表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

Who are you?

遠くから声が聞こえる。


「おーい、リンダ!」


突然、名前を呼ばれたリンダは驚く。誰かいるのだろうか。


「こっちよ!私よ!」


辺りを見回すと、遠くに手を振りながら叫ぶ少女が一人、立っている。しかし彼女は私の知り合いではない。

それでも彼女と私以外、周囲に人の姿は見られない。

とにかく、近寄ってみることにした。


リンダは、先ほどよりもだいぶ近づいた距離から、見知らぬ少女に尋ねた。

「あなたはいったい誰なの?どうして名前を知っているの?」

すると、驚いたような表情で少女は答えた。

「あらリンダ、あなた私のこと忘れているの!?私メリーよ!」

「忘れるも何も、メリーさん。私あなたを知らないわ」


「ああ…なんてことなの」

急に、顔を青ざめさせてメリーはがっかりする。しかし、リンダには何が起こっているのか全く分からない。

人違いだろうか。いや、人違いなのだろう。私はこの、目の前で落胆しているメリーという名前の少女を知らないのだから。しかし、そのことを正直に申し上げては余計に動転してしまうのではないか。

迷った結果、話の流れを変えるためにある疑問をぶつけてみることにした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