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第二話  買い食い

「ラフ&スムース 第二章」







…………おかしい。


案の定、すぐに店が見える位置までは着いた……のだが

何故か店にはまったく辿り着けなかった。

まるで砂漠の旅人がオアシスの蜃気楼でも見ているかのように

もがいても、もがいても近づくことができない。


代わりにどんどん手荷物が増えていった。

しかも、食べ物ばっかり!


たこ焼き、クレープ、ソフトクリーム、ハンバーガーに大判焼き

団子にフランクフルトにお好み焼き(しかも焼きそば入りのミックス)

そして特大サイズのファン○オレンジ1.5リットル

(実はこいつの存在が一番困る! 外では極力水分を摂らないようにしているのにっ!)


何故なのか! 


今は商店街の広場の一角のベンチに一緒に仲良く座っていた。


「はい、鈴音あ~ん!」


「ちょ、ちょっと買い過ぎちがう? みゆきちゃ……むぐ!」


有無を言わせずにしゅっと口の中に突っ込まれた。

突っ込まれたのは孝志が昔からよく食っていた”トカプチ食料品”という名の店のたこ焼きだ。


ちなみに「トカプチ」とは現在の北海道「十勝」の語源で

アイヌ語で諸説はあるのだが、どうやら「おっぱい」を意味するらしい、これ豆な!

(……しかし、日本語に変換するときになんで「プ」抜き言葉になったんだ? 

普通抜くなら「カ」じゃないのか? う~ん、謎だ)


……それはともかく、学生の頃はここのたこ焼きと大判焼が本当に大好きで

地元からはちょっと距離があるここまでわざわざ自転車漕いでよく買いにきてたんだが

最近は味が落ちてきてあまり食わなくなってたんだよな……


まあ、飽きたってのもあるんだろうけど、昔はもっとこだわって作っていたよなあ、あの店は……

どうせなら他のを口に突っ込んで欲しかったんだが、まあ仕方がない


「はふっ、あふっ、はふっ……んぐ、んぐ…………ごくん……!」

(あ、熱っ! 熱いよマジで! みゆきちゃん! 口の中やけどしちゃう!)


「…………」


…………ん?


「……どう? 美味しい?」


ワクワクしながらみゆきちゃんが聞いてきた。


「……お……美味しい!」


「でしょう~! ここのたこ焼き、前々から鈴音に一度食べさせてあげたかったんだ~」


満面の笑みで満足気なみゆきちゃん

……しかし、これはいったい、どういうことだ?


「ささ、もうひとくち!」


確かめねばならなくなったので


「あ、あ~ん……」


今度は自分から口を開けてみた。


彼女はニコリと微笑み、しゅっとすかさず僕の口の中に放り込んできた。 

いやそのスピード感マジで怖いんだけど!


少しでも手元が狂ったら僕は天に召されて

爪楊枝使いの必殺仕事人”爪楊枝のみゆき”が爆誕しちゃいそうだよ?


「……はむっ! ……はふっ、はふっ……むぐ、むぐ…………ごくん」


でも、熱いけど……やっぱり、美味しい!


……なんだこれ? 昔の味が蘇った!?

店主やる気出したのか? やればできるのか?


「みゆきちゃん……最近、この店の評判って、良くなった?」


「ほえ?」


一瞬、何が聞きたいのかよくわからない、という表情を見せて


「昔から評判だよ? いつも食べてるけど、いつも変わらず美味しいよ?」


……そ、そうなのか?

それってつまり、劣化してたのは……



「僕の舌がバカになってたんかいっっ!!」



「うわっ! なに急に? どこに突っ込んでるの?」


僕は無意識に急に立ち上がり、独りで空中にツッコミを入れていた。


「い、いや……こっちのこと……」


とりあえず、恥ずかしくなったのでスゴスゴと、座る。


思わず叫ばずにはいられなかった。

確かに加齢によって味覚は落ちてゆくという話を聞いたことはあったが

実際に比べてみると、ここまで落ちているものなんだナ~……

いや、もちろん個人差もあるだろうから単純には比較できないんだろうけど……これはちょっとショック!


