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Chapter 018.5_調和魔法〈閑話〉

詳細説明のための閑話です。

追加情報なので、面倒であれば読み飛ばしていただいても

問題ありません。


・・・よろしくね。

〜調和魔法について〜


調和魔法は 夜の魔女フォニア が編みだした

魔法を作る魔法だ。


コレまでにない魔法を作れるコトはもちろん、

この魔法の大きな強みだが、いちばんのアドバンテージは

”魔法を”術者に最適化する…


つまり、パーソナライズできる点である。



古来より知られていた(既存)8属性の魔法はすべて

()()()()()()()()()()()()()使()していたため

100%の効率で行使するのが難しかった。

「適性に寄せて行使」という言葉の意味は…


…例えば、

ミーリアを例に考えてみると、


彼女の適性属性の比率は

 

水属性42%

土属性16%

風属性10%

金属属性8%

契約属性6%

木属性5%

火属性1%

楓属性1%

治癒属性0%

雷属性0%

凍結属性0%

その他(未分類)11%


と、なっている。



ミーリアが水属性魔法を行使しようと思っても

「適性比率42%」であるため、より適性が高い人と

(同じ魔法を、同じ魔力量、同じイマジネーションで放つとして)

比べると、威力や効果で劣ってしまう。


また、高位の魔法は高い適性が求められるため

()()()()行使できない。

リブラリアにおいて魔法適性は生来の才能に依存し、変更できない

(と、現在においても考えられている)ので、どんなに努力しても

ミーリアは水属性魔法の力を42%までしか引き出せない。


コレが、リブラリアの魔法適性の法則であり、

”適正比率”という数字が示すモノだ。



一方、調和魔法で編んだ魔法は属性を自由に設定できる…

と、いうより

「属性という概念に(とら)われない魔法」

である。


先ほどと同じようにミーリアを例にとると…


調和魔法では、

上のリストで示したミーリアの

「水魔法」から「その他(未分類)」まで…

すべての適性比率を”まとめて”


「ミーリア属性」


という、一括りの…属性()()()()()()と捉え、

ソレを基準に魔法を編むことができる。

こうして編まれた魔法が ”ミーリアにパーソナライズされた調和魔法”

である。


編み出された新魔法は「ミーリア属性」なので

当然、ミーリアは100%の効率で行使できる。


そして、個人の適正比率は「同じモノが1つとない」と言われている

ほど千差万別なので、他の人が「ミーリア属性」の魔法を

行使するのは困難(不可能とは言いきれないが…)である。



魔法のパーソナライズとは、どういう意味か?

なぜ調和魔法は高効率なのか?


ココまでの説明で分かってもらえたカナ?



…もっとも、今の説明は「属性」を基準に考えたけど、

実際に調和魔法を編む時は”属性の向う”にある”別の概念”を利用する。

本当はそちらで説明すべきなんだろうケド…


説明が長くなり過ぎちゃうし、専門家じゃない林檎が説明しても

理解してもらえない気がするから

魔女様から直接、教えてもらってね…











〜前作を読んでいない読者様向けの補足〜


物語の舞台である 綴られし異世界リブラリア では

適性のある魔法属性の「色」が「瞳の色」として

現れる。理由は判明していない。


水属性に適性があれば「青色」

木属性なら「琥珀色」

治癒属性なら「銀色」

etc.えとせ…



単色の人は少なく、大抵の人が2・3色の合成色である。

色味が増えると、それだけ沢山の属性に適性があるので便利だが

一つ一つの属性に精通できなくなる。

一方、単色の人は(属性に由来する)応用力に欠けるが、その分

ひとつの属性に精通できるため高位の魔法を宿すコトができる。


〜補足おしまい〜











〜精霊と妖精の創造〜


人工精霊フェタ)人工妖精アニマ)は夜の魔女が編み出した

調和魔法によって創られ…いや、「生み出された」人工の命である。


意志ある生き物であるフェタとアニマを生み出すことに関して

倫理的な問題が無いわけが無く。

開発当初、夜の魔女はその是非について相当、悩んだ。


友人知人はもちろん、精霊の研究家や聖王、治癒術師、皇帝や自身の師匠

文化人や千年の時を生きるエルフ、三万年の時を生きる溟王など

様々な者に尋ねたが、最終的には()天使の…



「生まれるハズのなかった命を授かるコトは奇跡です。」


という言葉を受けて編み出し、唱えた。



開発当初は魔女が生み出した「人工の命」に対して懐疑的な声も

あったが、リブラリアには古来より(天然の)精霊や妖精が実在して

いるためフェタとアニマも比較的容易に受け入れられた。


フェタとアニマの母親である魔女は彼らの存在を定義し、世間に知らしめ、

有用性を示し、市民権を認めさせ、社会システムを構築し…


”彼らなしでは成立しない社会”を構築するに至った…





















…魔女の唱えた通り

調和魔法は世界に調和をもたらした。


瞳の色も種族も…”いのちのかたち”さえ、関係ない

すべての命に居場所があって、とりどりに輝き

協力して困難を乗り越えていく…


…そんな、

理想的な…()()()()()()()()…社会が編み上げられた






…今のところは

ちっすちっす!

林檎でゅえーすぅっ!



皆様のおかげで

本小説も着々とヒットが増えております!


ありがとうございます。ありがとうございます!


ご評価や「いいね!」コメントも頂けると

もっともっと喜びます!! 頑張ります!


・・・よろしくねっ :)

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