その時に俺は負傷して川へ落ちたんだな」


 シルスが頷く。


「立ち会ったのはタハディで、私は直接聞いたわけじゃないけど、そう聞いているわ。

 でも、あんたは生きてる。変でしょ?」

「不思議だなぁ」


 俺の受け応えに、シルスは不機嫌な顔になる。


「ちゃんと、あんたのこと話してくれるんでしょうね!?」

「教える教える。だからもっとそっちのこと教えてくれ」


 シルスの顔が険しい。

 ちょっと、一方的に聞きすぎたか。


「私話をするの好きじゃないの。

 もう十分でしょ! 早く教えなさいよ!」

「あんまり脅されると、怖くて話たくなくなっちまうよ。

 それに、こうやって色々話をしてると、ポヤンポヤンしてた記憶が、色々思い出されていくんだ」


 これは事実だ。

 シルスが何かを言うたびに、単語によっては記憶を想起する。

 イメージと情報が流れ込んでくるのだ。


 シルスは困った顔で、「怖がらせて悪かったわ」と謝罪して先を促してくる。


「そうだな……」


 シルスには悪いがタハディが戻ってくるまで、あれこれ聞くつもりでいる。

 あの陽気なオッサンの方が、何かと交渉しやすそうだからだ。

 この小学生に、ことの決定権があるとは思えない。


 そう。

 俺は取引のために、ここへと来たのだから。

 そこで、はっと思い出す。


「シルス! 俺が倒れた時に、周りに散らばってた黒いやつ知らないか?

 数珠繋ぎになってたやつ! あと木の実の入れ物!」

「あれなら、私とタハディで持ってるわ」


 そうか。良かった……。


 あれが無くなったら、目的が果たせなくなってしまう。

 そこでシルスが身を乗り出してきた。


「そうよ。あれも凄く怪しいわ。何なの、あの凄い薬は!?」


 よくぞ聞いてくれました!

 あれは我らが黒大樹の巫女プウ様が丹精こめて作った一品!


 ……なんて言って大丈夫なのだろうか。


 出来れば出所は隠しておきたい。

 まだあの森の巫女の立ち位置が不明なのだ。


 本当なら、この薬を出まわらさせるのも良くないのかもしれない。

 効果が驚異的なのは身をもって知っている。


 俺の目的は魔素材集めだ。

 なんとか、シルスからそれらの情報を引き出せないだろうか。


「気が付いたら、その薬で手当てされてたんだ」

「手当てされてた?」

「そうだ。手当てしてくれたヤツが魔素石がたくさん欲しいらしくてさ。

 薬と交換で魔素石を持ってくるようにと頼まれた」


 シルスが何か思い出すように、腕を組んで考え込む。


「……だからあんな所にいたのね」

「そうなんだ。命の恩人の頼みだし、応えたくなるだろう?」


 嘘はできれば言いたくない。

 この疑うことを知らないかのようなシルスに嘘をつくのは、気が咎める。


 情報は意図的に伏せるが。

 俺の言葉に、シルスはさらに身を乗り出して聞いてくる。


「それで、その薬をくれたやつは!? そいつが知りたいわ!」


 顔が近い。

 えーと、なんて答えるかな。

 警戒感を煽ってしまわないのが良いか。


「えーとね。こう、冷たい目をした、ボロボロ服のちんちくりん」

「ちんちくりん? ほんとに?」

「ほんとほんと」

「そっか。……やったわ!」


 シルスがぐっと両手を握って頬を上気させる。


 うん。可愛い。

 俺から情報を引き出せたシルスは御満悦だ。


「このことは、あまり他の人には言わない方がいいだろうな」

「なんでよ?」


 言いふらされても困る。

 予防線を張ろう。


「こんな凄い薬、見たことあるか? ないだろ?」

「……ないわ」

「知ったら欲しくなった人が、森に入っていくかもしれない!」


 はっとしたように頷くシルス。


「それは危ないわ! そうね。うん。確かにそうだわ」


 納得してもらえてよかった。


 シルスは更に何か思い出したように言う。


「でもタハディには言わなきゃダメよ! 従者は主に隠し事はいけないの」

「勿論だ。あのオッサンには全部言わないとな」

「うん! それで他に何か聞きたいことあるかしら?」


 気を良くしたからか、シルスが積極的になってきた。


「そうだな」


 シルスから聞き出せそうで、気になることと言うと。


「じゃあ……シルスがあんな楽に俺を運べた理由を教えてくれないか」

「それはね、経絡活性したからよ!」


 自信満々に腕を組んで言うシルス。


 経絡活性とな。

 確かプウの言ってた必要なものの中に、魔素経絡ってのもあったな。


「自分の体の中の魔素経絡を活性化させるってことか?」

「そうよ!」


 シルスの様子からすると、


「誰でも使えるって訳じゃなさそうだな」

「そんなことないわ。

 強い弱いはあるけど、誰でも気にも留めないで使ってるくらいよ」


 ほう。

 ということは、俺にも使えるのか?


