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ナーシングプロセス  作者: 天田 凛
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クラスメート

入学式を終え、1年間俺沢中理央(さわなかりお)のクラスになる1年2組の教室へと俺は入った。

 「まぁ、予想はしてたし覚悟もしてきたけど、実際なってみると結構きついなこれは」

 その時、俺はなんとも気まずい空気を感じていた。なぜならクラスメートのほとんどが女子だったからだ。この1年2組は37人のクラスなのだが、その中で男は俺を入れてたったの3人だけだったのだ。

 (どうしよう! 俺中学の時はまともに女子と話したことないんだけど)

 俺は心の中でそう叫んだ。そんな俺に話しかけてきた子がいた。

 「私、小池実奈美(こいけみなみ)よろしくね」

 「ああ、うんよろしく。俺は沢中理央」

 「なんか、女の子みたいな名前だね」

 「あはは、やっぱりそう思う?よく言われるんだよね」

 どうやら小池は俺の隣の席らしい。小池は黒い髪をくくっている子で普通にかわいい子だ。隣の子が話しやすい子しかもかわいい子ででよかったと俺はひそかに思っていた。

 そのあとも、小池と話していると一人の女性が入ってきた。その人は少し茶色がかったった黒でもじゃもじゃの髪をしている中年の女性だ。

 「今日からこのクラスの担任になる松田真奈美(まつだまなみ)です。みんなはもう将来を決めてここに来たと思ってるから、絶対甘やかしたりしないからそのつもりでいてください」

 松田先生は真剣な顔でそう言った。

 ずいぶん厳しそうな先生だと俺は思った。これからの高校生活は心配なところもあるけど俺は楽しみでもあった。

どうも、天田凛です。今回のナーシングプロセスいかがだったでしょうか。理央のクラスメートは女子ばかりとは、ほんとに気まずいでしょうね。私の周りが異性だらけだったら誰とも口がきけない自信があります。そんな話はいいとして、次回からは男性キャラが登場します。ぜひ次回も読んでください。

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