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ⅩⅦ 無差別級?

久々の本編です。 ホンマ久々や……





「ラフ&スムース 第三章」




「ぐすっ……ぐすっ……」


「鈴音ぇ……」


「……おい、もういい加減泣きやめ、山桃。

春菜はとっくに復活してずっとお前を心配してるぞ」


「ぐす…………はびきの……せんぴゃい……?」


「あ~……まあ、そう落ち込むな。

確かにスコア上の数字では散々で惨敗にしか見えないが

内容的にはかなりのいい試合だったぞ」


「……そんな……慰めの言葉は、いらないです……

どうせ、私なんか……ぐすっ」


「そう、思うか?」


「……え?」


羽曳野先輩は自身の後ろを親指で指差し

私はそちらに目をやる。


女子ソフトテニス部の面々が大挙して押し寄せてきた。


「「「山桃さんーっ!!」」」


「うぇっ!?」


「あー、やっと泣き止んでくれたよ! 

よっぽど悔しかったんだねえ!」

「でもそんなに落ち込まなくてもいいよ! 

だって部長達相手にしてあれだよ!?」

「ホント凄いじゃない! 部長や先生を相手にして

まさかあれだけ戦えるなんて、マジびっくりしたよ! 感動ものだよ!」

「羽曳野さんを倒したのはフロックでもなんでもなかったんだね!」

「そうそう! しかも日向部長、

途中から完全に目の色が変わってた! 絶対超本気だったわあれ!」

「あそこまで部長を本気にさせるなんて、

本当の試合でも滅多にないんだよ!? 凄いよ!」

「最初は身の程知らずのなんて生意気なやつだこいつ!? 

なんて思ってたけど、今ならそれにも納得だわ! 頷けるぜ!」

「流石みゆき先輩の秘蔵っ子ね! 先輩が怪我でいない今

代打はやっぱ山桃さんしかいないわ!」

「なにあれー? なんであんな速いサーブ打てるの? 

本当に雷が走ったみたい! 今度教えてよー!」

「いやいや、それよりもあのストロークだわ

あんな早いタイミングで打ってよく打ち損じないよね」

「なのにボレーも完璧なんて、もうなんでもできてるじゃん!」

「足速いねー! 反射神経も凄い! 

クラスじゃ全然目立たないから知らなかったよ! 

あ、私クラスメイトだけど知ってたかな?」

「結果は残念だったけど、でも、すんごいいい試合だった!」

「春菜も主役の陰に隠れて目立ちこそしてなかったけど、でも十分上手いよ!

一年生では間違いなくナンバー2だよ!」

「うちら他のレギュラー陣も立場やばいわ! 

うかうかしてたらみゆきが復帰したら今後どうなることやら……

やばい! 今から居残り練習しよっかなー!?」

「ねえもう元気出しなよー! 山桃さんならいつか絶対勝てるからさあ!」

「……泣いてる顔も……それはそれでそそるけど……」

「もう私ファンになっちゃった! これから応援しまくるね!」



「わわわっ!?」


わいわいと矢継ぎ早に色々言われてちょっと処理しきれなかった。


「……どうだ? これでも”私なんか”って思えるか?」


「え……と……その…………みんな……」


「鈴音はホンマ、皆が言ってるように凄かったよ。

もし、ボクが鈴音に並び立つくらいの実力があったなら、

結果は違ったものになってたかもしれへん。

それくらい、凄かった」


「春菜ちゃん……

…………ううん。 やっぱり、私は、まだまだだよ。

もっと練習して上手くならないと、あの人たちには適わない。

……でも、なんか元気出てきた。

ありがとう、みんな!」


ただ練習試合をしてボロ負けしただけなのに

まさかこんなに皆に話しかけられるなんて

思ってもみなかった。


最初は孝志はなんてことしてくれたんだー! って

憤慨してたけど、結果的にはそう悪くもなかったのかな?


これをきっかけに皆と打ち解けられたらいいな……


「お、オホン! ……どう? そろそろ落ち着いた?」


「あ、日向先生?」


「言っとくけど、これで終わりって訳じゃ、ないんだからね」


「え?」


「え? じゃないでしょ!

肝心なことがまだ残ってるんだからね!

さあさ、さっさと早く帰り支度しなさい」


「…………?」


「あー……、そのラケットも、

やっぱり貴女に合ってなかったみたいだから

ついでに今日やってあげるわよ、手張り」


「……あ! あああっ!」


そ、そうだ!

先生のパソコンを修理するために

先生が我が家に来る予定だったんだ!

しかも、お泊りで!


「いいな~、私も行こうかな~?」


「ひなのちゃんは駄~目!