「じゃあ簡単なのか?」

「そんなことない! 意識的に使いこなすのは難しいわ。

 私は、タハディに扱いが凄く上手って言われたんだから!」

「なるほどなるほど」


 あの体捌きを見れば、それも納得である。

 あんな動きが誰でもできるなら、世の中の作りが変わっていそうだ。

 高速移動時代の幕開けである。


「あのオッサンも強そうだったけど、いい勝負しちゃったりするの?」


 シルスの得意満面だった表情が一変。

 組んでいた腕もひざ上へ移動させてしまう。


 まずったかな。


 確かに、「勝てるわ!」とまでは期待してなかったが。

 でも、「いつか追い越して見せるわ!」くらいは言うかと思ったのだが。


「無理よ。私は長く使えないし、集中してないとすぐ弱くなっちゃうもの。

 それにタハディは戦士の中では別格よ」


 そうか。

 集中していないとならなかったから、走ってる最中の会話を嫌がったのか。


 シルスは、「それと」と言って俺を指さした。


「その黒い薬のおかげよ。

 あんたに付いてた薬を通して、私にも魔素が簡単に流れてきたから……

 いつもより上手にできたのよ」


 なーるほど。

 黒薬は治癒以外で、術使用にも使えると聞いていたが本当に便利だな。


「それに、影地は魔素が濃いわ」


 影地ってのは、バカでかい天井岩壁の下にある地域のことだろう。

 魔って名前ついてるくらいだし、なんとなく暗い所に多そうな気はする。


 とりあえず、シルスのテンションを上げさせなくては。


「シルスが経絡活性上手で助かったよ。全然揺れないし、とても快適だった」

「そう?」


 それは本当だ。

 頑張れば御蕎麦も素手で運べる。


「そうだよ。本当に助かった。

 それに見つけてもらってなかったら、今頃森の獣のお腹の中だっただろうしな」

「そうよ! ほんとに危なかったんだから!

 あの森はとても危険なのよ!?」


 めっちゃ心配してくれてる。

 いい子だなぁ。


「助かったよ。ありがとう。シルスは俺の命の恩人だ」

「……ふふ。気にしなくて良いわ。当たり前のことをしただけだから!」


 俺の言葉に、シルスはふふんと鼻を鳴らして頷いた。

 キメ顔作ってるつもりなんだろうが、口元がにやけてて締まってない。

 やだこの子、可愛い。


「それで、それで! 他に聞きたいことは?」


 ノリノリである。


 聞きたいことは色々とあるが、懸念から潰すのが先かな。

 ここまで友好的になるとは予想外だ。

 これなら……。


「なあ、タハディが戻ってくる前に、情報収集しないか?」

「情報収集?」


 色々シルスに聞きながら、村を散策できるんじゃないか?

 ユージアの名前を思い出したくだりから、目で何かを見るのは効果的なのが分かる。

 プウの"巫女の記憶"も、外部刺激が切欠になるって言っていたしな。


「そうだ。俺を助けてくれた森の薬使い。

 こいつについての情報収集だ。シルスは何も心当たりないんだろ?」

「そうだけど……」


 もう一押し。


「きっとタハディも同じだろう。

 だから前もって村人達に、俺が会ったとかは隠して、聞き込みをしてみるんだよ」

「……私、人と話すのは上手じゃないわ」


 不安そうな表情になるシルス。

 俺は笑って頷くと、彼女の肩を軽くたたいた。


「大丈夫。話すの俺が手伝う。シルスが指示して、俺が間を取り持つ」

「ユージアが?」

「そうだ。俺って結構話しやすいでしょ?」

「そう、かもしれないわ」

「でしょでしょ。きっとタハディは凄い褒めてくれるよ」

「そうかしら」

「そうさ。自ら考えて主の意を汲み先んじて行動する。これはポイント高いぞー?」


 一気にまくし立てる。


「な? きっと良い従者を持った! はっはっは! てな感じで褒めてくれるって!」

「……うん、そうね。タハディも自分から行動するのは大事って言ってるわ!」


 よしよし。

 うまくいけば、俺たちの立ち位置が明らかになるぞ。


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