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獲物の売却

『疾風ウルフ』のオーク討伐は、ワイバーンの活躍もあって、無事に完了した。


道中も何頭もの魔物に出会ったが、難なく討伐した。ただし、倒した魔物は傷だらけのため、『疾風ウルフ』は魔石だけ死体から取り出して、先に進もうとした。


「ちょっと、待ってくれ。死体は要らないのか?」


「ああ、傷だらけで価値もないし、先を急がないと。」


「じゃあ、俺が貰っていいか?」


「構わないけど、先を急ぐぞ。」


俺は取りあえず、死体を空間収納だけをして、先に進んだ。


そして、最後に倒したオークも頂いて、2週間ぶりに町に戻った。


『疾風ウルフ』と俺達の契約は1ヶ月だったが、『疾風ウルフ』も1週間程休むということなので、一度森に入り、誰にも見られないように、『コンニャクヒール』で獲物の修復を行ってから、ギルドに持ち込んだ。


「ずいぶんと状態がいいな」


買取屋のオヤジが不思議そうに持ち込んだ獲物を眺めながら、


「このオークはオークションに出そう。少し時間を貰うことになるかが構わんか?」


「時間は構わない。よろしく頼むよ。」


他の獲物の代金を頂いてギルドをあとにした。 


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