おのれ! プロローグの孝志の朝飯が不味かったのも、そのせいかっ!!


「……じゃあもしかして、その大判焼きも?」


「はい、あ~ん!」


何かを察したようで、すぐさま気を利かせてみゆきちゃんが僕の口元に持ってきてくれた。


「んぐっ! ……もぐもぐ……ごくんっ」


「…………」


「……どう? どう?」


目をキラキラ輝かせて、僕の感想を待っているっぽいみゆきちゃん


「……おいしい!」


この店の大判焼きは餡子も生地も全て自家製で、マッチングもほぼ完璧に近い

そして絶妙で最適な甘味を計算で叩き出し、どんどんお腹に入れられるという”減量殺し(ダイエットキラー)”っぷり!

(……あ! なんか型月の技名っぽくて、なんだかかっこいい!)

いくらでも食べられる風に仕上げてあったのだ。 元々はな……


……まあ、まともな舌の持ち主に対してしか、

その効果は発揮しなかったというのが、今わかったんだけどなっ!

そうか、孝志は”減量殺し殺しアンチ・ダイエットキラー”の持ち主だったのか……


「でしょでしょ? さあもうひとくち」


「あ~ん……って! 違うでしょー!」


ズビシッ!


こんな所でメシ食ってる場合じゃねー! って

おもわずツッコミを入れてしまった。

今度は、まともに……あらやだ! 入っちまった!


「「あっ!」」


ポロッと、みゆきちゃんの手から、大判焼きが落ちた。


やばっ!


パシッ!


地面に落ちる寸前に、辛うじてダイビングキャッチ!

すんでのところで堪えた……かに見えた。



ゴンッ!☆


「あいてっ!」


なんか目から火花出た


「あっ…つっ!?」


ポロッ……べちゃ!


「「あ! ああ~~ぁ……」」


……二人してため息。 手からこぼれ落ちたそれは、無残にも雨上がりの液状化した大地にほぼ同化してしまった。


「…………はは……残念だけど、これじゃ3秒ルールも無理っぽ……いっ!?」


苦笑いしながらみゆきちゃんの方を振り向くと、超目の前にみゆきちゃんの顔がそこにあった。

吐息の当たる距離。 ともすればあとちょっとだけ背筋を伸ばすだけで簡単にキスもできそうな距離。


きめ細かな白い肌に、整った綺麗な顔立ち、今にも吸い込まれそうな澄みきった瞳、

それにさらさらのロングヘアーからはふわっと何だかとてもいい匂いが漂って、僕の鼻をくすぐってきた。


瞳と瞳が互いに重なり合う……


「「…………わわっ!」」


慌てて二人、距離を取る


ちょっとどきどきしたっ! だってみゆきちゃん、よく見ると以前よりもすごく綺麗になってる……

元から素材は抜群だったがこの一年間で更に磨きがかかってるよ


「…………」


……疑問だが、これで言い寄ってくる男子はいないのかな? 

そういう話本人からは全く聞いたことは無いんだけど……

でも、絶対いるよな! これだけの上玉で(表現古っ!)いないなんて、ありえない!


たとえ自らが彼女と釣り合わない事がわかっていたとしても

玉砕覚悟でもアタックする無骨なチャレンジャーはいなかったのか?


多少無理めでも宝くじは買わなきゃ当たらんぞ!


だけど、ぜんぜん男っ気は無いよなあ~不思議なくらいに

彼女なら、選り取り見取りだと思うんだが…………そういうの、興味ないのかな?


