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小説に参考にされた方は、一言でもいいのでコメントいただければ、とても励みになります。ご協力ください。

もしくは“おおゆみ”。


◆起源をたどると◆


凄く歴史の古い武器の一つです。紀元前4~6世紀くらいでしょうか。

周末期の時代、もしくは春秋戦国時代にまでさかのぼり、孫臏そんしの兵法に記述が見られます。


横山三国志の諸葛亮が発明したっぽい感じで描写されたこともあり、誤解を受けがちです。

諸葛孔明は改良して元戎を作りました。


ヨーロッパで戦争に使用されたのは11世紀になってから。狩猟としてはもっと古くから使われていたようです。クロスボウと呼ばれました。




◆構造と特徴◆


横向きにした弓です。

台座に溝があり、そこに弓を装填します。


弦は腹部に台座を固定したり、足で引っ掛ける場合と、梃子てこを利用して引く場合、巻き上げ式の場合があります。


長弓に匹敵するぐらいの張力を得られ、その威力は鎧を貫きます。



・長弓に比べて力が要らない

・片手で扱える(といっても軽いわけではない。3~10キロ)


・馬に乗ったまま使える(普通の弓は騎乗したままでは使わない)

・訓練が必要ないので、農民にも使わせられる


・長弓熟練者は一分間に12発ほど撃てる

・弩は2発


・2本同時に発射するものや、10本発射するものもある(ただし城に備えられたもの)

・矢が短いので、相手の弓兵に再利用されない


◆使用場面◆


キリスト教徒に対する使用を禁じられたりしました。


中世当時の戦争は、身代金の要求が基本にあるため、相手を即死させるクロスボウは使い勝手が悪かったとされます。


しかし、使い勝手の良さからキリスト教徒にもばっちり使われてしまっています。

まあ、使えるものがあって、キリスト教徒だけ禁止といわれても、守る奴はいないでしょうね。


領主の賊への備えとしても使われています。


中国では民間の保管・使用を厳しく管理し、製造も国が行なっていました。



◆小説では?◆


銃を使わない時代なら、主要な武器の1つになると思います。

傭兵や山賊などが使うと、かなりの脅威になるでしょう。


冒険物としては、モンスターが比較的大型が多い世界、しかも数は多くない、というような場合なら、大活躍だと思います。


数が多い場合は、弓の方が良いと思います。



◆個人的に◆


原理自体は古くからあるので、転生チートとして使うのは難しいかもしれません。

しかし、製造法が国に管理されている場合、その原理をしっているのはとても強いと思います。


ちなみにボウガンは商標登録されているらしく、ニュース等では使えないそうです。

へぇ~、と思ったあなたには、意見・感想お待ちしています。

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