表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

40/180

37.宿場の夜

夕方、無事に宿場に着いたが結界が切れるまで時間がなかっので、俺達は急いで宿に入った。


宿は思ったよりも活気があった。


何でも地下通路が張り巡らせており、温泉や酒場への行き来ができるということだ。


俺達も食堂に向かって、地下通路を歩いていると、犬が放し飼いになっていた。


「あ、わんちゃんだ」


そう言って、ユーコが近づいたが、ユーコは仲間とは認識して貰えず、どこかに行ってしまった。ユーコが珍しく、寂しそうな顔をしていた。


「ほら、ユーコ行くぞ」


俺はユーコの頭をなでて、食堂に向かった。


・・・


食事を堪能した後は、部屋に戻って、ユーコとランケに南極物語の話を聞かせて上げた。


「犬達の生命力に非常に感動しました。」


ランケは泣きながら、そう言った。


しかし、ユーコは何か違った思いをもったらしく、


「タロとジロはすごい。人間恨まなかった。人間許した。私にできるか分からない」


確かに、人はちょっとしたことでも、人を憎み、簡単に絶交したりする。


また人間のもつ恨みはかなりしつこい。結局、お互いに損をするだけなのだが、一生許さないということもある。


ユーコの言ったことは俺の目も開かせてくれた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