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井上恋晴という女の子

当日、俺はそれなりにおしゃれをして待ち合わせ場所でハルを待っていた。普段降ろしている前髪をあげ寝癖も治してきた。顔はそこそこかっこいいと思っているので、ラノベのかっこいい主人公の気分だ。


「ラブコメならかわいい女の子がヤンキーに絡まれてたり、道に迷ってたりするんだけどな、」


そんな展開ある訳もなく俺はハルを待っていた。


「、、、、もしかして、ユウ?」


そんな声が後ろから聞こえてきた。俺はハルがまさかの美少女展開になんて、ある訳ないよな、そう思いながら振り向こうとしたその瞬間、ゲーム上とは少し違うその声に違和感を覚えた。


「え、、、井上さん、、、、!?」


「、、、、石山くん、?」


振り返るとそこには、青色のキャップにダボっとしたパーカー姿の井上恋晴が居た。


そんな展開ある訳あった。


「、、なんで、あなたがここにいるのよ」


いつもの学校での態度とは違い、ゲーム上で聞く少しぶっきらぼうな声だった。


「それはこっちのセリフだ。あの井上さんがゲーム廃人?!、、しかもその格好、」


「、、うるさい!ハルが石山くんだなんて思わなじゃない。だからいつもよりラフな格好できちゃったのよ。あなたなんか前髪あげて色気付いて、陰キャだったんじゃないないの!?」


俺はまだ状況が掴めていない。それは相手も同じようだ。少しの沈黙の後、恋晴が口を開き


「...まぁ、しょうがないわね。まさかユウがあなただとは思わなかっけど。..このことは絶対秘密にしてよね」


「それはお互いにな。ま、あの井上さんがこんなんだと知ったら、、想像したくねー」


「それはどう言うことなのよ!!」


こうして俺たちの「リアル」ラノベラブコメの物語がスタートした。



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