「……あ……ご、ごめんなさいっ! ……折角鈴音がキャッチしたのに、わたしったら頭ぶつけて邪魔しちゃって……」


ああ、それで目から火花出たのか

ちなみに、今の火花は……S35C……いや、S55Cくらいは、あったかな?(わかり難い工業系おっさんボケ)


「いや、僕の方こそごめん。 余計なツッコミ入れちゃったのが原因だから……」


「「…………」」


何故か無言になる二人


朝、この娘に僕は、泣き止むまでずっと抱きしめられてたんだよな……


そう思うと、今の急接近で更に意識して顔が赤くなってきた。


二人揃って下に俯いたまま固まっていた。




「そ、そういやさっ!」


「な、なに? 鈴音?」


いい機会だ

この気まずい雰囲気もあれだし、ここで聞いてみよう


どうせ鈴音だと聞きたくてもこういうの聞けないだろうし

こうやっていつも内側に溜め込んでるから良くないんだよなあいつは……というかこいつは


だから僕がガス抜きというか、ストレス発散させてやらないとな! うんうん!


「あの……みゆきちゃんって、すごく男子にモテそうな気がするのに、

そういう話一切しないよね? ……なんで?」


「…………」


みゆきちゃんが、なんか無言で目を見開いたまま固まった。


「…………びっくりだわ」


「……え? なにが?」


「そんなことを私に聞いてくるのも、もちろんそうなんだけど、

何よりも、鈴音がそういうことに興味持ってきたんだなあってとこに、特にびっくりした!」


「……そ、そうかなっ?」


……今のは僕、どちらかといえばオヤジ的思考で聞いたような気がするのだが、まあ

答えてくれるんなら何でもいいや


いや、でも一応鈴音もお年頃なんだからそりゃ多少はそういうのにもキョーミ持つでしょ?

あれだけ周りの女子がそれ系の話でワイワイ盛り上がってたら、嫌でも気になってきてしまう

だからといって会話の輪に入れるかどうかはまたこいつの場合別問題なのだが


「……やっぱり、女の子の一年間って大きいわね………… っ! もしかして、鈴音もそういう経験してきた?」


あ、しまった!


「い、いやっ! 僕はっ! べつに、何も……」



何も無かった……ワケではない。


でも違う


アレは色恋沙汰というよりは……


単なる……



「ふ~ん? なんだかあやしいぞ~? ほれ! お姉さんに話してみなよ~」


ちょっとニヤつきながら追求しようとする彼女


「な、何も無いよっ! それよりみゆきちゃんはどうなのさ?」


薮蛇だった。

こういう話を切り出したら当然こっちにも返って来るのは当たり前だったのに……

迂闊だった。


「…………」


なんか察してくれたのか、みゆきちゃんは一瞬僕の目を覗き込んで

それ以上は追求してこなかった。


「……そうね、私も、特に何も無いかな~?」


しまった!

こっちから聞いといて、この返しは最悪だよな僕

でも本当にそういった話なんて無いから言いようがないんだよ!

機嫌損ねちゃったかな? ごめんみゆきちゃん!


「うそうそ! これでも私、それなりにモテることはモテるんだよ? 

何度か男子グループにカラオケとか遊びに誘われたり……

ラブレターだって、結構貰ったことあるし! ……どう? すごいっしょ?」


えっへん! というおどけた態度を取る彼女


ずきっ!

と、何故か一瞬胸が痛んだ。


「あ~やっぱり! 流石はみゆきお姉さま!」


「……でも今のところ、私その気はないんだよね~」


「……えっ? なんで?」


僕がそう言ったら、ちょっとだけ彼女の表情が曇ったような気がした。

でもすぐに


「今は部活とかで、みんなでワイワイやってる方がいいの!

だからそのこと椛に話したら、なんかあいつ、自動排除してくれるようになっちゃって!」


「そ、そうなんだ、羽曳野先輩……みゆきちゃんのガードマンしてるんだ?」


それじゃあ良い虫も悪い虫も寄って来れないな

なにやってんの、あの先輩は?


「だからあいつ、自分の分と私の分の両方の窓口やってんの! 