おうちでヒナちゃんの相手をしてて頂戴」


「ちぇ~……」


「で、でもっ!

さっきまで凄く具合悪そうにしてたですけど

だ、大丈夫なんですか!?」


「大丈夫大丈夫!

精のつく美味いもんでも食べたらすぐに復活するわ。

あ、そうそう! 帰り一緒に買い物していくわよ。

夕御飯、作ってあげるから」


「えっ? そ、そんな! 悪いですっ!」


「何言ってるの? お泊りさせてもらうんだし

貴女のお父さんにもちゃんと挨拶しなきゃだし

それくらいは当然でしょ?」


「い、いや……お父さん、今日帰ってくるかどうかちょっとわかりませんし……」


「そうなの? やっぱ忙しいのね

総合病院の凄腕院長さんは」


「…………」


どうしよう?

パソコンの修理があったんだよね……。

孝志が安請け合いしたのはいいけれど

私に修理できるのかな?

知識自体は記憶を探ればあるんだけど

鈴音としては機械なんて殆ど触ってきてないんだけどなあ……

そもそも工具とか家にあるので足りるのかな?


「さ、早く制服に着替えてきなさい」


「あ、でも一年生は片付けが……」


「ああ、今日はもういいから帰っていいぞ山桃。

あとはあたしらでやっておくから」


「羽曳野先輩? でも……」


「いいもん見せてもらったしな。

みんな感化されてやる気も出てきたし、

今日はサービスにしといてやる」


「は、はいっ! ありがとうございます!」


「ほななー鈴音。 また明日やー」


「「「お疲れーっ!」」」


「あ、うん春菜ちゃん。 皆さんも、今日はホントにありがとう」


そうだった。

明日は土曜日で学校休みだけれど

試合前だから午前中だけ練習あるんだった。


忘れるところだったよ。


と、帰る前に……


私は、男子部員の佐藤君を探し見つけて近づいた。


「さ、佐藤君っ!」


「あ、や、山桃……

さっきの試合、なんだかもの凄かったな……

まさか……お前があそこまでできるなんて思わなかったよ。

俺なんか、お前に比べたら、全然まだまだ……」


「あー、あはは……

結局ボロ負けしちゃったけどね」


「いや! あれは接戦の末の負けだよ!

どっちが勝ってたとしても不思議じゃなかった。

たまたま天秤が向こうに傾いただけで……!」


「……うん。 ありがと。

でも、やっぱりどのみち勝てなかったと思う。

これが今の私の実力だよ。

でも、おかげで今の自分に足りないものとかよくわかった。

結果的にはこれで良かったと思ってるよ」


「そっか…………泣いてたから

がっくり気落ちしてるもんだと思ってたけど、強いんだな。

もう切り替えて立ち直ってるのか」


「あ、あはは……お恥ずかしいところを……」


「で、どうしたんだ?」


「あ、あの……これ……」


今の試合で使用してた木製ラケット

TS-6300レックスプレイを差し出す。


「え?」


「今日、日向先生が私のラケットの修理をしてくれるらしいから

これはもうお返しするね。

やっぱり、私には少し合ってなかったみたいで……あっ!?」


よく見ると、またしてもガットが切れていた。


「やだ、また私ガット切っちゃったみたい……」


「あー……なにぶん、これも相当古いやつだしなあ……」


「ご、ごめんなさい! やっぱり、もう少しお借りします!

帰りにガット買ってきて日向先生にこれも張れるか頼んでみるからっ!」



「なんだ佐藤。 山桃ちゃんと何話してるんだ?」


「あ、先輩」


え……?



佐藤君の先輩部員が私達に気づいて何人かこっちにやってきた。


うう……わざわざ佐藤君が一人でいたからチャンスと思って声かけたのに。

集まってこられたら意味ないよ。

今日の部活で少しは緊張も和らいではいるんだけれど

やっぱり人見知りが治ってるわけではないから……

多人数の先輩相手は、ちょっときつい。


ていうか、いつの間にか呼び名が”山桃ちゃん”になってるね。

今の試合で完全に名前覚えられちゃったな。


「ああ、ガットが切れたのか。

まあ、元々相当くたびれてたしなあ……」


「す、すみません!

やっぱりちょっとこのラケット

私にはいまいち合わなかったみたいなので

返そうかと思って持ってきたのですが……

今見るまで、ガット切れてるなんて気がつかなくて……」


「ああ、とうの昔にガットの交換時期は過ぎてたオンボロラケットだしな。

いいよいいよ、これはこっちで交換しておく」


「え、でも、切ったのは私ですし……」


「いいっていいって!

