レコ
「あれ?どうしましたか?主様」
「あれじゃねーよどういうことだ!!本当に使えたぞ!!」
「だから言ったのに。あなたは本当に悪の始祖なんです!!自覚してください!これからは周りを恐れず、好き勝手してください!!」
まじかよ。でも別にやりたいこともないしな。まあ、復讐するのも楽しそうだが、本当に出来るのか?そもそも俺には勇気がない。後押ししてくれる人がいないと・・・
「・・・」
「?どうしました?主様」
「決めた。一番にやりたいこと」
「おお!そうですか!!私はただ夢で主様を応援するだけですが、頑張ってください!!」
「お前、アカシックレコードだよな?何でも知ってるんだよな?」
「?ええ、大抵のことは」
「人間の体を作って、お前の意識をその中に入れる、ってことは出来るか」
「・・・!?主様!!そ、それってまさか・・・」
しまった!やり過ぎたか?それとも出来ないことだったか?
「私に体を与えてくれるのですか!?」
「・・あ、ああ!そうだとも!!」
「ああ、何という幸せ!!これで主様に直接触れることが出来ます!!夢だけでなく、ずっと主様といられる・・・!!」
なんだかすごくうれしがっているようだ。
「お任せください主様!!この私が方法を主様にインプットしておきます!!素材の作り方からすべて!!」
こうしておれは、まず一緒に着いてきてくれる人を作ることにした。
「本当にラノベでよく見る、いやそれ以上のチートだな・・・」
素材が自分の手からポンポン出てくるその情景に、俺は思わずそう思った。
思ったより早く完成したはいいものの・・・
「あ、ああ、主様~!!!!」
肌が異様に白色で、ものすごく整った顔立ち、それはまさしく・・・
「くっそ美少女じゃねーか!!」
「主様の好みを調べさせていただきました!これで私は主様からの熱烈な寵愛を受けられるとおもって!!」
「俺好みだと!?」
「ええ!その通りです!この体は、主様の好きにしてください!!」
「あ、ああ。わかった。とりあえず離れてくれ」
髪から足先まで真っ白。瞳は赤い。瞳はおれの好みだが、おそらく肌は材質の表れだろう。しかし、触れても本物としか思えなかった。
とりあえず適当な服を作り、着せた。
「名前はどうしようか」
「名前をいただけるのですか!?」
「アカシックレコードのままじゃねえ」
「私はかまいませんが」
「じゃあ、アカシックレコードからとって、レコにしよう!これからよろしく!」
「はい!このレコ、主様のために頑張ります!!」




