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3.異世界転送 ~守護者について~

自分が死んだことはなぜか直ぐに理解できた。逆に生きていたころの気分的な不愉快感はなくなっていた。


周りは白い壁で作られており、椅子が一つだけおいてあった。


まもなく現れたのは、神官らしき、1人の女性だった。


「あなたが先程見た走馬灯のようなものは、予知夢です。詳しいことは言えませんが、こらからあなたに起こることです。」



そらから、神官からいくつか質問者された。


顔を隠しているため、年令は不明だったが、声から推察するに、かなりの高位者に思われるため、若くはなさそうだ。


意図の分かりにくり質問ばかりだったが、俺は正直に答えた。


神官はいくか質問した後、レポートを書いて、神様に提出しに行った。


・・・・・


その後、神様に会って、少し話をした。


「君はかなりユニークだね。」


「そうなんですか?」


「レポートも興味深かったが、それ以上に奇妙なことに、守護者が面白い。」


「守護者がいるんですか?」


「君の両親の両親(祖父母)とそのまた両親(曾祖父母)の計12名が守護者だ。ただし、彼らは決して姿を表すことはない。その代わり、何らかのスキルを貰えるのだか、君の場合は12個のスキルが与えられているんだ。」


「??」


「守護者の中に同じ職業の人がいれば、貰えるスキルも同じになるため、だいたいの人がせいぜい5、6個が普通なんだよ。だけど、君の守護者はすべて違う職業だったらしい。」


「おお、なんか凄そうだな。スキルは見れるのか?」


「すぐには見れん。何かの機会に見れるようになるはずじゃ。」


その後、神様に自分のお通夜の様子を見せて貰った。


そこには、俺が子供のときに大事にしていたリュックとノートを、母親がお棺に入れる姿が映っていた。


そして何故か父親は、呆れたことに、水とおにぎりとコンニャクをお棺にいれていた。



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