表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/112

証を立てる

 同時、その言葉によって、柳児の〔操十糸(ストリング・ドライバー)〕と桧王が、ぼんやりと紫の輝きを放ち始める。その光景を、一虎は前に深夜と柳児の諍いの中で見たことがあった。さらには、昨晩火照った頭を鎮めるために読んだ参考書に、その光景の意味が載っていた。少年は、知識を言葉に変える。



「〔裏論使い〕の持つ、〔裏論〕を使う上で果たすべき責任。〔ジン核〕への〔立証責任〕」

「その通りです」



 鎌足の肯定を受けた次の瞬間、桧王を盾に臨戦態勢となった柳児が連続して言った。



「俺は〔立証〕する」

「俺は落ち目の〔反咲工房〕を立て直すため、〔工学系裏論〕を学ぶためにここへ来た」

「そのためには、俺は世界に〔反咲工房〕の〔武装化技術〕がいかに優れているかアピールしなければならない」

「だから俺はアンタを、アイン・シュバルツ仮名を、俺自身が製作した〔裏論武装〕で倒す!倒すことで、反咲の技術力の高さを示す!以上だ!」



 自分の目的と意思を示す柳児の叫び。それに反応して、〔操十糸(ストリング・ドライバー)〕と桧王を包む紫の輝き、〔対光(アンチライト)〕が、ぼんやりとしたものから確かなものへと変化する。その光景に、鎌足の声が重なる。



「〔ジン核〕の使用者、〔裏論使い〕は、いかなる状況においても、〔なぜ戦うのか?〕と問われれば、その答えを〔ジン核〕に対し明確に示さなければならない。なぜかわかりますか?」



 質問に、一虎は持てる知識を総動員して答える。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