流石にこのくたびれたガットを新品に交換しろとはよう言えんわ」


「そ、そうなんですか?」


思ったよりも男子部の先輩方が良心的な対応で安心した。

普通は会社とかの備品でも最後に止めを刺した者が責任を負わされるからね……


「やっぱり山桃ちゃんには合わなかったか……

まあ、当然だろうな。

相当、取り回しがし難かったろう?」


「あ、はい、さ、流石は男子用ですね。

私にはちょっと……扱いきれなくて……」


「がはは! そうか? 

それにしちゃあまるで手足のように捌いてたように見えたが、

まあそりゃあ重かったろうさ!

何せそいつは特注でこしらえたミディアムの4だからな!」


「…………え?」



…………ミディアム?



え~と、確か、孝志の記憶だと

今のラケットはYONEXでは

ULウルトラライトが標準くらいの重さだったよね?

その上がSLスーパーライト

確か現行販売されてるラケットではこれが一番重い。


けれど、昔は更にその上があって

SLの上のLライト

更に上のLMライトミディアム


そしてその更に上がMミディアムだったはず。


軽い順から


XFL (エクストラ・フィール・ライト)

   ↓

UXL (ウルトラ・エクストラ・ライト)

   ↓

UL (ウルトラ・ライト)

   ↓

SL (スーパー・ライト)

   ↓

L (ライト)

   ↓

LM (ライト・ミディアム)

   ↓

M (ミディアム)


ってなってるらしいから……


私が元々使ってたINXアイネクステージ90DがULで

セピアロンが一階級上のSLだから……


更にそれよりも、3階級も重いの使ってたの私!?

ボクシングで言ったらこれもうヘビー級じゃない!?(注※ 違います)


しかもグリップサイズは……4!? って、太っ!

ホントに太いよっ!


普通1か2だよ?


「…………」


改めて、自分の手とラケットのグリップを見比べる。


うん。 こんなかわいらしい手のひらにこのグリップ。

やっぱないわ。


どうりで私が使いこなすのはキツイ訳ですね。

というか、男子でも使い手は限定されますよねこれ!?

孝志の時代でも滅多に見ないような代物じゃん!


「昔の大先輩が特訓用とのたまって別注で作ってもらったものだからな。

今でも歴代の部員がずっと継承し続けてるんだわ。

まあ、もうかなり形骸化してぞんざいに扱われてはいるがな」


「そ、そうだったんですか……」


日影先生、きっとそこまでの経緯は知らなかったんだろうな。

ただ単にたまたま自分らの時代のラケットが部室にあるの目に入って

思いつきで言っただけなんじゃ……?


「そ、それよりもだな……

このオンボロを直すに値するかどうかの質問なんだが

試合中にお前さんがなんか言ってたな?

このラケット、反ってるとかなんとか……」


「は、はい! 恐縮です。 ありがとうございます!

え、えと……反り……ですか?」


「あ、ああ……それはどうしてわかったんだ?」


「そ、そうですね……若干ですが、

表と裏とで少しだけ球筋がズレると言いますか……」


「ど、どれくらい反ってるのか

どっちがどっちかとか、す、すぐにわかるのか?」


「あ、はい。

それは、こう、できるだけ平たい地面に置いてですね……

横から覗き込むと、隙間が……」


「ふ、ふむふむ!」


私は四つん這いになり説明を続ける。


「あっ! アホーっ! 鈴音! だからそれはくぁwせdrftgyふじこlpっ!! ……!!」

「「あ、あーっ! あーっ! ゴホンっ! エホンっ!」」


「えっ? 春菜……ちゃん……?」


遠くから、春菜ちゃんの叫び声が木霊した……ような気がしたが?

食い気味に先輩たちが咳払いしたのでいまいちよく聞こえなかった。


「そ、そうか? べつに何も聞こえんかったがなあ? なあ皆?」


揃って頷く他の男子部員達。


「…………?」


「我々はただ純粋にラケットの知識を学んでいるだけだぞ?」


「そ……そうです……よね? ……?」


「うむ、十分堪能……いや、理解できた。

まあ、この程度の反りならもう一度ガットを張ってやっても良いかな?

俺の練習用にもってこいだな」


「いや、俺も練習に使うぞこれは」

「何言ってる? 最初に使うのは部長である僕に決まってるだろう?」

「アホか! 貴様の手垢にまみれたらもう意味ねえだろ! 俺が先だ!」

「いや、オレだ!」

「先輩、それはずるい!」


「…………」


何を一体揉めてるんだろうか?

みんなで仲良く使えばいいと思うんだけど。



「ところで!」


「は、はいっ?」


ひとしきり揉めて結論は修理した後、と先送りになったかと思ったら

いきなりまたこっちに話が戻ってきた。


「修理はこちらで請け負う。

しかし、その代わりと言っちゃなんだが!」


「は、はい! それは助かります。

か、代わりですか? なんでしょうか?

