表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/11

一射入魂

(今度こそ外せない)

的枠に当たり、判定をもつれさせた部長の矢。

緊張は一気に高まる。

競射をしたことがない人には感じられない緊張感。

『当てれば勝ち。』

そんな気持ちが頭によぎってしまえば、弓の神様に見放される。

(自分を信じろ。何も考えず、弓が体の一部となるような感覚だけ感じろ。

私は深く呼吸を整え、丁寧に取り掛けを行った。

感じていた拍動が次第に離れていく。

かけほどきの音だけを聞き、ただ一点を見据える。

――離れ。

タンッ! 矢は一直線に飛び、迷いなく的心を貫いた。

その瞬間、道場がどよめきに包まれる。私はようやく、大きく息を吐き出した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