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花と想いの奇跡【初瀬の桜計画第一章】  作者: 初瀬桫夢
第一部第一章 運命の歯車
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第三話 卒業祭当日

ついに卒業祭の日が来た。昨日の惨状からして開始の13時までにどうにかしないといけない。頭が痛かった。

「はぁ…」

教室を見て驚いた。色鮮やかに飾られたイルミネーション。いつの間にか凄いものができていた。

「いったい誰が…」

「私も驚いたけどあの子の魔法よ。」

委員長が言った。

「そんな…馬鹿な。」

こんな大規模な魔法なんて限られているのに。魔法能力検定でも4段くらい必要だ。魔法能力検定というのは魔法使いの検定試験、魔法の技能をはかる検定だ。決してそれで全てが決まるわけでは無いが。でも教室ごと『改変』するのは並大抵の魔力じゃできない。それをしたという事は…この人の存在は未知数だと思った。


「これより卒業祭を開催します!」


卒業式で暗くなっていた雰囲気が変わり騒がしくなった。月香のおかげで大変な事になるのはお決まりになりつつあった。まだ転校して一ヶ月だと言うのに…なので早々と逃げようとしたのだが、落とし穴にはまった。というより歩いていたら落とし穴が出来たのだ…頭を打ちつけたのか視界がぼんやりしてくる。そのまま視界は暗闇に閉ざされた。

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