あいつもなんだかんだでかなりおモテになるのよね~」


まあ顔だけはいいからな、あの先輩も

黙ってたら騙されて寄って来る男子も結構いるんだろう

そして食虫植物モミジさんにガブリ! といかれる……と


「……でも、短い青春時代にしかこういうのって体験できないよ! 部活に頑張るのもそりゃいいけどさ!

大人になってから、やっぱ恋愛もしとけば良かったって後悔しても、過去は二度と帰っては来ないんだから

ボールもそうだけど、チャンスは拾えるうちに拾っていかないと、ダメだよ!」


みゆきちゃんには幸せになって欲しい

数少ない僕にとっての大切な人なんだから


「…………なんだか鈴音、急に大人びたこと言うわね?」


「んぐ!」


い、いかん! 今のは孝志の後悔の怨念も若干混ざっていた!


「……でもま、確かに鈴音の言い分も尤もだわね、チャンスボールは拾える時に拾わないと、そりゃ勝てないわ」


「で、でしょー? べつに今から結婚相手探すわけでもないんだし、練習だと思って気軽にでもいいんじゃないかなー?」


「それじゃあ勝てないでしょ」


「う! ……確かに、ごもっともです」


どうせやるなら真剣に、か……みゆきちゃんらしい


彼女は軽くため息をつき、僅かに口の端をつりあげ


「ありがと……鈴音」


そう言って、優しく微笑んだあと


「でもね、私は相手を選べる立場じゃないの…………たぶん、恋愛なんかにはおそらく一生縁がないんじゃないかな?」


「……えっ?」


「……あっ! ううん! ごめんなんでもないの! 忘れて!」


「…………」


……どういうことだろうか?

恋愛が、できないって今、確かにそう言ったよな


家の事情かなにかで? 

もしかして、みゆきちゃんって旧態依然としたような凄い良家のお嬢様で

既に決められた婚約者がいるとか?


でも、僕はみゆきちゃんの家にも遊びに行ったこともあるけど

普通の家庭っぽかったけどな……親には一度も会ったことはないんだけど


「れ、恋愛くらいは、自由じゃんか!」


「鈴音?」


「どんな事情があるのかは知らないけど、周りの環境に流されることなんか、ないよ! 

みゆきちゃんは、自分のやりたいようにやったらそれでいいんだよ! たぶんそれは間違いじゃない!」


「…………」


「少なくとも僕は、みゆきちゃんのこと全部信用してるから、だから、曲がらないで、

後悔なく、まっすぐに進んで欲し……もご!」


僕が力説してるとみゆきちゃんはその口にまたもやしゅっとたこ焼きを放り込んできた。


「……もごもぐ、はふはふ……ごくん! ……もうっ、せっかく真面目に話してんのに!」


「ふふ……やっぱ鈴音、この一年で変わったよね? そりゃトカプチも大きくなるわよね?」


「ぶふぉ!」


タコさん吹いちゃった……


なんだ、知ってたのか!

これからどうやってみゆきちゃんにトカプチ連呼のエロトークさせてやろうかなとか考えてたのに


「なんでもできる証拠はどこまで育ったのかな~?」


古い! 古いよネタが! 孝志にしかわからないからそれ!


「だ、だからねみゆきちゃんっ」


「よし! じゃあやりたいようにやるわ!」


「ほ、ほんと?」


そういってワキワキとした両手を僕に近づけて来た。

え? なにその手つき?


「私鈴音と結婚するっ! 鈴音、結婚してくれ~!」


そう言いつつ僕のおっぱいを鷲掴みにして揉みまくってきた。


「ちょ、やめっ! ぎゃああああああ~っ!」


「おおぅっ! これはなかなかに育っておりますなあ~」



おっぱい揉まれながらプロポーズされる人生があるとは夢にも思いませんでした。



「はあっ……はあっ…………まったく!」


ひとしきり揉まれたあと、僕は顔を真っ赤にして両手で自分のおっぱいをガードしていた。


むにゅっ!


