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花と想いの奇跡【初瀬の桜計画第一章】  作者: 初瀬桫夢
第二章 三人の魔法使い
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第七話 力を持ちし者

やれやれと椅子に座る。ありがたい事に出席番号では離れているので安心。

なかなか先生がこないと思っていると男性が入ってきた。先生だろうか?見憶えがある。一瞬目があったような気がした。

「みんな。こんにちは。担任の葛木光輝です。でこっちが助手の」

「美濃部楓花といいます。よろしく。」

質問コーナーが開かれていたが既視感でそれどころじゃなかった。

何故か月香も真剣な顔をして動いていなかった。


「さようなら」

初日の授業が終わって帰るかなと思って月香を呼びにいくと…先生がいた。

「久しぶり。」先生が気づいて声をかけてくる。

「どうかしたのか?」

「この人、魔検6段よ。凄いわ…」

どうやら質問をしていたらしい。

「ところで久しぶりってどういう事でしょうか?」

「ほら、夢の中で話しただろ。君の力を必要としているんだよ。」

夢?夢…ゆめ…ああ。春休みに見た妙な夢。そういえばこの人がいた。

「で?どうして俺の力が必要なんですか?」

「君は魔力が足りない代わりに半端じゃない知識をもってるだろ。」

たしかに魔力が低い分、知識は凄いある。

「花々が枯れたんだ。まずい事になるかもしれないからね…」

花々が奇跡の象徴とか月香が言っていたきがする。やな予感が不快感を伴って襲って来た。なんか異界が形成された感じ…でもそれはすぐに止み何事もなかったように感じた。

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