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SIX AND ONES  作者: 横谷昌資
11/11

I and Thou

そして誰もいなくなってみて

本当は独りじゃなかったんだと思えた

いつでも誰かがいた


曲がりくねった道の上で考えた

独りで生きていく 誰のことも信じない

そう決めたはずなのに心はいつも空っぽで

あまりに苦しい


信じるのはどうやら損するだけみたい

いつからかそんな風に頭ができていた

だけど心がこのままじゃ押し潰されていく

もうできれば裏切られたくはないけど

それでももっと自分を試したい


死んだ方が生きるよりは楽になれる

それはきっと間違いない でもそれは最後の手段

苦しもう のたうち回ろう

たとえその先に幸せが待ち受けてなくても

生き抜いてみせる


例えば鍵がないなら作ればいい

壁があるのなら壊せばいい

そうしないと前に進めないならそうするまでだ

完璧に心を閉ざしてしまうほど全てに絶望したわけじゃない


結局はどこに行ったって何にも変わらない

楽園は自分の力で作っていくものだ

でも僕はまだ何にもわかっちゃいない

独りじゃできることもできない


限られた契約の中でどれだけ自分らしくいられるか

世界を試してみたい


以前独りじゃなかったなら

もしかしたらこれからだって独りじゃなくなるかもしれない

そう思い続けよう

哀しみの罠から抜け出そう


ああ 僕を信じてみたい


世界は平和にならない

そういう風にできている

でも信じてみたい

いつか何もかもが凄くうまくいくんじゃないかなって

みんなで幸せになれるんじゃないかなって

そう信じてみたい


そしていつかは全てのものに感謝したい

いつもそばにいてくれたことを

そのときは必ずやってくると信じているんだ

そのときは幸せでいたいな


美しく年を重ねていきたい

とても素敵な人生だったと

喜びながら死にたい

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