私にできることでしたらもちろん協力させていただきます!

交換用のガットを買ってくればいいですか?」


「いや、それはいい!

それよりもだな……」


「い、いいんですか? では、何を……?」


「山桃ちゃん、俺たちは今の試合

非常に感動した!」


「え……? い、いえ……結局、ボロ負けだったので……」


「そんなことはない! なかなかいい勝負、いや!

素晴らしい勝負だったぞ!」


「そうそう! 日向は三年、山桃ちゃんは一年だ。

単に経験や身体の成長の差が出ただけだわ、条件が同じなら勝てた!」


「いえ、その……」


「経験の差」で言うのなら前世の記憶があるので

実は私もそれなりに経験(?)があると言いますか

あまり慰めにはなってないのですが……。


でも、身体の成長かあ……

それなら、まだワンチャンあるかもしれないけど……


「…………」


思わず、ナイスバディな日影先生やひなの部長の姿を想像してしまった。

ああでも、ああなったらなったで

全力ダッシュやジャンプしたら痛いのかもしれないなあ……


でも、やっぱ女の子に生まれたら

やっぱああいうのにはちょっと憧れちゃうなあ……


う~ん、でも、そしたらやっぱ機動性が……う~ん……


「その技術と根性にあやかりたい!」


「え?」


「つまりだ! あやかりの品として

さっき言ってた新品の下着の件、

やはりお願いしたいと思う!」


「え……………………


えええーーーーーーーーーっ!?」


「ちょ! ちょっと先輩!?」


「佐藤は黙っとれ!」


「は、はい……」(しゅん)


「もちろん使用済みをよこせなんてセクハラは言わない!

汗だけ! ほんのちょこっと汗だけでいいから!」


「い、いや、あれは……あの……その……」


私じゃ、私じゃないからっ!


「俺も、おこずかい前借りしてくるから頼む!」

「俺も俺も! 年玉貯金下ろしてくるから!」

「僕も、欲しかったガンプラやめてそっちにする!」

「吾輩も頼む! 保存用・観賞用・使用用の3セットで!」


ちょ!

し、使用用って、なに!?


「あわわ、わわ!」



って、孝志いいいっ!!



孝志の、アホーーーーーーーーーっっ!!!









以下、没ネタです。

どっかに入れようかと画策したのですが断念。 やめにしました。w





木製ってこういう扱いにくい特性があるから

カーボン製品に取って代わられたんだよね。


なんかこう、木製ラケット愛好家達は存続のために

もっといいアイデア思いつかなかったんだろうか?


「…………」


こういう時こそ

おっさんになるまで生きて来た

孝志の知識と経験が役に立つんじゃなかろうか?

ちょっと考えてみよう。


「…………」


あ! 閃いた!

そうだ!


「木製シャフトにギターのようにトラスロッドを組み込めばいいんだよ!」


「え?」


「……あ、でも片効きタイプじゃ反対側の反りには対応できないから

両効きタイプを使う必要があるのかな……


流石にそれじゃあスチールロッドじゃ重量に問題が出そうだしなあ……

今どきミディアムサイズ以上の超重量ラケットなんて流行らないだろうし……


あ、それこそカーボンロッドとかベータチタニュウムにすればいいんじゃ……?


でもカーボンやシリコンカーバイドを使うのはすでに外周で採用済みだし

今更かなあ……ベータチタニュウムじゃ金属としては確かに軽いけれど

木と比べればやっぱ重いし…………」


「や、山桃……?」


佐藤くんが心配そうにこちらを見ている。


「ちょっと待って! もう少しで考えがまとまりそうなの!」


額に左手を押し当てながら、しかめっ面をしながら、

右手を差し出し彼に待ったをかける。


「は、はい! ごめんなさいっ!」


「……あ、でもよく考えたらこれじゃシャフト部分の修正しかできないな。

フレーム外周は何か別の手段を考えないと……」


ぶつぶつ……


「ああ! これもストラトタイプのエレキギターのように

ヘッドはボルトオン方式にして交換できるようにすればいいんだ!」


「そんなラケットで強度が持つかい!」


ぺしっ!


「あうっ!?」


「日影先生……」


「はあ、あんたねえ……」


「あ、やっぱりセットネック方式じゃないと駄目ですかね?」


「いや、それだと交換ができなく……ってそうじゃなくて!

あんた楽器経験者なの? なんかえらい詳しそうだけど」


「いや、ちょっと作者がぼっちざろっく観てけいおん以来のギター熱が出てきちゃってね」


「メタなネタを言うな!」


ぺしっ!


「あうっ!?」



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