「…………あっ!? ……わわわっ!」


いかん! 自分で触るのもいかんかったんだ、今は!


「ごちそうさまでした」


行儀良く両手を合わせ、目を瞑ってぺこりとお辞儀をする

満ち足りた表情のみゆきちゃん


僕は半分涙目だ。


「いやまだ、いっぱい食べ物残ってるからっ!」


「あらそうでしたわね、ほほほ

さあダーリン、たんと召し上がって~」


おっぱい揉みまくられるダーリンって、もはや意味分かんねえな



……結局なんか誤魔化された気がするが、また今度問い詰めてみよう



……あ! いいこと、思いついた。



アッツアツのフランクフルトに、付いていたたっぷりのホワイトソースをかけまくって


「はいっ! みゆきちゃん! あ~ん!」


「えっ、あ、いいよわたしは自分で……むぐ!」


有無を言わさず突っ込んだ。 さっきのお返しだ!


「むぐ、むぐ…………む~~~……」


よしっ! 思ったとおりだ…………これは、エロい!


熱いのに必死に飲み込もうとしてる感じがまた壷ですね!

ぽたぽたと流れ落ちてるホワイトソースもいい仕事してるぜっ! 

これこれ! これが見たかったんだよ


「ぷはっ! はあっ、はあっ……もうっ! これすごく熱くて太くて、こんなのわたし飲み込め、ないよ……」


「…………………………いい。」


「……え? なにが?」


動画撮影しておけば良かった……


セクハラも成功したことだし

ささっと取り分けて

テキパキと処理していった。



「……うっぷ!」


買い込んだ食糧は結構な量があった。 

夕食はもうこれだけで十分。 これ以上はカロリーオーバーだ。 

鈴音の脳内コックピットにも「DANGER」って赤い文字がいっぱい点滅表示されてるし!


……あ、でもまだ後でみゆきちゃんとのティータイムもあるのか……?

まだ食べるのかな? みゆきちゃん、ここんところくに運動もしてないのにな……まあ、いいけど。


…………それ、口に出して言うのはやばい気がするからやめておこう


……さてと、やっと本来の目的地はもう眼前だ!

それじゃ、とっとと直してもらって明日からがんばるか!


「……あっ! 鈴音鈴音っ!」


彼女は、眼前まで近づいている店をまたもや無視し

隣の店のショーウインドウを覗き込んでいた。


……いや、もういいって!


「あれあれ! あの店に飾ってるランジェリー見てっ! 超かわいいっ! 

鈴音にも凄く似合いそう! ねえねえ、ちょっとだけ見ていこうよ~!」


「超絶にお断りします!!」


「え~なんで~?」


頼むから、そういうのはせめて鈴音OSの時にしてくださいお願いします!


心の中でなんか


「恥ずかしいから、やだ!」


という声が聞こえてきたような気がした。






こんばんは、新田です。


今回はただの繋ぎ回だったのですが

思いの外、難産でした。


あれこれ試行錯誤してたのですが、どうやってもなんかうまくいかないので

正直もう全ボツにして次行こうかと思ってたくらいでしたが、

折角なので一部だけ除外してやっぱり公表することにしました。 ごめんなさい。


というのもですね、今までは本当にただ自分の感性だけで好き勝手書いていたのですが

二章からはちょこちょこ他作者さまの作品も読ませてもらいながら進めてたりしています。


実はこれがいけない!

いや、勉強にはなるのです。 ものすごく!

他作者様の素晴らしい作品の数々を拝読させていただき


「みんなレベル高いなあ、それになんでこんなに面白く書けるんだろう? 

それに比べて僕なんか、児戯にも等しいよなあ……」


と、凹みまくって一向に筆が進まないw


なんとか迷いを振り切って(?)どうにかこうにかUPできました。

ありがとう感想欄の方々、ブクマの人達! 

たぶんこれなかったらまたエタってたかもしれないよ~(メンタル弱すぎ!)


そういうわけで、お買い物編はもう少し続きます。


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